[6年生向け]国試体験記★QB1周目問題で国試を乗り切る!

編集Iです,こんにちは.
今回は,K大学K.Sさんの国試体験記をお送りします.

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QB1周目問題で国試を乗り切る!
(K大学K.Sさん)
実習や部活が一段落して,さあ,国試の勉強だ!と意気込んだのはよいものの,勉強の進め方に悩む方も多いと思います.私もそうでした.私の大学では,とりあえず学年で一括購入したQBとネット講座を何となくやっているという人が多かったのですが,実はこれは大きな落し穴なのです.

 

◆取捨選択の勇気

国試の勉強では,ただ量をこなすことはオススメできません.
特に近年の国試ではより多くの疾患をより深く問われており,求められる知識が膨大です.
そのため,勉強すべきこととそうでないことの取捨選択が重要で,場合によっては切り捨てる勇気が必要になります.
一度勉強して完璧に覚えた知識が嘘のように抜けていたという経験を,多くの方がお持ちだと思います.それに対して,頑張って覚えようとするのではなく,いかに対処するかが重要です.

◆QBの一周目問題しかやらない

5年生の早い段階で勉強を始めた方は,時間があるため全ての問題を解いてしまいがちです.しかし,それは自己満足であり,後々記憶に残っていないことも多いのではないでしょうか.持論ではありますが,知識には限界量があります.90%という高い合格率である医師国家試験において,誰も知らないマニアックなことを覚えるより,多くの人が覚えている基本事項を抜けなくマスターすべきです.
私はQBの1周目問題以外を切り捨て,集中的に勉強を進めました.1周目問題に絞ることで,模試などではまんべんなく得点することができましたが,むしろそれ以外の問題にも手を広げることで,取りこぼしが多くなってしまう人もいました.

◆QBを使って効率良いアウトプット

重ねて申しますが,国試では必要な知識量が膨大です.そのため,それらを身につけるには度重なる復習・アウトプットが必要です.個人的には問題を覚えてしまうくらいまでやるべきなのではと思っています.実際に私はQB1周目問題のみ3周し,必要な知識を効率よく得られたと思います.QB全問題を1周するよりも,1周目問題のみを2周する方が,圧倒的に有効だと思います.

(編集部T.I)

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