[4~6年生・医師向け◆新刊]
フルカラー画像集『イヤーノート・アトラス』!
今回の改訂ポイントは?

こんにちは!編集部のM.Tです.
今回は国試対策に使える新刊のお知らせです.

先週のメルマガでは,
111回国試に向けての最新版『イヤーノート2017』
についてご紹介致しました.
(まだ読んでないよ…という方は下のURLをクリック!
https://informa.medilink-study.com/wordpress/web-informa/post9477.html

『イヤーノート2017』には実は,
・フルカラー画像集
・近年の医学の動向をまとめたトピック集
・内科系専門医試験用問題集
・臨床現場で役立つリファレンスノート
といった付録がついていること,皆さんご存知でしたか?

今回はその一つである,
フルカラー画像集『イヤーノート・アトラス』について,
ご紹介できればと思います.

 

■ 国試における画像対策の意義

110回国試では,27.8%(139問/500問)が
画像付きの問題(画像問題)でした.
近年の国試をみてみると,全体のおよそ1/4,
臨床問題についてはおよそ半数が画像問題です.

臨床問題の合格基準が65~70%程度であることを考えると,
画像を正しく読める力が,
受験生にとって必須のものであることがわかりますね.

また,画像問題の中には「画像がわからなければ解けない問題」や
「画像のみでも解ける問題」なども存在します.
国家試験において効率よく得点していくためにも,
皆さんぜひ,画像対策をしていただければと思います.

 

■ 『アトラス』,改訂のポイント

その1:362点の新規画像

新しい疾患概念の登場,診断基準の変更などによって,
医学生が目にしておくべき画像も変わっていきます.
また,放射線科学分野の技術の進歩に伴い,
より解像度・画質を求めるべき画像もたくさん出てきます.

さらに,医師国家試験でも出題される画像が多様化しており,
それらについても新規で追加する必要がありました.
これらを踏まえ,今回の改訂では362点の新規画像を追加.
計1,900点のフルカラー画像集として生まれ変わりました.

その2:これからの国試を見据えた作りへ

最近の国試では,Alzheimer病,急性虫垂炎の診断などで
MRI・CTの「冠状断像」が問われたりしています.
このように,臨床的により有用とされる断面が
国試でも出題されるようになってきています.
これをふまえ,今回の改訂では「同じ撮影法でもより有用な断面のものを」と,
徹底して国試の傾向にあった画像を掲載するようにしました.

さらに今回の改訂を行うにあたり,
近年国試の「画像が使われていない問題」についても着目しました.
例えば,
108D45「多発筋炎・皮膚筋炎の検査所見」のe「四肢MRIのT2強調像で筋内の高信号」や109I28「小児期の皮膚筋炎」のd「診断にはMRIが有用である」といった選択肢からは,
今後の「皮膚筋炎を診断するためにMRIを読ませる問題」の出題が見込まれます.
今回の改訂では,皮膚筋炎の「MRI脂肪抑制併用T2冠状断」を追加するなど,
国試の出題予測も反映し,さらに国試対策に有用な画像集を作成しました.

 

この他にも皆さんが画像対策をしやすいように,
様々な工夫をこらしてあります.
また『イヤーノート』本体には,
『アトラス』の参照ページが記載されており,
各疾患の画像所見を文字情報だけでなく
実際の画像とセットで暗記できるようになっています

mediLink版アプリでは,『イヤーノート』→『アトラス』のリンクが
よりスムーズにできるのですが….
これはまた後日,
「mediLink版アプリ」についてのメルマガで,ご紹介させてください.

『イヤーノート・アトラス』のことをもっと知りたい!
という方は以下のURLをクリックしてみてください!
http://www.yearnote.com/appendix/atlas_concept/

それでは今回のメルマガはここまで!
これからもアプリの紹介や,
実際に『イヤーノート』を使った先輩の体験記などを
お届けしていきます!お楽しみに!

(編集部M.T)

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