[6年生向け]国試体験記:部活も勉強もあきらめない!スキマ時間で国試対策
こんにちは,編集部のK.Aです.
秋分を過ぎて,ようやく涼しくなりましたね.
学生生活最後の夏が終わって部活を引退し,
いよいよ国試対策本番!という人もいれば,
秋の学祭が天王山!という人もいるのではないでしょうか.
今回は、10月の学祭まで部活をやり遂げながらも
国試を乗り切った先輩の体験記を紹介します!
◇◇◇
国試体験記:部活も勉強もあきらめない!スキマ時間で国試対策
(T大学 R.Yさん)
国試の勉強にかける時間は人それぞれですが,
6年生の春から始めるとすれば1年という期間になり,かなり長丁場です.
これだけ長い間,自分の思うように勉強を継続するのは難しいことだと思います.
私はダンス部に所属しており,
6年生の10月にある学祭の公演に出ると決めていたので,
秋は国試勉強をお休みしてしまいました.
同じ部活の友人達や,同級生で公演系の部活に所属する友人達もみな学祭に出るため,
同様に勉強はお休みモードでした.
しかし,周りを見渡してみると,
それ以外の同級生は夏の東医体まで部活に専念し,
引退した秋からエンジンをかけ始めるというパターンの人が多いように思われました.
そんな中,自分達だけ勉強が疎かになる焦りは結構大きかったです.
周りが話している内容がどんどん高度に感じられるようになり,
秋の模試の成績もかなり下がってしまいました.
それにもかかわらず,私は焦らず,落ち着いて勉強を進めることができました.
そこでどのように勉強をしていったかをお話ししますね.
◆少ない時間でひと頑張り◆
勉強法としては,毎週友人同士でノルマを決め,
そのノルマだけは意地でも終わらせるようにしていました.
私の大学では毎週1科目ずつ卒業試験があったので,
せめてその科目のQBだけは解き終えるといった感じでした.
土日に部活がある場合でも,空き時間は自習室で勉強するようにしました.
少ない空き時間では大して勉強できないしいいや,と思ってしまいがちですが,
少しの知識でも増やしておくのとおかないのとでは,
後の勉強の捗り方がだいぶ変わってきます.
丸々1科目手をつけないで放置したりすると国試が近くなってから苦労します.
また,私は平日の部活の後にもうひと頑張りし,
ビデオ講座を2コマ見てから帰るというのをルーティーンにしていました.
規則正しい生活をし,リズムを身につけるチャンスにもなりました.
◆周りに流されないで遅れを取り戻す!◆
学祭が終わり,11月は猛勉強しました.
友人は遊んだりしていましたが,流されずに我慢して,
そこで今までの遅れを取り戻しました.
ここで追いつければ問題ありませんし,十分追いつけます.
勉強の甲斐があって,12月の模試では挽回することができました.
しかし,反省点もあります.
公衆衛生の卒試は学祭の直後にあったので,必要最低限の勉強しかできず,
その後一度もQBを開くことのないまま1月に突入してしまいました.
1月から公衆衛生に手をつけるのは本当に大変でした.
年を越す前に遅れを取り戻しておくことをお勧めします.
◆最後に◆
国試本番までの長期間,
ずっと同じモチベーションを保ち続けられる人はなかなかいません.
途中で大きなイベントがある人は割りきって,打ち上げだってしっかり楽しみ,
その後に気持ちを切り替えていくことが大切だと思います.
◇◇◇
(編集部 K.A)