[5,6年生向け]マッチング体験記③:面接編
こんにちは!編集部Y.Nです.
「マッチング体験記」第3回目の今回は,「面接」について先輩たちの声をお届けします.
マッチング体験記:面接編
入念な準備で面接を有利に進めよう!
(T大学 T.Sさん)
面接での評価方法や,何を評価しているのかは病院によって様々です.
面接を点数化して評価している場合や,
コミュニケーション能力を重視して学生をふるいにかける場合などもあります.
いずれにせよ,面接を通して自分をアピールすること,
そして面接官の先生に好印象を持ってもらうことが重要です.
そのために僕が実際にどんな面接対策をしたか,
今回書いていきたいと思います.
1.面接官からの質問対策
まず,履歴書はコピーしておいて,面接前に見直すことをおすすめします.
似たような履歴書を何枚も書いていると,
どの履歴書がどんな内容なのか分からなくなることがあるからです.
面接では医師を志望した理由,この病院を志望した理由はほぼ必ず聞かれます.
その他にも,その病院の特色などについては質問になりやすいので,
何が面接で問われそうか病院見学の時に考えておくと良いと思います.
僕は病院見学で履歴書に書く内容や面接で話題になりそうな内容を考えながら,
なるべく積極的にいろんな体験をさせてもらうようにしていました.
病院見学で得た知識は,面接官の先生と自分の共通の知識ですよね.
病院見学を通して得た経験をうまく会話に盛り込めば,
他の人との差別化をはかる大きな材料になるはずです!
2.面接時のマナー
面接のマナー等に関しては一般の就活と共通の部分ですから,
一般の就職活動用の参考書を一読すると良いです.
普段スーツは着慣れていない人が多いと思うのですが,
面接官の先生に少しでも良い印象を持ってもらえるよう,
身だしなみには気をつけましょう.
スーツにホコリがついていないか,しつけ糸は取ってあるか,
靴は汚れていないか,などを面接前に確認すると良いと思います.
男性はジャケットの一番下のボタンは開けましょう!
他にも,面接官の先生に落ち着いた印象を与えられるよう
声のトーンなどにも気をつけましょう.
3.面接で周りと差をつけるために
次に僕の考える“ちょっと人と違う質問の仕方”について話したいと思います.
面接で「何か質問はありますか」と聞かれたときに,
みんなの質問は大抵,似たようなものになりがちです.
そこで,誰でも言えるような曖昧な聞き方で質問するのではなく,
自分なりの言葉で具体的に聞くことで周りの学生と差を付けられるのではないでしょうか.
例えば,
・研修医はどこまでやらせてもらえるか
→希望したら○○な手技までできるか
・学会発表はさせてもらえるのか
→自分なりに患者さんについて統計的にまとめたら報告させてもらう機会はあるか
・選択期間はどの程度フレキシブルか
→希望をすれば選択科に含まれていない診療科をまわることも可能か
などです.
より具体的かつ能動的な表現で質問をすることで
やる気があるとみられ,高い評価を得られると思います.
面接は緊張するので苦手な人も多いと思うのですが,
相手が自分の為だけに時間を割いて話を聞いてくれる貴重な機会です.
入念な準備をすることで自分に自信が持て,
面接にリラックスして臨むことができるのではないでしょうか.
最後になりましたが,これを読んでくださっているみなさんが
面接で効果的に自分をアピールできることを願っています.
_______________________________
3回に渡ってお送りした「マッチング体験記」いかがでしたでしょうか.
みなさんが希望通りのマッチングを勝ち取り,
有意義な2年間を過ごせることを願っています!
さて,来週からは「病院見学のススメ」と題しまして
病院見学の参考になるメルマガを配信していきます.
お楽しみに!
(編集部Y.N)