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実習・マッチング

マッチング:スケジュール・体験記

 

●ざっくり言うと…

 

・マッチングとは,いわゆる医大生の就職活動!

 

・ まずは病院見学から始まる!

 

・6年生の6月下旬から参加登録開始!6年生の10月下旬に結果発表!

 


 

スケジュール

 

参加登録開始から結果発表までのマッチングスケジュールをまとめてみました.

先輩からの話だけでなく,今年のスケジュールをきちんとチェックしておきましょう.マッチングスケジュールは毎年,3月末から4 月上旬に医師臨床研修マッチング協議会のサイトで発表されています.

 

5年夏~6年6月:病院見学(6年生は意外と時間がないので,5年生の長期休みを利用しての見学がおすすめ)

 

6月下旬:参加登録開始(出身大学から,参加登録用のID,パスワードをもらって,オンライン手続き)

 

8月初旬:参加登録締切

 

9月中旬:希望順位登録受付開始(選考を受けた病院の中から,研修をしても良いと思う研修プログラムのみを登録)

 

9月下旬:希望順位登録中間公表前締切(なるべく,中間公表前までに希望順位登録を行っておいてください.最終締切までは,何度でも希望順位の変更が可能です.)

 

9月下旬:中間発表(前日締切時点で,各プログラム毎に当該プログラムを第1希望にしている,6 年生・既卒者の数のみをオンライン公表)

 

10月中旬:希望順位登録最終締切(14 時以前にログインして14 時以降も登録操作をしている場合,締切を過ぎてからの登録内容は反映されません.必ず,14 時迄に登録操作を完了してください.

 

10月下旬:組合せ結果発表(オンラインでマッチ結果を確認)

 

 

マッチング体験記

マッチングの歩き方(T大学Hさん)

・まだマッチング対策を始めていない学生さんにとって,病院見学はなんだか敷居が高いし,勝手がわからず不安でいっぱいだと思います.

でも実際にはマッチングはそんなに大変じゃないし,ポイントさえ押さえればうまくいきます.今回は私が経験した,実際の過程をお話したいと思います.

 

1.見学する病院を決める

まずは自分の見学したい病院を選びますが,理由は何でも構いません.

将来の志望科が充実しているから,給料が高いから,病院のブランドに魅かれたから,暇な病院だから….

理由は何でもいいんです.

見学の段階で重要なことは,本命にする病院の絞り込みや,面接本番のために使えそうな情報をできるだけ多く集めることだからです.

 

2.病院に見学を申し込む

見学申し込みの時もポイントがあります.

それは,必ず面接に加わる初期研修担当の先生がいる診療科を申し込むことです.

わからない場合には,一般的に「内科」「救急」「外科」を見ると良いと言われています.

なぜならば,マッチングの面接官が通常2 ~ 3 人なのですが,上記の科の先生から一人ずつ選出されている場合が多いからです.

その他に,各病院の有名な先生には会っておきたかったので,目当ての先生に会える日を見学のお願いのメールで聞くようにしました.

 

3.見学に行く

申込時には見学できる科が限られていても,実際には研修医の先生にお願いすれば,他科の研修医や指導医の先生にお話が聞けたり,見学ができることがありました.

また,マッチングの筆記試験や面接の内容は必ず研修医に聞いておきます.

どのような問題が問われているか,また「体育会系」が好まれるのか「学問的」な部分が好まれるのかや,面接官の専門分野を探ります.

食事などに誘われたらできる限り参加しましょう.

 

4.願書を提出する

私はあまり履歴書を書いたことが無かったので困ってしまい,先輩に相談したり本屋で履歴書の書き方や面接対策用の本などを購入しました.

書いたものを友人同士で見せ合って意見をもらったのも良かったと思います.

 

5.採用試験を受ける

見学で得た情報を元に十分な対策を行います.

面接では一般的な応答の仕方や,マナーも問われますが,医療知識を詰め込みすぎて,常識的な部分を意外に忘れがちです.

試験前日はのんびり休んで,当日には臨機応変な受け答えができるよう万全の状態で挑みましょう.

 

また,面接は数を重ねるごとに緊張しなくなり,受け答えも上達します.

本命の病院が最初の面接にならないように,面接日の早い他の病院を併願すると良いと思います.

 

6.マッチングの希望順位を登録する

行く気のない病院は書かないようにしましょう.

最悪アンマッチでも二次募集があるので安心してください.中間発表に惑わされず,行きたい病院は迷わず1 位にすることをお勧めします.

 

さいごに

マッチングを通して自分を見直す作業になりました.

「どうして医師になりたいのか」という再確認ができ,そのおかげでぶれることなく最後まで国試勉強ができたと思います.

投げ出したくなる時もあると思いますが,大いなるチャンスと思って頑張ってください.

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