国試

[4〜6年生向け]国試体験記:産婦人科を得意分野に!

こんにちは!編集部S.Oです.

産婦人科はメジャー科目ではありませんが,国試では多くの問題が出題されており,
苦手意識を持っている人も少なくないかもしれません.
今回は,先輩が5年生から国試までの期間に
時期別にどのような勉強を行っていたのか,貴重な体験記をお送りします!
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産婦人科を得意分野に!(N大学 S.Hさん)
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■実習を大切に!■
5年生時は,ビデオ講座(僕はテコム)を見て,
まず,基礎的な病態生理から丁寧にノートを作って勉強しました.
この時期はできるだけ問題を多く解くというよりは,
病みえなどを使って丁寧に,
特に正常分娩の過程や女性の月経周期などは,
友達に図を書いて説明できるくらいになるまで,
時間をかけてひとつずつ理解しながら学習していきました.
また,ポリクリの時に見たり聞いたりした経験は印象に残って忘れないですし,
その経験は後々活きてくると思うので,
正常分娩や帝王切開など,できるだけ多くのことをポリクリ中に体験しておくことをおすすめします!
なんの検査や手術で,どのような器具を使っているかも,
最近の国家試験の傾向からすると流行なので要チェックです!

■6年生はアウトプット中心に!■
6年生の7月前,夏休みに入る前くらいまでに何か一冊問題集を一周しておくことをおすすめします.
5年生までに得た知識をアウトプットして,テストで使える確実な知識にしましょう.
僕はテコムの問題集をやりましたが,QBなどでもいいと思います.
夏休みは模試を活用して他人と自分の勉強の進捗具合を確認しました.
後期が始まってからの9〜11月頃は,学校の授業を聞いて最後の知識のインプットをしていました.
学校の授業は不妊治療などの最新のトピックを学習したり,
それぞれの疾患の病態をもう一度確認するのに利用しました.

■QBオンラインを有効に活用する■
12,1月頃は,自分の知識の抜けを見つけ,それをひたすら埋める
という作業を繰り返していました.
僕は,QBオンラインをランダム出題に設定して解き,
解いていく内に自分の苦手分野を発見したら,次はその分野の問題を解き,
そして病みえで周辺知識も確認する
という作業をしていました.
また回数別の過去問もこの時期に勉強しました.
このようにして,産婦人科に限らず,
全科目で自分の苦手な疾患や分野をなくすようにしていきました.

■国家試験直前から当日!■
さていよいよ国家試験が間近に迫ってくると,レビューブック産婦人科が大活躍しました.
直前期になると,ビショップスコアやパルトグラム,friedman曲線など,
スコアや図表系をサラッと確認したくなることが何度もあります.
そんなときにレビューブックはパッと見るのに非常に便利でした!
また,各疾患のエッセンスが記載されているので,
直前期はレビューブック産婦人科を確認するだけでも,直接点数アップにつながると思います.

長々と書かせていただきましたが,これが僕の2年間の勉強スケジュールでした.
僕自身このスケジュールをこなすことで,
国試本番には余裕をもって臨むことができました!
みなさんの参考になればと思います!
◆◆◆◆◆

さて,先輩を合格に導いたレビュー産婦の最新版,
『レビューブック 産婦人科 2018-2019』が7月6日に発売されました!

■新しい『レビューブック産婦人科 2018-2019』改訂のポイント■
「平成30年版医師国家試験出題基準」に準拠
最新111回国試までの内容を分析・収載
最新の各疾患治療ガイドラインに準拠し,産婦人科の重要ポイントを凝縮
本書オリジナルの写真多数掲載
最新の国試頻出度ランキング「メシュラン2018」収載
CBTに出題される項目も明示

最新の情報にアップデートし,いつでもどこでも産婦の重要事項を確認できる本になっています!
今回,オリジナルの写真を大幅に追加し,画像の解説を充実させました.
画像診断が苦手な人にもおすすめです.
また,国試頻出度やCBTに出題される項目も明示しているので,
国試だけでなく,CBTの対策も捗りますよ!

是非,見てみてくださいね!

(編集部S.O)

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