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国試体験記:持っていたけど本棚の飾りになっていたデータマニュアル

こんにちは.編集部K.A2号です.
卒業試験や国家試験対策を臓器別に進めていると,
「臨床問題は解けるけど,一般はさっぱり…」と悩む人もいるはず.
今回は,体系的な知識を身につけた勉強法を先輩の体験記でお届けします.

 

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持っていたけど本棚の飾りになっていたデータマニュアル
(N大学 Y.Oさん)

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近年はネット講座が充実しており,国試勉強はまずネット講座の視聴から…という人は多いのではないかと思います.
みんなが国試勉強を始める春,自分もネット講座を見始めました.
しかし,この方法をとると多くの時間が講座の予習・復習に割かれてしまいますよね.
東医体・西医体など部活に力を入れている人は,ネット講座を見るだけで終わってしまうのではないでしょうか.

自分も夏の模試までに公衆衛生までのネット講座を一通り視聴しましたが,
いざ模試を解いてみると,意外に点数が取れないことに気づきました.
知識が体系化されず,整理できていなかったことが一番の要因だったのではと思い,
勉強方法にアクセントが欲しくなりました.

そこで,今まで本棚の飾りになっていたデータマニュアル(DM)に目を向けました.
各論,小児,産婦の内容はQuickCheckと内容が重複していると思い,
とりあえず,DM総論からやってみることにしました.
ネット講座は総論より各論重視でまとまっていることが多く,
自分は総論が特に苦手な気がするというのも,DM総論を使い始めたもう一つの理由でした.

 

通学1時間弱の有効活用

自分は通学に1時間弱かかったので,夏以降は通学時間をDMの時間にしました.
片道で20ページを解き,3~4週間で1周することを目安に始めました.
間違えた問題に×,合っていたけれど自信ない問題には△の印をつけていきました.
わからなかった問題は,学校についてからすぐに調べてメモ書きをしました.
総論は過去問演習の効果が一番出やすい分野なので,2周はしたいと思っていました.
9〜10月は電車の中でずっとDMとにらめっこしていました.

 

B・E・Gブロックで安定して得点をとれるように

秋から冬は各社の模試がたくさんあり,
今までの勉強の成果が反映される試験でもありました.
特にB・E・Gブロック(いわゆる総論分野)で安定して得点を稼げるようになっていきました.
もともと一般問題に自信がありませんでしたが,
DMをやったおかげで誤答肢が切れるようになっているのに気が付きました.
相乗効果なのか,総論の臨床問題でも正答率が上昇し,
総論分野が得意になっていったと思います.

 

直前期のまとめに使用

直前期は,すべての分野において知識の整理ができているか不安になることもありました.
問題に向き合った瞬間に度忘れしたときは焦りました.
特に横断的な知識がまとまったテキストがなく,
どうしようと途方に暮れそうになったとき,DM総論を思い出しました.
DM総論は症候別に問題が掲載されているので,
間違えた症候をチェックし,テキストにメモしていきました.

 

第111回国試を受けて

本番では,過去問にあった問題やその知識があれば,問題は解けるようになっていました.
一般問題は,試験時間の節約になりました.
国試対策の教材はいろいろとありますが,結果的にDMが本番で力を発揮したと思います.
これから使用しようとする人にアドバイスするなら,まずは基本を作ってから復習のためにDMを使用するのがいいと思います.
総論の問題はそのまま本番に出ることもあるので,ぜひやってみてください.

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