[4年生向け]『レビューブック・マイナー』第4版 7/1発売!第3回:メシュランでオイシイCBT対策

こんにちは,編集部のF井です.
『レビューブック・マイナー』第4版が7/1に発売しました!

今回は4年生の皆さんに,
4版で新たに追加されたメシュランを活用した,
【CBTから国試までつながるコストパフォーマンスの良い勉強法】
をご紹介します.

◆なぜ4年生?
本書の正式なタイトルは,
医師国家試験のためのレビューブック・マイナー』です.
国試対策書であることを銘打った本書を,
4年生に勧める理由は何でしょうか?

4年生がこれから迎えるイベントをみてみましょう.
CBT・OSCEに始まり,
臨床実習・マッチング試験・卒試・国試・卒後臨床研修…
3年の間にこれだけのイベントがあります.
できることなら,ムダのない,効率的な勉強法を選択したいものです.

さて,これらの中で繰り返し問われ続けるのが疾患各論です.
例えば,CBTでは全出題のうちの約55%を疾患各論が占めますし,
この傾向は国試ではさらに強くなります.

つまり,疾患各論を確実に身につけることが,
長期的にコストパフォーマンスがいい学習方針
なんです.

過去問を覚えるだけの付け焼刃のCBT対策は,
一時的には点を取れても,長期的にはあまりお得ではありません.
重要なのは,CBT以降にも生きるよう,「確実に理解・記憶すること」です.

そこで,解説が丁寧かつコンパクトにまとまっている
『クエスチョン・バンクCBT』シリーズを問題集として使い,
『レビューブック・マイナー』と併用
することをオススメします.

問題を解きながら,疾患各論のポイントがまとまった
『レビューブック・マイナー』を繰り返し参照するようにしましょう.
CBTで確実に得点できるだけでなく,
その後の臨床実習や国試対策も圧倒的にやりやすくなります.

これが4年生に『レビューブック・マイナー』を勧める理由です!

◆メシュランを活用せよ

では,具体的な使い方を例を交え説明しますね.

前回の記事でもお知らせしましたが,
4版では各項目の国試での出題頻度(メシュラン)や,
国試必修問題・CBTで出題されるかどうかが一目でわかるようになっています.

例として精神科の統合失調症をみてみましょう.

…CBT出題
…医師国試必修出題
☆…医師国試頻出度(メシュラン)

は,CBTの出題範囲を示した
「モデル・コア・カリキュラム」記載の項目につけています.
CBT対策ならば,このマークのついた項目を押さえておけば大丈夫です.

しかも,統合失調症は将来受ける国試でも必修となっており,
かつ国試で超頻出だということが一目でわかります.
つまり,集中して勉強すれば,
将来もその知識がずっと役立つことがすぐわかるのです.

このように,CBT対策としてがついている疾患を読む際には,
☆の数にも注目しましょう.
国試でも頻出だとわかると,その分「将来も役立つ」という意識が高まり,
記憶が強化されやすくなるんです.

また,普段から国試での重要度を意識することで効率性がアップし,
その後スムーズに国試対策を始めることができるようになります!

一方,CBT対策だけで考えるなら,
とばしてもいい疾患も一目でわかります.

例えば…

近年,社会で関心が高まっている自閉症.
国試での出題もやはり多く,メシュランでは☆☆☆となっています.

しかし,自閉症にはがついてません!
国試頻出の自閉症が,実はCBTでは問われないのです.

もちろん,自閉症が重要な疾患であることには間違いありませんが,
CBT直前の追い込み期には優先すべき疾患でないことがわかると思います.
このように,がついていない疾患をとばして,
効率よく勉強ができるんです.

今後問われ続ける疾患各論の要点が凝縮され,
CBT・国試での出題に関する情報を掲載した『レビューブック・マイナー』は,
国試対策だけでなく,CBT対策にもピッタリなわけです.

7/3発売の『クエスチョン・バンクCBT』と併せて学習し,
4年生のうちから「疾患の知識」をしっかり蓄えていきましょう!

『レビューブック・マイナー』をぜひ手にとって見てみてくださいね!

(編集部 F井)

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