CBT・OSCE

CBT体験記:「QBオンラインCBT」と ノートアプリで 弱点を克服!【バックナンバー】 

今日はCBT対策体験記のバックナンバーをご紹介します.
この先輩は「QBオンラインCBT」の◎〜✕をつける機能を駆使しながら,弱点をまとめたノートを作ってCBT対策をしていたようです.
CBT受験を控えている皆さんの参考になれば幸いです.


「QBオンラインCBT」と ノートアプリで 弱点を克服!

(N大学Rさん)


1.勉強スケジュール

※N大学では,4年生の8月にCBTを実施.

・3年生秋~4年生夏

この1年間,臨床医学の講義がありました.
3年次はほぼ毎週,4年次はまとめて7月末に修了試験があるのですが,「QBオンラインCBT」(以下「QB CBT」)の問題も出題されるため,
試験前日に試験範囲にあたる「QB CBT」の箇所をさっと解いておきました

授業内容の復習や過去問対策もする必要があったため,あまり「QB CBT」にかける時間は取れませんでしたが,
4年生の夏休みが思ったより短いことに気づいてからは,2~3周はやるようにしていました.

・直前期(4年生7月後半~)

修了試験がすべて終わり,この時点では以下の状況でした.

メジャー科:3年次に1周しただけ.

マイナー科:4年次に2~3周やっていてだいぶ仕上がっている.

診療の基本,基礎医学,4連問・多選択肢:ノータッチ

6月に模試を受けてみて,多選択肢問題は臨床編をしっかりやっていれば十分対応できる,と感じていたため,直前期は臨床編と基礎編に絞って学習を進めました.
また,8月に入ってからは,知識の総確認と4連問形式に慣れる目的で最新問題を2周やりました.

2.直前期の勉強法

7月の終わりから8月中旬まで部活の合宿や東医体があり,あまり勉強時間が取れなかったため,
とにかく短時間で効率よくできるよう「QB CBT」を駆使して勉強に取り組みました.

①「QB CBT」をスマホで解く

移動時間やちょっとした空き時間を利用してとにかく解きました.
「QB CBT」には,問題ごとに◎,◯,△,×をつけられる機能が備わっています.
絶対間違わないという自信のある問題には◎をつけて,二度と見なくて済むようにしました.

1科目分終わったら,間違えた問題(×がついた問題)だけをもう一度やります.
ここでは答えを覚えているので大抵の問題は〇になります.

その後,翌日など時間をおいて,再度〇と×の問題をやりました.
ここでも完璧と思った問題にはどんどん◎をつけていきました.
理解が甘い問題はここでも×になるので,×になった問題と解説をスクリーンショットに撮りました(1科目あたりだいたい5〜15問程度でした).

QBCBTの達成度

濃い青の部分が◎をつけた問題です.
◎を増やしていくことで1周にかかる時間が半分以下に減ります.
15分程度の隙間時間でも1科目1周できるようになりました.

②タブレットとノートアプリで間違えた問題のまとめノートを作る

先述の問題・解説のスクリーンショットをタブレットに送り,
ノートアプリにまとめました.

病気がみえる』や『レビューブック』,インターネットで調べたこともノートに貼り付け,
適宜手書きでメモを加えました.

ノートを作るべき問題を①でかなり絞ってあるため,
一問一問,自分の納得がいくまでじっくりと取り組むことができました.

また,問題数が少ないので,試験に向かう電車の中や当日の休み時間などでの最終確認でもざっと見通すことができ,役立ちました.

ノートアプリ画面

3.終わりに

CBT対策はすべてを完璧にやろうとすると膨大な時間が必要になり,結局間に合わなくなってしまう可能性もあります.
しっかりと学習すべき問題と,そうでない問題を見極め,効率よく学習を進めていくのが合格への鍵かと思います.

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