[新刊(改訂版)]本日発売!『病気がみえる vol.8 腎・泌尿器(第3版)』の気になる改訂ポイント!

こんにちは,編集部 Y.Kです.

 

『病気がみえる vol.8 腎・泌尿器 第3版』が本日発売です.
(地域により少々異なります)

 

書店ではこんな感じで並んでます!

 

書籍情報&立ち読みはこちらから!

 

本日は,この『病気がみえる vol.8 腎・泌尿器 第3版』の
改訂ポイントをご紹介します.

 

 

1.糸球体疾患,急性腎障害(AKI),慢性腎臓病(CKD),
  尿路感染症,腫瘍,下部尿路機能障害などの主要な腎・泌尿器疾患をアップデート!

 

前版 第2版の発行は2014年9月.それから5年2ヵ月ぶりの改訂です.
この間に発行された主な診療ガイドラインは以下の通りです.

 

【第2版以降に公開・改訂された主な診療ガイドライン・指針】

●エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2017
●エビデンスに基づく急速進行性腎炎症候群診療ガイドライン2017
●エビデンスに基づくIgA腎症診療ガイドライン2017
●糖尿病治療ガイド2018-2019
●AKI(急性腎障害)診療ガイドライン2016
●エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018
●JAID/JSC 感染症治療ガイドライン 2015 ―尿路感染症・男性性器感染症―
●腎癌診療ガイドライン 2017年版
●TNM分類(第8版)〈2017年〉
●前立腺癌診療ガイドライン 2016年版
●精巣腫瘍取扱い規約(第4版)〈2018年〉
●男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン〈2017年〉
●エビデンスに基づく多発性嚢胞腎(PKD)診療ガイドライン2017
●小児膀胱尿管逆流(VUR)診療手引き2016
●ED診療ガイドライン(第3版)〈2018年〉  など

 

今回の改訂ではこれらの最新ガイドラインに基づいて
情報を更新しましたが
特にAKIと泌尿器科分野は新しい情報満載です.

 

 

2.「尿路・性器腫瘍」の治療が充実!病期分類の変更も要チェック!

 

「腫瘍」は治療の進歩が特にめざましい分野です.
免疫チェックポイント阻害薬
ロボット支援下内視鏡手術(ダ・ヴィンチ手術)
5年前の前版では掲載していなかった治療ですが,
保険適用も広がり,すでに一般的な治療となっています.
それぞれの作用機序やシステムはおさえておきたいところ.
今回の改訂ではもちろんおさえていますよ!
また,精巣腫瘍の病期分類の変更にも注目です.
キーワードは「GCNIS」.さてこれは何の略でしょうか.
答えは『病みえ 腎・泌尿器 第3版』p.291で!

 

 

 

3.「下部尿路機能障害」に注目!これから「来る」分野です.

 

「下部尿路機能障害」は病態がなにしろややこしい!…ですが,
『病みえ』ではその病態と治療薬の作用機序の関連も
ほのぼのキャラたちが真面目にしっかり解説しています.

 

 

そしてこの分野での大きな変更といえば,
男性下部尿路症状・女性下部尿路症状とガイドラインが分けられ
原因疾患とその治療が細分化されたことです.
それだけ患者数が増えていること,
きめ細やかな治療が求められていることがわかります.
高齢化社会と密接な関係にある下部尿路機能障害.
医療者として知っておくべき内容…というのもありますが,
いずれ自分も通るかもしれない道ですので,
その目線で見てみるのもよいかもしれませんよ.

 

 

4.臨床で役立つ!「輸液療法」「血液浄化療法」を増ページ!

 

みなさんは輸液の原理や選びかた,説明できますか?
色々な種類があっていざ臨床に出たときにはあたふたしそうですが,
基本的な考え方さえおさえていれば大丈夫です!
今回の改訂で「輸液療法」は
「輸液の原理」「輸液の選びかた」に重点を置いてリニューアルし,
輸液を選ぶ例題も追加しました.
輸液に自信のない方は必見です!

 

 

 

また,輸液と同じく臨床で重要な「血液浄化療法」も増ページ
各種血液浄化療法の違いがよりわかりやすくなっただけでなく,
透析患者の社会的サポートなど臨床で役立つ知識も充実しました.

 

見逃せない情報満載の
『病気がみえる vol.8 腎・泌尿器 第3版』.
ぜひ,お手に取ってみてくださいね.

(編集部Y.K)

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