なぜ『QB』が選ばれるのか?◆連載第2回◆mediLinkアプリと鬼連携
こんにちは.編集部のK.A(3)です.
今回の連載では,国試対策の定番の過去問題集
『クエスチョン・バンク医師国家試験問題解説2022(QB2022)』に関連して
なぜ『QB』が選ばれるのかについて,考察してみたいと思います.
前回の記事では,115回国試受験生5,069名へのアンケート調査の結果をもとに
●『QB』の圧倒的なシェア率(95. 7%!)
●周囲と違うコンテンツを用いる勉強法には,不安を伴うこと
●『QB』は30年以上もユーザーの声をもとに地道に改訂を重ね,学生に支持されてきたこと
●5年生の夏までに『QB』を買う学生が7割近くいること
について見てきました.
さて今回は,他の問題演習ツールにはない『QB』だけの大きな特長,
連携機能について見ていくことにしましょう.
◆周辺知識確認タイムトライアル!◆
今回は実際の問題演習→調べ物の流れを想定して,
「問題演習ツール×参考書の組み合わせでどれだけ演習効率に差があるか」を実験してみました.
協力者のAさんには「肝胆膵疾患の外科治療に関する問題(114A7)」に関連して
①『病気がみえる』で選択肢1〜5の疾患の外科治療に関するイラストを表示する(写真orスクショを撮る)
②『イヤーノート』で正解の「TACE」に関する過去の出題を表示する
の合計時間を競ってもらいます.
では早速検証スタート!
CASE1:『QB』以外 × 『病みえ/イヤーノート書籍』
このケースでは『病みえ』『イヤーノート』の索引から地道に該当箇所を探していくことになります.
①『病みえ』で選択肢1〜5それぞれで用いられる治療法を調べるのに3分42秒
▲外科治療はやっぱり図解がわかりやすい!!
②『イヤーノート』で正解の「TACE」に関する過去の出題を調べるのに0分49秒
▲イヤーノートの青字は過去に出題された箇所を示しています.「TACEは腫瘍が破裂しても有効」「治療を繰り返すと肝予備能に影響する」ことも過去問で出ていることがわかります!
合計でかかった時間は4分31秒でした.
CASE1『QB』以外 × 『病みえ/イヤーノート書籍』 記録:4分31秒 |
CASE2:『QB』以外 × 『病みえ/イヤーノートアプリ』
mediLinkアプリの検索機能を使うことになります.
mediLinkアプリでは複数ワードでの検索もできるので,「肝細胞癌 治療」「胆囊癌 治療」…と探していくことにします.
結果は全体で2分21秒.
書籍の索引から探すよりは断然早い.でも思っていたよりは時間がかかってしまいました.
時間を計測してみて初めて気がついたのですが,普段何気なく適切な検索ワードを思い浮かべたり,入力・変換したり,スクロールをしたりする時間って思いのほか長いようです.
CASE2『QB』以外 × 『病みえ/イヤーノート書籍』 記録:2分21秒 |
CASE3:『QB』 × 『病みえ/イヤーノート書籍』
いよいよ『QB』の登場です.
『QB』の紙面には参照ページがついているので,これをフル活用していく形となります.
結果は1分46秒.
ピンポイントで欲しいところに飛べるので,
「先ほどの2つを検証しているときとは全然違い,脳みそがめっちゃ省エネしている感じがする」とのこと.
時間の差以上に楽に感じるようです.
CASE3『QB』 × 『病みえ/イヤーノート書籍』 記録:1分46秒 |
CASE4:『QBオンライン』 × 『病みえ/イヤーノートアプリ』
mediLinkアプリはiPadでスプリットビューに対応しています.
左半分にQBオンラインの問題を表示した状態で,問題についている参照ページのアイコンをタップすると,
右画面に参照先の紙面が一瞬で現れます!
記録用にスクショを撮る時間以外はほぼ無でした.
CASE4『QBオンライン』 × 『病みえ/イヤーノートアプリ』 記録:ほとんど一瞬 |
5年分の過去問だけでも400問×5年分=2,000問あります.
これを何周もしていくわけですから,
1問あたり数分の差でも,国試当日までには時間と労力に膨大な差が生まれてくるでしょう.
時は金なり.効率良く勉強するなら『QB』×『mediLinkアプリ』の組み合わせが圧倒的に最強といえます!
■番外編■
LINE友だち登録でメディックメディア書籍の索引検索サービスがついてきます!
索引をたどる手間がなくなりますよ〜!
★『クエスチョン・バンク2022』順次発売中★ 3/4にvol.1-5が出揃います! そしてvol.6(公衆衛生),vol.7(必修)も4月下旬〜5月上旬にかけて発売予定! |
(編集K.A(3))