[116回医師国試]メディックメディアの出題予想TO NEXTを活用しよう
出題予想を活用しよう!
今年も残りわずか.
国試対策に励む皆さんは,もう「TO NEXT」は活用されているでしょうか.
「TO NEXT」とは,国試の過去問分析から導かれたメディックメディアオリジナルの出題予想.
国試直前期の今の時期に,ぜひとも活用してほしいコンテンツなんです.
「TO NEXT」に掲載されている内容は毎年的中!
今年の2月に行われた第115回医師国家試験においても,「TO NEXT」掲載内容が的中しました.
1例を挙げると,たとえばこんな問題です.
■ 白内障の進行による緑内障の発症(113F55 「TO NEXT」より)
細隙灯顕微鏡検査の所見から閉塞隅角緑内障を診断して治療を選択する問題は,109C19に続いての出題となった.なお,白内障の進行により水晶体が膨張することで虹彩が前方に押し出され,狭隅角を生じて閉塞隅角緑内障となる場合があり,この際は白内障の治療として水晶体摘出術と眼内レンズ挿入術を行うことが緑内障の治療ともなる(眼内にスペースができ,瞳孔ブロックのリスクが低下する).今後,白内障と緑内障が合併した症例で,水晶体摘出術を治療として選択する問題が出題される可能性があり,白内障と緑内障の細隙灯顕微鏡所見と合わせておさえておきたい.
■ 実際の国試で出題された問題(115C39)
65歳の男性.3日前からの眼痛を主訴に来院した.20歳ころに右眼を強く打撲したが,その後問題なく生活していた.半年前から右眼の視力低下を自覚し,1ヵ月前からほとんど見えなくなったが,仕事の都合で医療機関を受診できなかった.全身所見に異常を認めない.視力は右眼前手動弁,左1.0.眼圧は右53mmHg,左15mmHg.右眼の眼底は透見不能である.右眼の前眼部写真を次に示す.
行うべき治療はどれか.
a 抗菌薬投与
b 強膜内陥術
c 水晶体摘出術
d 眼球マッサージ
e 全層角膜移植術
「TO NEXT」では単純にトピックを紹介するにとどまらず,
予想される出題形式や一緒に関連付けて記憶すべき事項についても言及しています.
だから「どこを勉強しておけばいいかがわかりやすい」
と毎年多くの受験生からご好評いただいているんです!
どこに掲載されているの?
では,「TO NEXT」は,どこに掲載されているのでしょうか.
「TO NEXT」は,『QB』や「QBオンライン」の掲載問題,解説部分に時折登場します.
普段の問題演習の合間に「TO NEXT」の項目に出会ったら,
直前期の今の時期は,特に注意深く読むといいでしょう.
「全部を一気に見たい…」という人はぜひ「QBオンライン」を開いてみてください.
mediLink版のアプリで閲覧した場合は最下部,
ブラウザで閲覧した場合は右端に「出題予想」バナーがあり,
今まで掲載した「TO NEXT」をすべてまとめています.
「TO NEXT」で扱われる内容は発展的な内容のものが多いように感じるかと思いますが,
新傾向の問題やトピックに関する知識を増やすためには最適!
「QBオンライン」の「出題予想」バナーをクリックして過去の「TO NEXT」を振り返り,
未出題のものは深く読み込んでおくといいかもしれません.
まだ活用されていないというかたは,ぜひとも活用してみてくださいね!