CBT・OSCE

【CBT体験記】CBT対策の四天王:「Q-Assist」「QBCBT」『病気がみえる』あと一つは…?

いきなり暑くなり,春がやってきましたね.春になるとまた新年を迎えたような気持ちになるのはなぜなのでしょうか.

さて,本日もCBT体験記をお送りします.今回はインプットに主眼をおいた体験記を書いていただきました.「QBオンラインCBT」を使い始めたけれど,知識はどうやってまとめよう…?と悩んでいる方,必見です!


CBT対策の四天王:「Q-Assist」「QBCBT」『病気がみえる』あと一つは…?

(Rさん)


学内試験対策からCBT対策へ

私の大学では3年後期から臨床科目の講義がスタートし,9月初旬にCBTが実施されます.私は学内試験対策として「Q-Assist」(以下「QA」)を視聴し,3年生の3月からCBT対策を始めました.まずは「QA」の視聴が済んだ科目(主にメジャー科目)から「QBオンラインCBT」(以下「QBCBT」)の問題をコツコツ解き始めました.4月に入ると学校でもマイナー科目の講義が始まったので,講義と同時並行で「QA」でマイナー科目の講義を視聴し,余裕があれば「QBCBT」を解きました.また,空き時間で「Q-Assist CBT基礎医学」も視聴していました.「QBCBT」の全体的な進め方としては「vol.2 臨床医学」→「vol.1 基礎医学」→公衆衛生→その他の順で1周目を進め,vol.1を同時並行しながら適宜vol.2の2周目をするなどしていました.3周目を終えた後,他社の問題集などもやり,直前1,2週間でもう1度「QBCBT」を1周しました. 

レビューブック』との出会い

私は「QA」のレジュメをGoodNotes5を用いて管理しています.しかし「QA」の視聴が進むにつれてレジュメの数が増えていき,レジュメのPDFでは復習に不便だということに気づきました.PDFでは検索ができますが,感覚的にどこに何が書いてあるかは分かりづらく,見たい部分を参照するのは紙のほうが合っているなと思いました.そこで,要点がコンパクトにまとまった『レビューブック』シリーズ(以下『RB』シリーズ)を使って学習するようになりました.

『RB』シリーズの特徴と使用法

「QBCBT」を解くようになってから,『RB』が本当に使いやすいなと実感するようになりました.「QBCBT」の解説欄には『RB』の参照ページが正確に記載されており,間違えた問題は該当ページに戻って何回も確認することができます.また,「QBCBT」で出題された箇所には波線が引かれており,自分が間違えたところにもきちんと波線が引かれていたので,その箇所にマーカーを引きました.一度マーカーを引くと,同じ間違いをしたときに以前も間違えた場所だと印象付けられます.何度も間違える箇所はその疾患の病態生理を理解できていない場合が多かったので,都度「QA」の講義を見直したり,病気がみえるを参照したりしました.それでも足りない場合は自分でまとめノートを作りました.

また,『RB』には余白がたくさんあるので,「QBCBT」にあった基本事項を余白に書き込んだり,付箋に書いて貼り付けたりなど工夫していました.そして「QA」のレジュメで使われている図なども本文中で多く使用されており,「QA」との親和性も高いと感じました.

『病気がみえる』との使い分け

医学生の多くは『病気がみえる』(以下『病みえ』)を使っていると思います.私も『RB』を買った当初は病みえとどう使い分けるかで悩みましたが,最終的に以下のように落ち着きました.

『病みえ』には,その病態生理が詳しく書かれています.しかし,詳しすぎたり,イラストが多かったりなど,試験において何を覚えるべきなのか,という観点では,その強弱がわかりにくいと感じていました.一方で『RB』では,病態生理は省略されているところがあるものの,試験において何を覚えるべきなのか,という点に関しては非常によくまとまっており,試験対策をする上では必要十分な知識量が確保されています.

特に『RB内科・外科』は「A章 消化管」から「L章 救急」まで受験英語の英単語帳ほどの厚さでまとまっており,持ち運びには非常に便利でした.また,症候別に病気がまとめられてあるところがあり,鑑別診断を行う上で覚えておくべきことも記載されていました(例えば,RB内科・外科 G-31「汎血球減少をきたす疾患」など).これはブロック6の4連問を対策する上で非常に役立ちました.
試験対策での知識整理という観点では,病みえではなく『RB』を使う方が整理しやすいと感じ,CBT対策では『RB』が重宝しました.

『RB内科・外科』紙面イメージ
『RB内科・外科』G-31

CBTの結果

CBTの結果は正答率88%,学内順位20位くらいでした.個人的な目標は90%だったので,目標達成ならずでしたが,当日そこまでよくできたなといった感触もなかったので,手応え通りだったなというのが正直な感想です.知識のインプット期が終わって,記憶キープ期に入ってから,いかに忘却を防ぐかというのが点を取る上で大事だと思いますが,なかなか忘却を防ぐところがうまくいかず,今後どう対策するかを考える必要があると思いました.

『RB』を使用する上での反省点

Q-Assistの視聴途中から『RB』を使用したため,辞書的な使い方に終始してしまい,通読するという使い方ができませんでした.せっかく赤フィルターで隠せるような体裁になっているにもかかわらず,シートで隠して知識確認をすることもあまりできませんでした.また,「QA」のレジュメに書いてあることと自分の『RB』の内容を同期させることができれば最高だったのですが,その時間と余裕はありませんでした.これらは国家試験対策をしながらクリアできればと思っています.

まとめ

私の使い方は一例に過ぎませんが,とにかく『RB』はコンパクトながらも必要十分な知識がまとまっており,かつ使い方の自由度も高いので,人それぞれ色々な使い方ができると思います.それほどに『RB』シリーズは汎用性が高いと言えます.医学生なら誰でも1冊持っていたほうがいいと自信を持ってお勧めできるので,ぜひ使ってみてください!

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