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CBT・OSCE

【2018年度版】CBT(医学部)基本情報~出題範囲・形式・合格基準は?

 

ざっくり言うと…

 

・CBTはPC上でランダムに出題される320問を解く試験

 

・320問のうち,採点されるのは240問(過去問)だけ!

 

・なので,過去問題集QB CBTで効率的に,国試にもつながる勉強を!

 


 

 

 

 

CBTは共用試験の一環

 

まず背景として,医師免許を持たない学生が患者さんに接して臨床実習を行うため,医学系の大学・学部は,学生の質を担保し,患者さんの了解を得ることが求められてきました.

 

この「学生の質」を確認する試験が,共用試験であるCBTとOSCEです.

 

医学教育モデル・コア・カリキュラムには臨床実習開始前までに取得すべき到達目標のレベルが表示されており,共用試験で実施されるCBTとOSCEで学生がこのレベルに達しているかを評価しています.

 

 

CBTとは

 

CBTはコンピュータを使って受験する試験です.

 

各大学のコンピュータ端末を使って,たくさんの問題ストックからランダムに選ばれた問題を解くので,隣の受験生と解いている問題が違うことになります.

さらに,得点率が高いとだんだん難しい問題が出題される傾向にあるようです.

(逆に,得点率が低い場合は易しくなる傾向.)

 

※そのため,本番中に「難しい!!」と感じたら,それはあなたの得点率が高いからかもしれません.

落ち着いて,最後まで諦めずに試験を受けましょう!

 

各大学の臨床実習開始前に行われるので,主に4年生の8~2月に行われます.

 

 

合格基準|IRTとは

 

共用試験の合格基準はこれまで各大学が独自に定めていましたが,平成27 年度の試験から最低の合格基準が定められました.

おそらくこの合格基準がIRT 359問題難易度にもよるが約65%程度の得点率)だと考えられますが,IRT 359以上の合格基準を定める学校もあり,一概には言えないようです.

 

IRTとは?

CBTは受験生ごとに受ける問題が異なります.

そこで,問題の難易度まで考慮した成績がIRTです.

 

基準値(IRT359相当)を下回った学生の国試失敗経験率は23.6というデータがあります.(基準値以上では3.8%)

(参考)中谷晴昭:日本の医学教育の現状と医師国家試験.医学教育 2015:46(1)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mededjapan/46/1/46_14/_pdf/-char/ja

 

CBTで基礎をしっかり固めてから,実習や国試に臨むのが良いでしょう.

 

 

出題範囲

 

CBTの出題範囲は,文部科学省によって定められた「モデル・コア・カリキュラム」に準拠しています.

 

基礎から臨床,社会医学まで幅広く問われますが,出題率からいうと,半分以上は「病気の知識」を問うものです.

 

そのため,『クエスチョン・バンクCBT』(以下『QB CBT』)で勉強する際は,vol.23から解き始めるのもオススメです.

 

 

 

問題数と時間割

 

出題は6ブロックに分かれており,合計320に解答することになります.

問題を解く時間だけでも6時間(1時間×6ブロック)あるため,頭も目も疲れます.

特に後半はケアレスミスに注意しましょう!

 

 

240問の“プール問題”に正答しよう(原則,悪問はプールされない)

 

CBTで出題される320問のうち,240問が「プール問題」(前年度までの試行で正答率などにより良問と判定された問題)からの出題で,採点対象となります.

残りの80問は「新作問題」(次年度以降のプール問題候補)で,採点には含まれません.

 

どれがプール問題なのかは受験生には分かりませんが,奇問や悪問は原則的にプール問題にならないので,良問に安定して正答できればよいと考えましょう!

 

 

CBTの成績は体感よりも1割高い?

 

余談ですが,CBT受験後の方に感想を聞くと

「6割くらいしか分からなかったが,得点率は70%だった」

といった風に,体感より1割くらい成績が良かった人が多いです.

 

これは「分からなかった問題が採点対象外(新作問題)だった」という理由が考えられます.

(上でご紹介している通り,悪問や奇問はあまりプール問題にならないため,

難しく感じた問題は新作問題であることが多いようです.)

 

しっかりと対策することが大事ですが,本番で分からない問題が出ても焦らず,分かる問題を確実に正解しましょう!

 

 

出題形式:単純5肢択一

 

6ブロックの出題のうち,最初の4ブロック,計240問がこの「単純5肢択一」形式です.

単純な記憶だけでなく,解釈や思考,基礎・臨床の知識を統合した問題も問われます.

ブロック内であれば,前の問題に戻って見直すことも可能です.

 

 

出題形式:多選択肢択一

 

ブロック5の出題がこちら,6つ以上の選択肢から1つの答えを選ぶ形式です.

 

ブロック1~4とは,選択肢の数と,ブロック内の問題数が異なります.

選択肢から診断名を解答する問題が主ですが,基礎分野からの出題もあります.

前の問題に戻って見直しが可能です.

 

 

出題形式:順次解答型4連問

 

ブロック6の出題がこちら.ひとつの症例について4問が連続で出題されます.

 

診断する思考過程と,その背景にある病態の理解が求められます.

解答すると症例文に続きが現れ,前の問題には戻れません

 

 

特に,「情報の少ない1問目が難しい」という声が多いです.

例え1問目で間違えてしまっても気持ちをしっかりと切り替え,2問目以降に落ち着いて対処しましょう.

 

 

医学生は忙しい!国試につながるCBT対策を

 

ちなみに,医学生はCBT以降も忙しいです.

 

【4年生】CBT・OSCE→【5年生】臨床実習→【6 年生】マッチング試験,卒試,国試…,といった風に,大イベントが目白押しです.

 

だからこそ,CBT対策は,国試をはじめとするCBT後のイベントにもつながっていくように勉強していくことがお得です.

 

そのために,『QB CBT』では,6年最後の国試まで繰り返し問われ続ける一番重要な知識,つまり“疾患各論やその理解に必須の総論知識” を最も重視しています.

 

『QB CBT』は,類書に比べ“かゆい所に手が届く解説”が売り.図表も『病みえ』『イヤーノート』等から多数転載.『病みえ』でみた図をもう一回『QB CBT』で確認できるため“繰り返し効果” で記憶に定着しやすくなります.

 

しかも,『QB CBT』の解説では,国試既出事項の情報が青字になっています.このため5年生になってすぐに始まる国試対策もやりやすくなります.

また,多くの5・6年生が使用する国試過去問集『クエスチョン・バンク』(以下『QB』)は,『QB CBT』と同様のレイアウトで,『病みえ』や『イヤーノート』とも連携しているので,スムーズに国試対策に以降することが出来ます.

 

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