レビューブック 内科・外科 2022-2023
[5~6年生向け]【国試体験記】レビューブックで「合格点」を目指すコスパ◎の勉強法!
マッチングで忙しい夏を乗り越えて,「いよいよ国試本番に向けて勉強を本格化するぞ!」という方は少なくないことと思います.
そんな皆さんは,この秋からの勉強をどのように計画していますか?
「こんな量を国試までにこなせるのだろうか……」と,勉強を開始してみて改めて不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか.
そんな方におすすめなのが,合格のために必要な知識を厳選して収録した「レビューブック内科・外科」!
この記事では,実際に国試に合格した先輩が「レビューブック内科・外科」を使って実践された,「得点率80%を目指す方のためのコスパのいい勉強法」を紹介します!
体験記の中では,先輩が感じた「イヤーノート 内科・外科」と「レビューブック内科・外科」の違いについても比較・検討した上で解説してくださっているので,是非とも参考にしてください!
医師国家試験で得点率80%を目指す勉強法
K大学 F.H.さん
はじめに
まず,6年生10月時点での私の学習状況としては,QAの動画は一通りじっくりみているといった感じでした.以下の文章は,とりあえず国試は合格できれば良い,という人向けで,成績優秀者やスーパー研修医を目指している人には参考にならない可能性が高いです.
レビューブックを選んだ理由
元々『レビューブック』(以下,RB)は臨床科目の時期に先生から,概略を掴む上で参考になるよ,とアドバイスをもらったことで書籍版を購入していました.CBTを「クエスチョン・バンク オンライン」(以下,QBオンライン)と書籍版RBで乗り切った後は,実習で家の引越が多いこともありコンパクトさを求めて徐々に電子版に切り替えていきました.
卒試終了後,本格的に直前期の対策を始めました.
具体的には,QBの1周目問題や模試を解く→間違えた問題や引っかかった問題を復習するということを繰り返しました.この復習の際に,辞書的にmediLinkアプリを利用していました.元々アプリ版の「イヤーノート 内科・外科」(以下,YN),「レビューブック 小児科」,「レビューブック 産婦人科」,「公衆衛生がみえる」を持っていましたが,直前期になり「レビューブック 内科・外科」(以下,RB内外)を買い足しました.
国試について「皆と一緒に勉強をしていれば受かる」ということがよく言われていますが,私には「勉強会」といった方法が合いませんでした.同じように考える人には,特にRB内外をすすめたいです.なぜなら,RB内外は「国試において公衆衛生の次に大事なメジャー範囲の」「過去問をベースに」「合格のために必要な知識」をおさえた書籍だからです.
実習や卒試を経た皆さんからすると,特にRB内外をみると「こんなんじゃ足りない」と不安に思うかもしれません.
しかし,実際に自分で使っていた所感としては,少なくとも国家試験における合格点を取るという意味ではそんなことはないと感じました.
究極的には,メジャー範囲については『イヤーノート』を覚えきれば、国試はほぼ満点をとれると思います.「Q-Assist」やそのサブプリントなどを覚えきる勉強でも同様です.
ただ,そこまでしなくても,合格に必須の最低限の知識だけ覚えるだけで国試は高得点ではないものの合格できるのです.
私は暗記の得手不得手に関わらず覚えることは少ない方が良いと考え,RBを選びました.
レビューブック 内科・外科の使い方
RBは模試の出題内容が「本当に合格に必要な知識なのか」を判断する上で基準の一つとして活用していました.
特に模試の復習に役立ちます.
間違えた問題の主題をRBやYNで調べて記載がない,もっと絞ればRBに記載がない,最悪RBの青字になっていない知識であればスルー,逆に青字になっている問題を間違えたのであればその章全体を読む,みたいなことをしてもRBであれば10分くらいで通読できます.
RBは,一つの事項についての記載が多くても3pで,しかも,かなり情報量が絞られています.
具体的なフロー
例えばこの問題を勉強する際,
直前期だと特に画像付きの問題は,知識としておさえているのか,単に過去問を暗記していたのか分からなくなることがあります.
そこで,病態理解を確認すべく「副甲状腺機能低下症」をmediLinkアプリで検索すると,YNとRBでこれくらい記載内容の差があるのです(左がYN,右がRB).
・YNの場合・・・情報量が多く,様々な知識を確認したりインプットしたりできる.しかし,情報量が多い分,自分にとって必要な情報を取捨選択する必要がある.
・RBの場合・・・情報量があらかじめ絞られているため,「広く浅く」を実践しやすい.
後輩へのメッセージ
RB内外アプリは国試合格ギリギリの知識をコスパよくさらうのちょうどいいと感じています.
個人的には将来的に進みたい分野が確定していたため,関連のない分野の勉強のモチベーションが上がらず,一部の科目や分野について覚えるのに苦労しました.その際,「最低限これだけ覚えていれば良い」情報がわかるRBは,試験対策用のテキストとして勉強に使いやすいアイテムでした.受験参考書に慣れ親しんでしまった人も少なくないと思うので,とっつきやすさの面でもおすすめです.
広く浅くは意外と難しく,どうしても正答率60%前後の問題や出題予想に注力したくなると思いますが,大事なのはもっと正答率の高い問題を確実に拾うことでしょう.そういう意味でもRB,特に内外は良い指針になると思います.
この時期になると色々なアドバイスを貰うと思いますが,結局のところ結果の責任を負うのは自分自身です.自分に合うと思ったやり方をやった方が後悔はありません.このサイトに辿り着くほどの国試のモチベーションがあれば,あなたのやり方を貫くことで合格できると信じています.
「レビューブック 内科・外科」を使うことで,覚えるべき情報を最低限に絞り込み,効率的な勉強を進められていたようですね.
本記事で先輩が使っていたRB内外のアプリ版は,要点が絞り込まれているだけでなく,「赤シート機能」という暗記事項をドリル感覚で覚える機能も備わっており,まさに必要な知識の確認に最適化されています.
コスパよく医師国家試験を乗り切りたいという方は,是非とも「レビューブック」をご活用ください!
mediLinkアプリ版「レビューブック 内科・外科」のご購入はmediLinkサイトをご覧ください。