【119回医師国試データ検証】「Q-Assistプラス」直前講座のタイパと的中率(2/2)
こんにちは.メディックメディア編集部のHです.
今回は,前回に引き続き119回受験生に最も選ばれた*直前講座「Q-Assistプラスset」は本当に有用だったのか,データをもとに様々な角度から徹底検証していきます!
(*119回講師速報アンケート結果 2025/3/15時点,5,699人回答データより)
全2回の検証記事,第1回をまだご覧になっていない方は,こちらからご確認ください!
【119回データで検証】「Q-Assistプラス」は意味ある?受講者の成績差を分析(1/2)
6年生の後半は,卒業試験,模試,公衆衛生対策,必修対策,QBの×問題の解き直し…など,やらなければいけないことがたくさんあるので,いかに効率よく知識を定着させるかがポイントとなってきます.
総まとめ講座の国試解けた率は?

総まとめ講座は全部で約50時間.2週間もあれば見終えることができるボリューム感です.
総まとめ講座がどれだけ119回国試をカバーしていたのか検証するため,国試400問と,講義内容を1問ずつ突き合わせてみました.
評価基準は以下の通りです.
◯・・・解けた,正解を絞りきれるわけではないが,正解が選べるに近い
△・・・解けない,その問題のテーマや選択肢に触れてはいるが,正解は選べないに近い
×・・・解けない
例)119A1

この問題の場合,総まとめ講座のレジュメを見ると「膵腫大」と記載があり,正答を選ぶことができる根拠が示されています.
▼総まとめ講座「肝胆膵」のレジュメ

この場合の判定は◎となります!
400問全てについてこのように評価していったところ,総まとめ講座の結果は以下の通りでした!
◯(解けた,正解を絞りきれるわけではないが,正解が選べるに近い):20問
△(解けない,その問題のテーマや選択肢に触れてはいるが,正解は選べないに近い):52問
このうち◎と◯を「解けた」,◎と◯と△を「触れた」とすると,解けた率・触れた率は以下のようになります.
触れた率(◎+◯+△):66.3%(265/400問)
総まとめ講座を直前に確認した人は,国試400問のうち半分以上は自信を持って正解を選べたことでしょう.
また,解けた・触れた問題数を講義時間で割ってみると,
動画1時間あたり5.3問に触れた
という結果になりました.
直前Assistのタイパは?
つづいて,大人気の直前講座「直前Assist」についても同様に検証をしてみました.

直前Assistは,動画1本約50分×4本で,合計約3時間半の講義時間でした.
直前Assistの講義内容についても,119回400問と突き合わせてみたところ
◯(解けた,正解を絞りきれるわけではないが,正解が選べるに近い):13問
△(解けない,その問題のテーマや選択肢に触れてはいるが,正解は選べないに近い):15問
という結果になりました.
解けた率・触れた率は以下の通りです.
触れた率(◎+◯+△):13.3%(53/400問)
総まとめ講座に比べると◎と◯の数が少ない…?と思った方,直前Assistのタイパをご覧ください!講義時間(3時間半)で割ると…
タイパ:動画1時間あたり15.1問に触れた
となります!
この直前Assistはコンセプトに「長時間の講義で,膨大な情報を読み上げる“数撃てば当たる”予想講座はしない」「当たり前なこと,マニアックなことには触れない」を掲げており,国試直前のラストスパートとして直前期に知るべき情報にフォーカスした講義となっています.
総まとめ講座とは少し違う角度からの短時間での直前講座.1時間あたり15問に触れていたと思うと,驚異の国試カバー力です.

まとめ
・直前Assistは119回受験生に最も選ばれた直前講座.
・プラスsetを見ていた人のほうが5%以上正答率の高い問題が21問あった.
(2/2)
・総まとめ講座は50時間で全科目を総復習できる.国試のカバー率は50%以上.
・直前Assistはタイパ抜群.3時間半で国試の10分の1を的中.
・総まとめ講座,直前Assist,必修予想・禁忌講座,CCC講座が含まれているのが「Q-Assistプラスset」.
いかがでしたか?
プラスsetは,国試対策にピッタリのコンテンツだということがお分かりいただけたのではないしょうか.
プラスsetについて詳しく知りたい方は,こちらの記事もチェックしてみてください!