[5・6年生向け]国試体験記画像問題対策は『イヤーノートATLAS』で(K大学 S.Oさん)

こんにちは,編集M.Kです.
8月最後の週になり,急に冷え込みだしましたね.
寒暖の差で体調を崩さないよう気を付けてくださいね.

本日は,『イヤーノート』の付録のひとつである,『イヤーノートATLAS』で
画像問題対策を行った先輩の体験記をご紹介します.
画像問題は最近の国試で増加傾向にあるので,
しっかり対策をしていきましょう.

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画像問題対策は『イヤーノートATLAS』で
(K大学 S.Oさん)

◆画像問題が解けないと苦労します

僕が受験した107回の国試では画像問題の数が例年より大幅に増え,
なんと222点もの画像が出題されました
診断は画像を見なくてもわかるが画像から治療法を選択させる問題や,
画像が正しく読めないとなんの疾患かすらわからない問題,
また一般問題での画像の出題
(5つの画像から適当なものを選ぶ形式など)も目立ちました.

画像問題が苦手だとどうしても苦労するように
最近の国試はできているのです

◆とにかく多くの画像に触れることが大切!

画像問題の特徴として,
「1回でも見たことがあれば,初見の人よりはるかに有利に
問題に回答することができる」ことと,
「画像を見た瞬間一発で解くことができる問題がある」ことが挙げられます.
これらのことから,国試勉強においては
できるだけ多くの画像に触れておくことが必要です.

ですが,普段は文章中心のテキストや講義で勉強していて,
画像を見る機会が少ないという方もいるのではないでしょうか.
僕もはじめは画像を見慣れておらず,
正解率95%の画像問題を平気で落としていました.
そこで僕が画像問題対策に活用したのが,
『イヤーノート』の付録である『イヤーノートATLAS』です.

◆『イヤーノートATLAS』で画像問題対策

『イヤーノートATLAS』の特徴としては,
疾患の典型的な画像が掲載されていることが挙げられます.
そのため,『イヤーノート』での勉強中に,
普通に疾患を索引で引いてその疾患の画像を見るという方法の他に,
『クエスチョン・バンク』の画像が見にくかったり
あまり典型的ではなさそうな画像が出ていた場合にも使えます.
とにかくその疾患に特徴的な典型的な写真が,
コンパクトに集まっている点が『イヤーノートATLAS』の優れた点だと思います.

僕は,画像問題対策として
適当なページを開けて画像からこの疾患はなんだろう,と
問題集代わりに使う方法をとりました
ある程度知識がついてきたら後者の方法でトレーニングすると
得点力がアップすると思います.
僕の場合は,とにかく多くの画像に触れるため,
3日間くらい『イヤーノートATLAS』をひたすら眺めるという
期間を作って対策しました.

◆+αでさらにパワーアップ!

そして,画像問題はとにかくパターン認識です.
『イヤーノートATLAS』だと1種類の画像しか載っていないので,
googleなどで疾患名を入れて検索するなどして複数の画像を見ることで
さらに経験値を得ることができます
そうしたうえでまた『イヤーノートATLAS』に載っている典型的な画像を見ることで,
1つのパターンを自分のものにすることができると考えています.

◆最後に

画像を見慣れておくことは,国試対策だけでなく,
将来臨床現場に立つときにも必ず役に立ちます.
文章中心のテキストを読み疲れたときの息抜きに
『イヤーノートATLAS』をパラパラ見ているだけでも力はついていくので,
無理の無い範囲で,少しずつ画像に触れておき,合格を掴んでくださいね.

(K大学 S.O)

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