[6年生向け]国試体験記:そろそろはじめる?マイナー科対策!

こんにちは!編集部のM.Tです.
一気に気温も下がり,体調を崩しやすい時期になりました.
みなさん風邪対策は万全に.元気に頑張っていきましょう!

今回はG大学M.Kさんの「マイナー科対策」の国試体験記をお送りします.

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私がマイナー科対策をしはじめたのは,卒業試験期間が始まった11月頃でした.
マイナー科の疾患のイメージをそもそも持っていなかったので,
まずは『レビューブック マイナー』を読み,各疾患の全体像を大まかに掴みました.
『レビューブック マイナー』はコンパクトで持ち運びもしやすく,
画像や表も多く取り入れられているので,
その1冊だけでも場所を選ばずサッと勉強ができ,
マイナー対策の第一歩を踏み出すのにとても役立ちました.

それから『クエスチョン・バンク』の一周目問題を解き,
『レビューブック マイナー』で得た知識を補強していきました.
そのときに意識したのは,
「同じ一周目問題の中でもメシュランで★★★,★★の
『出題率の高い疾患』を優先して解けるようにすること」でした.
メジャー科対策にも時間がまだまだ必要になるのはわかっており,
その分マイナー科は学習時間がコンパクトになるようにしたかったからです.

また,マイナー科は画像のみで正解にたどり着ける問題が多いのが特徴だと思いました.
それもあり,少しでも多く画像を見たかったので,『レビューブック マイナー』だけではなく
『イヤーノート・アトラス』に載っているマイナー科の画像も一通り確認しました.
直前期には,出題率の高い疾患の総復習だけでなく,
『クエスチョン・バンク』巻頭の画像ページだけで診断をくだす練習もしました.
その効果があったようで,国試本番では画像付きのマイナー科の問題は,
時間をかけずにスムーズに解くことができました.

本番で気持ちに余裕を持つためにも,少し早めにマイナー科対策を始めて,
全体を短期間で把握するようにするのがいいのかもと思いました.
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メリハリをつけて効率よく勉強し,国試に合格したM.Kさんの合格体験記でした.
いかがだったでしょうか.

国試は毎年およそ20%がマイナー科からの出題です.
「え,たった20%…?」と侮るなかれ,
マイナー科には,「毎年のように出る疾患」が多く存在します.
(糖尿病網膜症,前立腺肥大症,統合失調症など…)
しかもメジャー科と比べ,ひねりの少ない問題が多いという特徴もあります.

「ある程度絞った勉強で,安定してそこそこ点数が取れる」という,
コスパがよく,得点の底上げに繋がるマイナー科
何も手を付けずに捨てるにはもったいない分野です.
余裕のある時期から手を付けておくことをオススメします.

皆さん,計画的なマイナー対策を!
それでは,また次回!

(編集部M.T)

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