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第112回 医師国家試験【体験記】CBTをなめるな!~CBTの意味・復習することでわかる実力~[4~6年生必見]

こんにちは.編集部A.Kです.

4年生のみなさん,
「そろそろCBT対策本腰入れなければ・・」
と思っている方も増えてくる時期ではないでしょうか.
そのCBT,せっかくやるなら国試対策にしっかり繋げたいですよね.

 

5,6年生のみなさん,
CBTの内容覚えてます?

112回の国試で合格した先輩が,
学生時代の勉強を振り返り,このように言っていました.

CBTをなめるな

どういう意味なのでしょうか?
お話を伺ってみると「なるほど」と頷いてしまう体験記を教えてくれました.

その内容を,今日はご紹介しますね.
4~6年生の皆さん,必見です.

 

◆◆◆
CBTをなめるな!
~CBTの意味・復習することでわかる実力~
(東京慈恵会医科大学Y.Wさん)
◆◆◆

 

■CBTってみんなにとってどんな存在?

みなさんにとってCBTとはどのようなものでしたか.

ポリクリを始める前の通過儀礼,医学部のセンター試験,今までの習った内容の総ざらい…など,色々な捉え方のできる試験ではないでしょうか.

 

また,最後の遊べる時期,部活を頑張れる時期,バイトで稼ぎたい時期…と考えると厄介な試験という印象が強かったのではないでしょうか.
実際はほとんどの人が通過できるし,あまり試験として意味がないように思ってませんか.

 

■5~6年になってCBTを解く

今の自分の本当の実力がわかります!

CBTなんてできて当たり前.そんなあなた.
手持ちのCBTをぜひ開いて少し解いてみてください.

 

解説内容も含めて,しっかりと理解できているようでしたら,これまでの勉強・実習が身についているということだと思います.

今まで通り頑張ってください(笑).

 

「不安だな」,「意外とわかっていないな」と思った方,チャンスです.
国家試験前に苦労しないようにスタードダッシュをきる絶好のタイミングです!

私は6年の6月頃,後輩にCBTの内容を質問され,答えられず焦りを感じたのがきっかけで勉強法を改めることにしました.

 

■CBTはポリクリ前に受ける試験=臨床で不可欠な知識の美味しいところどり!

CBTで習う内容は単に先生の質問に耐え抜いて,ポリクリを乗り切るだけの見せかけの知識ではありません.

実際に患者さんに接して考える時に助けとなる,患者さんに危険を与えない,または自らの身を守るなど,臨床における最低限の知識です.

ここで最近の国家試験の傾向を思い出してみてください.
臨床を重んじるということでしたよね.
つまり,CBTで問われていた内容は国家試験で絶対に抑えるべき知識として当たり前のように聞かれるのです.

 

特に必修.実際に112回で出題された問題をピックアップしました.
沢山でましたが,今日は1つ紹介しますね.

CBTで問われたIABPの目的について問われた問題が, 112F78で実際に出題されました.

 

CBTの問題
112回国試の問題 

 

CBTをなめたらいけないという事が,ご理解いただけたのではないでしょうか.

 

■CBTの復習は短期集中

解剖,生理,病態の基本中の基本を一気に総ざらい!マッチング対策にも!

 

CBTの重要性を強調したものの,国家試験の勉強を始める時期にダラダラと解いてはいけません.

短期集中で一問一答のつもりで一気にやることが肝です.
一度やっているので頭に戻ってきやすいのでサクサク進むと思います.
CBTの内容=国家試験で当然のように出てくる知識
と理解しておけば,国家試験の勉強をするときにどこに強弱をつければいいのか自然と見えてきます.

また,CBTを復習することはマッチング対策にも活用することができます.
とある人気病院の採用担当長の先生がこう教えてくれました.
病院側が欲しがる人材の1つ…
それは国家試験に落ちない学力を持ったもの,だそうです

 

マッチング時期である7月,8月の時点で国家試験を通過する最低限の基礎があるか(CBTレベルは身についているか)を筆記試験で確認したいのです.
病院側もその時期に国家試験をすでに突破できるような実力は要求しないともおっしゃっていました.

 

■CBTを復習することで実力を受け入れよう

勉強を怠けていたから,国家試験が不安…早めに勉強始めたい…
そんな方に一番おすすめです!
まずは,自分の実力を,CBTを復習することで謙虚に受け入れましょう.
もしかすると私のように後輩よりも実力がない状況かもしれません.

そして,今の自分が国家試験のような応用問題,臨床問題をバリバリ解く段階なのか,

CBTのような国家試験の解説にはあえて書かれないような内容をしっかり理解すべき段階なのか考えましょう.

 

結局最後は丸暗記力ではなく,病態生理などの基礎をいかに理解して,疾患を噛み砕くことができるかです.
その第一歩に最適なのがCBTなのではないでしょうか.

 

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(編集部A.K)

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