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第112回医師国家試験【体験記】その失敗は,本当に大きな失敗か?

こんにちは.編集部のM.Dです.
国試に向けてラストスパートをかけている方も多いかと思います.
今回は国試での失敗談と題し,先輩にお話を聞きました.

 

“失敗”なんて言葉,聞きたくない…
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが,
この先輩は,日々たくさん失敗しろ!とおっしゃっています!
どういうことなのでしょうか?
ぜひ本文をお読みください!

 

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その失敗は,本当に大きな失敗か?

順天堂大学 O.Mさん

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いくら準備していても,国試本番では雰囲気に飲まれてしまい,

失敗したと感じてしまうことがあると思います.

しかし,勝負の鍵となるのは,失敗を本番中に克服し,合格に結びつけることです.

 

私は,本番までに受けた模試の必修問題では失敗したことがありませんでしたが,
まさかの本番1日目の必修問題で変な誤答をいくつもしてしまいました.

それでも気持ちを切り替えればどうにかなりました

今回はそんな私の体験記をお話しします.

 

■一般問題対策に集中していた直前期

 

私は直前期,一般問題対策に集中して取り組んでいました.
模試で思うように点を取れていなかったからです.

 

一方,必修問題には結構な自信がありました.
模試で高得点をキープしていましたし,
過去問を解いても全く不安を感じていませんでした.

しかし,今思い返すと,本番ではない環境では冷静に解答できるため,
それが点につながっていただけだったように感じます.

 

■自信のあった必修での失敗

本番では,初日の必修で大きな失敗をしました.

例年(特に昨年)より平易に感じたにもかかわらず,

絶対に間違えてはいけないような3点問題を2問落としてしまったのです.

 

冷静に考えれば,6点程度をそこまで気にする必要もないのですが,

必修でそんなに失敗をしてこなかった私にとっては大きなショックでした.

さらに試験を終えて友人たちと帰宅する際,皆が口をそろえて出来栄えの話をするものですから,

気持ちは沈むばかりでした.

 

やっとのことで気持ちを切り替え,2日目の必修で巻き返そうと思いました.
例年2日目の方が設問も平易になる傾向でしたし,自分ならできると信じこみました.

しかし,いざ試験が始まってみると,必修は1日目より難化しているように感じました.
解きながら,もっと貯金があれば…,と1日目の失敗が何度もフラッシュバックしてきました.

それでも諦めず,なんとか集中して解ききりました.

 

■試験中は失敗したと思っていたが…

 

ふたを開けて見れば結果は悪くなく,某掲示板を利用して採点したところ,

一般問題は余裕のボーダー越え

必修も割れ問を全て間違えたと仮定しても8割を超えていそうな結果でした.

 

あれほど試験中は絶望していたのに,結果を見ればそういうものなのです.

 

■失敗から学んだこと

 

大切なことは,模試から本番を意識して解くこと

そしていくら失敗したと感じても決して諦めないことです.

 

模試以外でも,普段の勉強から常に本番を意識してください.

誰でも失敗はするのです.

差がつくのは,失敗したと感じた後にどれだけうまく切り替えられるかです.

日々失敗してください.

 

そうすればいざ大事な時に失敗してもうまく乗り越えられることでしょう.

最後まで諦めない人が,国試合格を手に入れます!

 

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O.Mさん,体験記をありがとうございました!
私も高校受験のとき,“(-3)×5=”という問題を間違えて絶望したことがあります.

しかし,その問題は配点が低く,無事に合格できていました.
自分にとってはショックな間違いでも,
客観的にみれば些細なものであることがほとんどです.
ミスをしたとしても,平常心で乗り切りましょう!

 

(編集部 M.D)