レビューブック マイナー 2022-2023
[5,6年生向け]113回国試【体験記】マイナー対策は「QA」+『レビューブック』+『QB』で要領よく!
こんにちは.編集部M.Dです.
肌寒い日が続いているので,風邪など引かないようにご自愛くださいね.
さて,今回は「マイナー対策」と題して体験記をお送りします.
国試が迫ってきて不安に感じている方も多いかもしれませんが
今回ご紹介する先輩はマイナー対策を重点的に始めたのは11月からだそうです!
効率的に国試対策をしたい方,必見です!!
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マイナー対策は「QA」+『RB』+『QB』で要領よく!
M.U さん(慶応義塾大学)
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私は6年生の8月まで部活,12月までアルバイトをしていたので,
国試対策はそれらと両立できるように効率重視を心がけました.
同じように国試対策にかけられる時間が限られている方などに参考にしていただければと思います.
・マイナー対策はいつから?
私の場合,国試勉強を本格的に始めたのが6年生の9月でしたが,
マイナーや公衆衛生を重点的に始めたのは11月くらいからでした.
マイナーや公衆衛生は,出る疾患やテーマが比較的限られており,
また暗記することで点数が取れるものも多いため,国試の直前にまとめてやろうと考えたからです.
一方,メジャー科目は疾患も多いうえ,暗記だけでは解けない問題もあったので,
4月くらいから問題演習を通じて理解を深めるようにしていました.
具体的には,以下のようなスケジュールで進めました.
・4月〜10月:メジャー対策
講義動画視聴,『クエスチョン・バンク』(以下『QB』)1周目問題*の演習(2周)
・11月〜:マイナーと公衆衛生対策
講義動画視聴,『QB』1周目問題の演習(1周)*『QB』各巻で設定されている優先的に解くべき問題
・マイナー対策は「Q-Assist」+『レビューブックマイナー』+『QB』で
知識がない状態でいきなり『QB』や参考書に手をつけても頭に内容が入ってこないタイプだったので,
どの科目もビデオ講座を見て全体を把握してから『QB』で勉強するようにしていました.
マイナーを勉強していた時,科によっては予備校のビデオ講座が自分に合わないことがありましたが,
同級生から,“マイナーは「Q-Assist マイナー」(以下「QA」)がわかりやすいよ”と聞き,
その科は「QA」で勉強することにしました.
「QA」の講義で扱っていた覚え方や,先生が独自に付け加えていた解説などを
『レビューブック マイナー』(以下『RB』)に直接書き込んでいき,知識を集約させていきました.
また,先生が重要だと強調していた部分にマーカーをつけ,後で復習できるようにしました.
「QA」は,前半が講義,後半が過去問解説で構成されています.
解説で取り扱う問題には『QB』の1周目問題も多く含まれている*ので,
見終わった後に『QB』で1周目問題をまとめて解き,知識をしっかりと身につけることができました.
*編集注:勉強しやすいよう,「QA」と『QB』とで国試問題の収録順を統一してあります!
ちなみに,私は『RB』を5年生の1月,マイナーのポリクリが始まった時から使用していました.
疾患ごとに要点がまとめられているうえ,手軽に持ち運びできるサイズだったので,
毎回辞書がわりに『RB』を持って行き,手術室で解剖が分からなくなったときにイラストを参考にするなど,重宝しました.
『RB』は効率よく復習できるので,反復学習が大切な国試対策においても必要不可欠でした.
ポリクリから国試まで幅広く使うことができるのでおすすめです.
・直前期のマイナー対策はどうすればいいのか?
直前期である1月は直近3年分の過去問を解き,模試と講義動画を復習しました.
そこで間違えた,あるいは知識があいまいになっていた疾患については,『RB』をもう一度見直し,知識を整理しました.
それに加え,皮膚科は画像問題が多いため,
『RB』で画像を見て疾患を思い浮かべられるか確認しました.
苦手意識のあった眼科については,『RB』で Don’t と書いてある項目を確認して禁忌対策をし,
また,画像問題対策として眼底写真,OCTをさっと見直しました.
その結果,落ち着いて国試に臨むことができ,無事に合格することができました.
・終わりに
国試対策では反復学習が本当に大切です.
限られている時間の中での国試対策は大変かと思いますが,
この体験記が参考になれば幸いです.
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時間が限られているからこそ,効率よく対策を行っていきたいですね!
マイナーは画像問題が多く,また,頻出のテーマもあるので,そこから対策していくのもおすすめです!
頻出のテーマについては『RB』に★(メシュラン)で示していますので
ぜひ参考にしてみてくださいね!
M.U さん,貴重な体験記をありがとうございました!
(編集部 M.D)