レビューブック 産婦人科 2022-2023
[6年生向け]第114回医師国家試験【体験記】 苦手な産婦人科…秋からでもコスパよく得点源にするには?
こんにちは、編集部Mです。
だんだんと肌寒い季節になってきましたね…
今回は、産婦人科の対策についての体験記をご紹介します!
産婦人科の問題は、苦手に思う人も多くも
114回医師国家試験では25問ほど出題され、
「合否をわける分野」とも言われています…
そんな分野を医師国家試験に合格した先輩は
どうやって学習してしたのでしょうか。
産婦人科に苦手意識をもっているという人は
ぜひ参考にしてみてくださいね!
◆◆◆
[6年生向け]第114回医師国家試験【体験記】
苦手な産婦人科…秋からでもコスパよく得点源にするには?
H.N
◆◆◆
●ずっと苦手だった産婦人科
私は4年生の系統講義の時も、実習のときも、6年生の卒業試験のときも、
ずっと産婦人科に苦手意識を持っていました。
そんな私がいま振り返って分かるのは、
私のように産婦人科を苦手に感じている人は、
『レビューブック産婦人科』を主軸に勉強するのが
もっとも効率が良いということです。
それも、6年秋以降からでも十分に対策は可能だと思います!
私が行った勉強法をご紹介したいと思います。
●Q-Assistと『レビューブック産婦人科』を併用!
『レビューブック産婦人科』には、
医師国試に合格するために必要な知識だけが詰め込まれています。
ですが、産婦人科が苦手な人はそもそも基礎力がないので、
いきなり読み進めると、
「もっと説明してほしい」と思うところも多いかと思います。
私自身も最初はそうでした。
なので、私はまず基礎を身につけるために
「Q-Assist」と併用しました。
「Q-Assist」と『レビューブック産婦人科』の構成はほぼ同じ。
産婦人科だと、はじめに婦人科、次に産科。
産科のなかでも、まず正常の妊娠像、
次に異常の妊娠像、続いて正常の分娩像、次に異常の分娩像…という流れです。
『レビューブック産婦人科』だけではわからなかったところを
追加で教えてくれるような講義と言っても過言ではないと思います。
まず、産婦人科の基礎を理解していなかった私は
「Q-Assist」で基本的な内容を把握しました。
そして、「Q-Assist」で学んだことを
『レビューブック産婦人科』に付け足しながら勉強するようにしていました。
●問題演習の時にもレビューブックをお供に
「Q-Assist」で基礎力をつけたら、次は応用力をつけようということで、
『QB』を解きました。
産科で対応を問う問題は、産科の知識を複合的に使う必要があり、
「このSpだと児頭はどこにあったかな…」とか
「この時って急速分娩の適応あったかな?」などと
わからないところが出てきました。
そのたびに『レビューブック産婦人科』を見返し、
追加したい知識を書き込み、
『レビューブック産婦人科』を自分なりのテキストへと育てていきました。
●レビューブックは薄すぎる…?不安になる必要はない
友人が他の予備校の分厚い産婦人科講座で勉強しているのを見て、
「こんなに薄いレビューブックで勉強していて大丈夫なのか?」
「産婦人科苦手だからもっと分厚いテキストやった方がいいかな?」
と不安に感じた時がありました。
ですが、11・12月の模試の復習用に『レビューブック産婦人科』を参照すると、
ほとんどのことが『レビューブック産婦人科』に書かれていました。
『レビューブック産婦人科』は、国試に必要な知識だけが凝縮されたもの。
国試直前になるにつれて、
国試のデータをもとに作られているレビューブックが、
いかに国試合格のための「必要十分の情報」を掲載しているテキストであるか、
感じられるようになりました。
産婦人科は他の科に比べて新規事項の出題が少ないため、
過去問や基礎知識の理解が何よりも大切です。
だからこそ、
過去の国試問題の知識が詰った
『レビューブック産婦人科』を学習の軸にしたことで
得点力をあげられたのかなと思っています。
みなさんも、
『レビューブック産婦人科』を軸に
産婦人科対策をしてみてはいかがでしょうか。
(編集部M)