国試

[115回国試受験生向け]新型コロナウイルス感染症への対策について

 

皆さんこんにちは!
編集部のM.Tです.

 

気温がグッと下がって,体調を崩しやすい時期になってきました.
皆さん体調管理はしっかりできているでしょうか.

 

今回は「医師国試における新型コロナウイルス感染症対策」についてです.
第115回医師国試受験生の皆さんは,特に気になっているのではないでしょうか.
また,もうすでに情報をキャッチしているよという方も,改めて厚労省発行の資料など詳細に確認しておいてくださいね!

 

先日,厚生労働省から今年度の医療関係職種国家試験における新型コロナウイルス感染症対策について,以下のような発表がありました.

 

・第115回医師国試の実施については,新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで,実施要項の通り実施する.

・緊急事態宣言が発令されている場合であっても,不要不急には該当しないことから,試験を実施する.

・受験者間の間隔を1m以上確保する.

・会場入口(原則施設外)にてサーモグラフィーカメラによる検温を実施し,37.5℃以上の者は再度接触型体温計により検温し,37.5℃以上あった場合※は,迅速抗原検査を実施.陽性反応が出た場合は,オンラインで医師が診察を行い,新型コロナウイルス感染症の診断がされた場合は受験を認めない.それ以外の場合は別室で受験させる.
※37.5℃以上の発熱がない場合においても,咳等の症状を認めた受験者は同等の取扱とする.

・濃厚接触者※であっても,試験当日に無症状である等の条件を満たせば,別室での受験を認める.
※過去2週間以内に,政府から入国制限,入国後の観察期間を必要とされている国・地域等から日本に入国したものを含む.

・試験当日の体調不良等により受験できなかった者については,これまでと同様に追加試験を行わない.

・試験当日に,新型コロナウイルス感染症の診断がされていることを理由に,受験ができなかった受験者については,試験日前後2週間における診断書等の提出により確認のうえ,受験手数料を返還する.

 

要するに,

●新型コロナウイルス感染症を理由とした試験日程の変更等は,現時点では行わない見通し
●受験当日に発熱しているが新型コロナ感染症ではないと診断された人,濃厚接触者は別室受験で対応
●受験当日に新型コロナウイルス感染症に罹患し,入院中,宿泊療養中・自宅療養中の場合は,今年度の医師国試を受験できず,再受験や追試が行われることもない
ということです.

 

医師国家試験だけでなく,厚労省所管の医療系国家試験については一律して同様の対応がなされる予定です.
また,今後対応の変更などがあった際には,下記の厚労省のサイトに随時更新される予定ですので,皆さん受験当日まではこまめにチェックするようにしてくださいね.
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15202.html(厚労省のサイトに移動します)

 

また,受験前日までや当日に行ってほしい対応についても上記のページにまとまっています.
例えば,防寒対策や昼食についての項目だと,
試験当日,試験室の換気のため窓の開放等を行う時間帯があるため,暖かい服装等とすること.
試験会場で食堂の営業等は行わないため,昼食を持参し,自席で食事をとること.
との記載もあり,お昼ごはんを買い忘れたらどうなるんだ…?といった印象です.

 

当日の持ち物など,例年以上にしっかりと準備を整える必要がありそうです!
そのあたりの記事も直前期にまた改めて配信していきますので,どうぞよろしくお願いします.

 

くれぐれも体調を崩すことのないよう,皆さんしっかり手洗いや3密対策をしてくださいね!
そして,「ステイホーム!プレイQBオンライン!」でこの冬を乗り切りましょう!

 

それではまた,次の記事で.

 

(編集部 M.T)

新着記事カテゴリー


 すべて

 国試

 CBT・OSCE

 動画・アプリ

 マッチング

 実習

 コラム

 その他