診察ができる vol.2 鑑別診断
[新刊]『診察ができる vol.1 身体診察』を担当編集者が徹底解説!OSCE,臨床実習に!
こんにちは,編集部のK.M.です.
2023年7月4日,身体診察の新しい教科書となる『診察ができる vol.1 身体診察』が発売されます!
※medLinkアプリ版は2023年秋頃の発売を予定しています.
今回は担当編集者の1人であるK.M.が,OSCE,臨床実習に最適な『診察ができる vol.1 身体診察』の内容・魅力・ポイントを余すことなく徹底的に解説させていただきます!
『診察ができる』シリーズは,3年次のPBL,4年次のPre-CC OSCE,5年次の臨床実習,6年次のPost-CC OSCE,そして卒後の初期研修まで長く活用できますよ!
ちなみに,『診察ができる vol.1 身体診察』の略称は『診でき』となります.
また,気になる「vol.2」は,『診察ができる vol.2 鑑別診断』となり,2024年の発売を予定しています.
新しい身体診察の教科書『診察ができる vol.1 身体診察』の5つのポイント
『診察ができる vol.1 身体診察』の魅力は次の5つにまとめられます!
① 750点の写真と350点のイラスト・図版でわかる!
② 特典として130以上の診察動画が見られる!
③ 手技の「やり方」だけでなく「得られた所見の評価」までを掲載し,解剖生理と連携させてわかりやすく解説!
④ 『病気がみえる』への参照ページで学習しやすい!
⑤ 最新の『診療参加型臨床実習に必要とされる技能と態度についての学修・評価項目(第1版)』(2022)に準拠!
1つずつ解説させていただきますね.
① 750点の写真と350点のイラスト・図版でわかる!
『診察ができる』は『病気がみえる』の姉妹シリーズとして登場します!
そのため,『診察ができる』では,『病みえ』と同様に,たくさんのイラストや図版を使用し,わかりやすく解説がされています.
さらに,身体診察の書籍ならではの「写真」も約750点使用することで,文字だけではなく手技を実際に行っている様子を目で見てわかるようになっています!
② 特典として130以上の診察動画が見られる!
いくら写真や分かりやすいイラストがあっても,実際の手技をしている動画には敵いません.
書籍に掲載されているQRコードからは,各手技を実際に行っている様子を見ることができます!
手技のやり方やポイントについて解説した「解説編」も収録されています!
※一部には手技のみの動画もございます.
診察動画のサンプルもYouTubeで公開していますので,ご覧ください!
※診察動画は巻頭の袋とじ内のシリアルナンバー登録日から1年間視聴可能です.「mediLinkストア」にて延長ライセンスを販売予定です.
③ 手技の「やり方」だけでなく「得られた所見の評価」までを掲載し,解剖生理と連携させてわかりやすく解説!
身体診察の学習というと,手技自体のやり方にフォーカスして,その意義や前提となる知識が蔑ろにされてしまうことが多いという側面があります.
しかし,『診察ができる vol.1 身体診察』では,前提知識となる「解剖生理」と,手技を行った後「得られた所見の評価」,つまり,「病態や疾患」までを結びつけて解説・ビジュアライズを行っています.
したがって,『診察ができる』では,手技だけには留まらない,より臨床に即した実践的な学習が可能です!
④『病気がみえる』への参照ページで学習しやすい!
『診察ができる』は『病気がみえる』の姉妹シリーズなので,『病気がみえる』への参照ページを多数掲載しています.
「さらに詳しく勉強したい!」という際には,簡単に『病気がみえる』を参照することができ,より学びを深めることができます.
また,今後改訂されていく『病気がみえる』にも『診察ができる vol.1』への参照ページが付与される予定です!
⑤ 最新の『学修・評価項目』に準拠!
手技の手順を記載している「ミニマムエッセンス」と手技の動画は『診療参加型臨床実習に必要とされる技能と態度についての学修・評価項目(第1版)』(2022)に準拠しています.
そのため,『診察ができる vol.1 身体診察』は臨床実習だけではなく,OSCEに向けた学習にも最適です!
『診察と手技がみえる vol.1』と『診察ができる vol.1 身体診察』の違いは?
Twitterにて,『診察と手技がみえる vol.1』と『診察ができる vol.1 身体診察』は何が違うの?という質問を多数いただきました.
前提として,『診察と手技がみえる vol.1』は絶版となってしまうのですが,以下のような違いがあります.
● ページ数が圧倒的に多い!収録内容も違う!
● 最新の『学修・評価項目』に準拠!
● 手技が分かりやすい診察動画!
『診察と手技がみえる vol.1』と『診察ができる vol.1 身体診察』の掲載内容の違いを簡単に表にすると,以下のようになっています.
・診察に関する共通項目 ・医療面接・診察の基本 ・バイタルサインの測定 ・頭頸部診察 ・胸部診察(頸部血管,心臓,心音,心雑音,肺) ・腹部診察・神経診察 ・心肺蘇生法 |
||
・徒手筋力テスト(MMT) ・四肢と脊柱の診察 |
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・手洗い・ガウンテクニック* ・外科基本手技(縫合〜抜糸)* |
※『診察ができる vol.1 身体診察』の詳しい掲載内容につきましては,『診察ができる vol.1 身体診察』の公式HPであるこちらをご確認ください.
*『診察と手技がみえる vol.1』にしかない項目である「手洗い・ガウンテクニック」と「外科基本手技」につきましては,『診察ができる vol.2 鑑別診断』の付録として掲載を予定しています.
共通している項目について,同じ内容なのかな?と思われるかもしれませんが,この部分だけで『診察ができる vol.1 身体診察』の方が約100ページも多く,より詳しく分かりやすい内容になっています.
そして,『診察ができる vol.1 身体診察』は,『診療参加型臨床実習に必要とされる技能と態度についての学修・評価項目(第1版)』(2022)に準拠しているので,OSCEに向けた学習にも最適です.
手技の手順が準拠しているのはもちろん,「四肢と脊柱の診察」などの新しい項目についても掲載されています!
発売日は7月4日(火)です!
『診察ができる vol.1 身体診察』の魅力は伝わりましたでしょうか!?
発売は2023年7月4日(火)となっております.
欲しいと思った方はこちらからチェック!
発売をお楽しみに!!!
<追記>『診察ができる vol.1 身体診察』が発売されました!
ご購入はこちらからどうぞ!
(編集K.M.)
<書籍情報>
診察ができる vol.1 身体診察
第1版 2023年7月発行 B5判 464頁
定価8,800円(本体8,000円+税10%)
ISBN978-4-89632-913-1