国試

超直前期の国試対策④QuickCheck

国試本番まであとわずかです.

これまで頑張ってきた6年性の皆さん,大変お疲れ様でした.

今回は,知識の最終確認に役立つツール,QuickCheckを紹介します.

このQuickCheckは,国試の選択肢を一問一答化したものです.サクサク解いていくことができ,直前期の反復練習に非常に有用です.

今回は、このQuickCheckで直前期を切り抜けた先輩の体験談をご紹介します。

国試問題に手をつけるのが早かったSさんは,直前期になる頃には最近5年の国試問題の正解選択肢を覚えてしまっていました.

そうなると,なんとなくの知識でもQBを解ける状態になってしまい,新しい問題に本当に対応できるのか,国試直前に向けて不安が募っていきます.

そんなとき,たまたま読んだINFORMAで「QuickCheck」(QC)の存在を知り,「残り時間も少ないが,私がやるべきことはこれだ!」と一念発起しました.

QuickCheckは短時間で国試問題を復習するのに向いています.

網羅的に自分の弱点を炙り出すことに向いているため,Sさんのように「なんとなく」で解けてしまっている人には最適のツール.

Sさん曰く,他にもこんな人にはQuickCheckでの復習がおすすめだそうです.

ひと通りの科目の勉強は終わっているものの、知識が定着しているか不安な人
一般問題、公衆衛生など細かな知識を問われる問題が苦手な人 ←特にオススメ!
模試などで正答率が高い問題も間違えてしまう人
国試最新回5回分の外れ選択肢を含めた、周辺知識の学習が不十分な人

特に公衆衛生にquick checkでの復習が有効だったというSさんの言葉は,本番でのご自身の経験に基づいています.

117回の国家試験ではC問題での公衆衛生の難易度が高く,1日目終了後の多くの受験生の気分を落ち込ませました.
ただ,QuickCheckで外れ選択肢の習性をしっかり学んだ私は,「自分が間違ったならみんなも間違っている」と思えるまで確実に選択肢を絞ることができ,あまり落ち込まずに2日目をむかえることができました.

結果的に,なんとSさんは公衆衛生が難しいと言われていたCブロックの得点率が一番得点率が高かったそうです.

難易度が高かったのに,素晴らしい結果です.

「ひと通りの勉強が終わってしまい,何をしたら良いかわからない.わかったつもりになっているのが不安」という人は是非チャレンジしてみて下さい!


Sさんの体験記,いかがでしたでしょうか.

この時期になると,SさんのようにもうQBを回しすぎて回答を覚えてしまったよ! という方も多くなってくるかと思います.

そんな時は,ぜひQuickCheckを使われてはいかがでしょうか.

使い方

それでは使い方をご紹介します.

QuickCheckは,先ほども述べた通り国試問題を丸バツ問題として一問一答化したものです.

QBオンライン
※クリックで拡大できます

この​問題では、aの「拡大内視鏡」という正解選択肢を文章にして丸バツで出題しています.

QuickCheck
※クリックで拡大できます

こんな感じでサクサクと解いていくことができます!

スマホで解けるので,電車の中や家でゴロゴロしながらでも隙間時間に国試対策できますね.

QuickCheck 成績管理画面
最新10年分を演習しきったときの画面はこんな感じです.
間違えた問題がどのくらいあるか,すぐに見て確認できます.「要復習」には,間違えた問題や,自分で選択した問題をストックしておくことができます.
※クリックで拡大できます
QuickCheck
※クリックで拡大できます

また,QBと連動しているので,QBで△と×になった問題から作られたものに絞って解くことができます

それでは皆さんも,ぜひquick checkを使って国試直前のこの時期を切り抜けていってくださいね.

応援しています!

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