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[6年生向け]医師国家試験【体験記】直前期必見!近年3回分で国試対策を確実なものに

 

こんにちは,編集部のM.Sです!

 

2020年も残りわずか数日となりました.

迫りくる国家試験,皆さん準備万端でしょうか?

どれだけやっても国家試験当日は不安になるものです.

その不安が少しでも和らぎ,みなさんが国試当日十分な実力が発揮できるように編集部一同応援しております.

 

そして今回は,そんな不安が少しでも解消できるよう

国家試験に合格した先輩のためになる合格体験記を紹介します!

ぜひ参考にしてください!

 

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直前期必見!近年3回分で国試対策を確実なものに

横浜市立大学 S.Oさん

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①大まかな勉強スケジュール

私は5年で実習が始まったタイミングで,回っている診療科に合わせてQBを解き始めました.それから6年の秋頃までは実習の合間や通学中などのスキマ時間を使ってひたすら演習を繰り返していました.

 

そして12月に卒業試験が終わると,本格的に国家試験に特化した勉強として『回数別』の演習をスタートしました.約1ヵ月かけてじっくりと直近の過去3年分を解き,それが終わった1月の半ば頃からは,今までの総復習で苦手な問題を解きなおしたり,ノートを見返したりする時間にあてました.

 

 

②過去3年分を解こうと思った理由

過去3年分を『回数別』で演習しようと考えた理由は2つあります.

1つ目は近年の国試(特に直近3年分)で出題された疾患やキーワードは形を変えて出題されることが多いという話を聞いたことです.国家試験の作問者は毎年変わりますが,半分以上は前年度と同じ人であるため,趣旨が類似した問題が出題されやすいです.

例えば,113D21の問題は,2型糖尿病の患者で造影剤検査をする際に気を付けるべき内服薬としてビグアナイド薬を選ばせるというものでした.112A57でビグアナイド薬を飲んでいる患者の血液検査項目で確認すべきものとして乳酸を選ばせる問題があり,これを掘り下げて勉強していれば,113D21は解答可能な問題でした.

 

2つ目は,科目ごとの勉強進捗に偏りが出てしまわないように,科目を横断的に勉強する必要があると考えたことです.

これら2つの要素を対策するべく,過去3年分の過去問演習を行いました.

 

 

③実際にどのように解いたのか?

科目別の演習の時には,主にスキマ時間を使ってのサクサクと解き進める演習方法をとっていましたが,『回数別』の演習では一問一問に時間をかけて解くことを意識しました.

具体的には,まず二冊ノートを用意し,一冊は雑書きノート,もう一冊は知識のまとめノートと決めました.雑書きノートは,問題を読みながら気になったキーワードを書き,病態などを整理したりするために使いました.知識のまとめノートには,『回数別』の解説書の誤答の選択肢解説から基本事項,TONEXT,VOICEなどを隅々まで読んで,覚えていなかったことや重要だと思ったことを書き留めるのに使いました.

 

 

④回数別を解いたことによって何が変わったのか?

6年の秋頃の時点で,QBのほとんどの科目に関して一周以上終わっていたため,その時点である程度基礎的な知識はついていたと思います.ですが,科目別を解いていたときに,キーワードを拾ってサクサクと選択肢を選んでしまうことが多かったためか,11月末に受験した模試では難しい問題に対して根拠を持った回答をすることができませんでした.また,サクサクと解くクセがあったため,多くのケアレスミスもしていました.

そんな状況でしたが,『回数別』を上記のように丁寧に解く・隅々まで復習することで「なんとなく解ける」から「自信をもって解ける」ようになりました.

 

さらに,回数別に載っている「TO NEXT」なども読み込むことで,ただ解いているだけでは気づきにくいトピックス,次に出そうな問題への対策もでき,自信に繋がりました.

 

 

⑤本番

これまでの模試では難しい問題に対して粘りきれなかったり,ケアレスミスが多かったりという課題がありましたが,国試当日にはそのようなミスが減り,自分自身が成長しているのを実感しました.これは,『回数別』を一問一問丁寧に解いたおかげだと思います.

 

さらに,『回数別』の演習をする中で身につけた知識が役に立った問題もありました.

例えば,113A4では免疫チェックポイント阻害薬の副作用である1型糖尿病が選択肢にありました.TO NEXTにあるように免疫チェックポイント阻害薬についてより深く勉強しておくことで,免疫チェックポイント阻害薬の標的を選ぶ問題を正答することができました.

 

隅々まで『回数別』の解説を読んでいたおかげで実際に自分が受ける「見えない出題」にも対応できたことを実感できました.

 

 

-まとめ-

 国試の直前には,周りが色々な教材を使ったりしているのを見て焦ることもあるかと思います.

しかし,国試は「過去問をマスターすれば受かる」試験です.必要以上に色々なものに手を出そうとするよりも,今までやってきたことを違う角度から深めることも大切です.

 

私の体験記が,これからの勉強方法を考える一助になれば幸いです.

 

 

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直前に控えた国家試験で後悔しないためにも,このような先輩の体験記が参考になれば嬉しいです!

 

また近日中に,直前期の違った視点の体験記を配信するのでそちらもお見逃しなく!

 

(編集部M.S)

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