定番記事

国試

医師国家試験対策その10:直前は『回数別』の国試過去問で”本番シミュレーション”

 

●ざっくり言うと…

 

・”本番シミュレーション”が超大事!国試と同じ環境で過去問を解く


・近年3回分が超大事!類似問題が毎年出る

 

・『QB』に載っていない最新問題の対策もお忘れなく!

 


 

 

“本番シミュレーション”が超大事!

 

とにかく,「直前に回数別の過去問演習!」というのは,もはや受験生の常識ですよね.でも,どういうことを意識して回数別の過去問を解けばよいのでしょうか.

ぼんやり,「解いた〜」で終わらないためにも,

過去問対策の大事なポイントを先輩受験生に聞いてみました.

 

1.時間感覚・体力配分をつかむ!

 

国試本番で1問にかけられる時間は,長くても1分〜2分程度.

すべての問題をじっくり検討する余裕はありません.

『回数別』でテンポよく解き進めるクセをつけておいた方がよいですね.

また,2018年2月の112回国試では形式が変更され,

3日間で500問→2日間で400問となりました.

1日あたりに解く問題数は増加するので,この変更も考慮に入れ,

2日間のシミュレーションをしておくと,体力配分もつかめますよ.

 

 

2.国試の雰囲気・傾向をつかむ!

 

『QB』は疾患別に系統だてて問題が並んでいるため,勉強しやすい仕組みになっています.

しかし,分野も疾患もバラバラに出題される国試本番では,

『QB』では簡単に思えた問題が突如難問に感じられたりもします.

国試ならではの全分野シャッフルされた出題の緊張感は味わっておきましょう.

 

また,ガイドラインが変わる112回国試はもちろん,

ガイドライン変更年でなくとも,これまで見たことのない問題形式・出題形式に突然マイナーチェンジすることがあります.

数回分の国試を『回数別』で解いておくことで,事前に「この程度は変わるかも」と心構えをしておくとよいでしょう.

 

 

近年3回分が超大事!

 

本番シミュレーションと並んで,過去問演習が重要な理由として,類似・プール問題の出題があります.実際に類似問題が出題された例も見ながら,確認してみましょう.

 

■ 同一・類似問題が出題されやすい!

 

医師国試では,前年度までに出題された問題の類似・プール(同一)問題が繰り返し出題されます.

毎年,10%前後の問題が近年3回分から出題されています.

再出題される問題のほとんどでは,前回出題時よりも正答率が上がりますが,

今回はあえて,明らかに類似問題なのに,多くの学生がつまづいた例をお示しします.

 

110G13 (クリックでQBオンラインに移動します)
気管内腔から末梢を観察した気管支内視鏡像を次に示す.


図に示す部位と名称の組合せで正しいのはどれか.

a ① - 膜様部
b ② - 左主気管支
c ③ - 右上葉支
d ④ - 気管軟骨輪
e ⑤ - 中間幹

 

正解:b

             

110回で出題された上記の問題とそっくりな問題が,

1年後に行われた111回国試でこのように出題されました↓

 

111A59 (クリックでQBオンラインに移動します)
68歳の女性.喀血を主訴に来院した.気管支内視鏡像(A,B)を次に示す.なお,BはAの①の腔内に内視鏡を進めたものである.

図の①〜④について,正しいのはどれか.3つ選べ.

a ①は右主気管支である.
b ②には軟骨組織が存在する.
c ③の腹側には上行大動脈が存在する.
d ④は腫瘍性病変である.
e ④は閉塞性肺炎の原因になる.

 

正解:c,d,e

 

d,eを選べた学生は多かったですが,

あと1つの正解選択肢ををbかcで迷う問題でした.

でも,これは前回の〔110G13〕の問題をしっかり復習しておけば,正解できた問題です.

 

110回出題時のQBには既に,「解法の要点」「基本事項」として

気管膜様部についての記載がありました.(下写真参照)

このことからも,過去問をしっかり解いて,周辺事項を確認しておくことが非常に重要だと分かります.

 

 

ということで,113回国試を受ける方は,3年分の『112回』『111回』『110回』を,ぜひ押さえておきましょう.

 

 

みんなが使った『回数別』

 

■ 112回受験生のシェア率,約90%!

国試対策は「みんなと同じ対策」が基本なのは,すでに多くの受験生にとって周知の事実.

メディックメディアの『第111回 国家試験問題解説』は112回受験生の約90%が使った国試解説シリーズですから,安心して使っていただくことができます.

 

※メディックメディアの国試後アンケート結果による.第112回医師国家試験を受験した受験生が対象.(有効回答数3,234人)

 

■ 『回数別』の3つのポイント

 

ポイント1.QBオンラインで解説が読めるシリアルNo.つき!

 

『QBオンライン』はWEB上で国試過去問が利用できるサービスです.

『回数別』シリーズでは『108回』からシリアルナンバーが付いており,これを登録すると,登録した回の解説をQBオンラインで読むことができます.

 

ポイント2.専門医の解説に受験生の要望をプラスした学生目線の解説

 

『112回』では,128名もの各分野の専門医に解説を執筆いただいています.

先生が執筆した解説をそのまま載せるなら他の出版社でもできるわけですが, メディックメディアでは医学生からの要望を徹底的に洗い出し,できる限り反映させています.

具体的に言うと,国試受験直後の医学生の方々に解説を読んでいただき, 「受験生が悩んだこの選択肢にも詳しい解説が欲しい」, 「この症例で考えるべき疾患の鑑別ポイントが知りたい」といった意見・要望を集めたうえで, 執筆者の先生と原稿をブラッシュアップしています.

だから,正解選択肢以外の解説も充実し, 問題に関連した周辺知識まで踏み込んだ解説になっています. 専門医の知識と受験生のニーズがブレンドされた解説が メディックメディアの『回数別』シリーズの大きな強みの一つです.

 

 ポイント3.先輩たちの生の声”VOICE”

 

例年ご好評をいただいているコンテンツ”VOICE”を今年も掲載しました.

112回国試受験生による生の声,アドバイスを掲載し,大学の先生では教えてくれない解法のコツ,考え方のポイントなどを伝授します.

また,各時間割ごとの“VOICE”では,時間割ごとに先輩方がどのような心境で試験を受けていたのか分かり,臨場感満点です.

 ポイント4.“TO NEXT”で出題予想を掲載

 

国試では過去に出題された問題文,選択肢や症例文などから 今後出題されうる内容を予想できる場合があり, こうした内容をQBオンライン上で公開しておりました.

『112回』には最新の国家試験の情報を踏まえた“TO NEXT”を掲載しています.

回数別問題集は,直前期に解くことが多いので,直前期の学習にぜひご利用ください.

 

 ポイント5.おなじみのシンプルで読みやすい“QB形式”

 

『回数別』シリーズの解説は『QB』と同じ形式で編集しています.

「基本事項」や「補足事項」など解説を細かく区切っているため, 自分に必要な解説を拾って読むことができ,テンポよく勉強することが可能です.

自分の学習状況に応じて解き進めるのに大変便利です.

 

 ポイント6.正答率を全問題に掲載!

 

6,000人以上の国試受験生の回答データを分析し,どの選択肢がどれだけ選ばれたのかが,ひと目で分かります.

勉強のアクセントやモチベーターとして利用してみて下さい.

ただし,既出問題の正答率は高くなりますので,安易に「正答率の高い問題は飛ばす」という勉強法はオススメできません.ご注意ください.

 

 ポイント7.『イヤーノート』,『病気がみえる』シリーズと強力対応!

 

『回数別』シリーズは,『イヤーノート』や『病気がみえる』シリーズなど, 多くのメディックメディア書籍と連携し,それらの書籍の参照ページを付記しています.

また,表やイラストを多数転載しており,『イヤーノート』や『病みえ』に載っている表やイラストを くり返し見ることで,自然と反復学習ができる構造になっています. 今まで『イヤーノート』や『病みえ』を使ってきた方には特にオススメです.

 

【受験生注目】『クエスチョン・バンク』には掲載されていない最新国試,用意できていますか?

 

『クエスチョン・バンク』には,発行直前に行われた最新国試の問題が掲載されていません.

そのため,これまで出題された過去問をカバーするには,『回数別 医師国家試験問題解説』(以下『回数別』)と組み合わせて使う必要があります.

前述の通り,過去3回分の『回数別』演習は必須ですが,

過去3回分を全部購入する予定がない方も,下の表を確認して,

最低限『QB』に収録されていない回の問題は演習するようにしましょう.

 

■ パターン1:6年生でQBを買った人の場合

 

 

最新のQBを使っている場合,入っていない問題は最新国試のみです.

できれば3回分を使って腕試しをしたいところですが,

最低限,最新の国試は必ず解くようにしましょう.

 

 

■ パターン2:5年生でQBを買った人の場合

 

5年生でQBを買った場合,2回分が足りません.

回数別を2回分は必ず解いておくようにしましょう.

 

(注意)QBオンラインは自分が購入した書籍版QBに掲載されている問題が,

WEB上でも利用できるサービスです(『108回』以降で対応).

 

 

さいごに

 

人生を左右すると言っても過言でない医師国家試験.

だからこそ過去問題集は使いやすく,分かりやすいものを選びたいですよね.

『回数別』はそんな受験生のニーズに応えられるよう制作しました. ぜひ手にとってみてください.

カテゴリー