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[新刊]本日発売!『イヤーノート2023』改訂のポイントは?

こんにちは.編集のMSです.

タイトルにもあるとおり,本日2022年3月4日(金)に最新の『イヤーノート2023』が発売となりました.

全国書店やオンライン書店等にて発売しております!ぜひ購入検討いただけると嬉しいです.

前回のINFORMAの記事では『イヤーノート』の特長を列挙しながら,国家試験対策で有効な青字についてフォーカスを当てながらご紹介しました.

まだ読んでいない方はこちらから確認してください!

皆さんにさらに前向きにご検討いただくためにも,本日は今回の『イヤーノート』の改訂したポイントをお伝えします.購入を検討する際の参考になれば幸いです.

改訂ポイント一覧
(1)115回までの医師国家試験出題情報を全ページに反映
  ※ 113〜115回出題箇所は青下線にて明示
(2)新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映
(3)内科専門医試験2021年度実施分も反映
(4)付録本である『イヤーノートTOPICS』の全ページアップデート
(5)付録本である『Quick Check』も改訂


(1)115回までの医師国家試験出題情報を全ページに反映

115回(2021年2月実施)までの医師国家試験の出題内容(内科・外科)を網羅しています.国家試験で出題された内容は青字にしており,直近3回分の国家試験(113〜115回)の箇所はさらに青字+青下線にしています.そのため,それぞれの疾患ページを開いても一目で「どこがよく国試で問われているのか」がわかります!

毎年の国家試験の徹底分析とそれに伴った誌面への反映のほかに,教育・臨床現場の先生方のバックアップによる,周辺情報や「今の医学生さんや研修医に知っておいてもらいたいこと」を毎年厳選した上で改訂していただいています.

これらの改訂こそが「『イヤーノート』は国家試験でできている」と言われる理由の一つです.そのため,数ある参考書や教科書の中でも,国家試験情報が徹底的に反映されているのは『イヤーノート』だけと言えます

(2)新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映

毎年改訂を行っている『イヤーノート』ですが,最新のガイドラインや治療薬情報に沿って改訂しているのも重要ポイントです.

各疾患について,各学会や厚生労働省などから発行されている最新の疾患情報・ガイドラインなどをもとに,診断基準や治療法・治療薬を更新しています.

今回の改訂でも多くの疾患の情報をアップデートしています

例えば...
A章(消化管)では
・『胃癌治療ガイドライン2021』や『潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針 令和2年度改訂版』,『胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021』等の最新ガイドラインの内容をもとに,それぞれの項目の記載を最新の情報に刷新しました.
・臍ヘルニアについての記載を最新の情報に合わせアップデートしました.

C章(循環器)では
・「成人先天性心疾患」の項目を新設し,成人期ならではの合併症や問題について言及しました.

L章(救急)では
・『蘇生ガイドライン2020』や『日本版敗血症診療ガイドライン2020』,『外傷初期診療ガイドラインJATEC™』などの改訂内容に合わせ,「BLSアルゴリズム」「心停止アルゴリズム」の図ほか,記載を大幅に刷新しました.

などなど.

その他の章でも改訂ポイントはありますが,こちらにまとまった記載がありますので,こちらからご確認ください.

(3)内科専門医試験2021年度実施分も反映

急ですが『イヤーノート』のコンセプトって知っていますか?

国家試験合格?臨床実習のサポート?

じつは「医師生涯教育を支援する」なんです.

最新ガイドラインや医師国家試験の情報をもとに毎年更新していることはもちろん,実は内科専門医試験という医師になってから受ける試験対策にも使えます!

具体的には内科専門医試験の出題情報を受験生にヒアリングを徹底的に行い,そのヒアリングを元に『イヤーノート』にも反映しております.その際に「医学生〜非専門医」にとって必要な情報の検討を先生方と行い,信憑性の高い重要な情報だけを掲載しています.

そのため,医師国家試験が終わった後でも使い慣れた『イヤーノート』を使うことができます!なので,学生の頃から使い慣れておくと,今後医師になった時の情報アップデート・試験対策などにも対応ができるようになります.

(4)付録本である『イヤーノートTOPICS』のアップデート

非専門医や研修医にも必ずおさえておいてほしい重要な疾患やテーマに絞り,近年の動向と今後の展望をまとめ直しました.その数,140項目!こちらも毎年改訂しています.

いま社会問題となっているCOVID-19感染症から,絶対見逃してほしくない主疾患の項目を掲載しています.書籍も比較的コンパクトなので,さっと気になった疾患の「今まで」「これから」の動きを確認できる優れものです.

『イヤーノートTOPICS』紙面イメージ

こちらイヤーノートの付録本なので,購入いただいた際に確認してみてください!

(5)付録本である『内科系専門医試験Quick Check』も改訂

イヤーノートTOPICSと同じく,付録本である『内科系専門医試験Quick Check』という書籍も毎年改訂を行っています.これは上記「内科専門試験2021年度実施分も反映」でもお伝えしたとおり,内科専門医試験の受験生のヒアリングを元に作成しているコンテンツです.

こちらの特長は一問一答形式なので,サクサク問題を解くことができる作りになっています.

こちらは医師になった際に使える書籍ですが,イヤーノートを購入いただいた国家試験受験生の中にも「Quick Check」で疾患の知識を確認するために活用いただいている学生さんもいます!

そのため,試験対策において余力がある学生さんやスキマ時間で疾患のアウトプットをサクッと行いたい学生さんには有効的な書籍になります.


以上が改訂ポイントでした.

少しでも皆さんの参考になっていたら幸いです.

また,今まで書籍購入者限定でお得なアプリ版購入割引クーポン(袋とじ)がついていました!これだけでもだいぶお得なクーポンなのですが,今年はこれに加えて「医師」も「学生」もさらにお得になる素敵な企画を検討中です.

詳しくはこちらの記事を確認してみてください!

他にもイヤーノートについて知りたいときはHPに多くの情報が掲載されていますので,そちらもチェックしてみてください!

(編集MS)


◆本書の購入はメディックメディアWEB SHOPからでも購入いただけます.

◆mediLink版イヤーノートアプリ2023(通常版・アップグレード版)の発売は4月を予定しております.詳細はmediLink公式HPをご確認ください.

◆発売日はお住まいの地域によって異なることがございます.書店店頭にてご確認ください.

あわせて見ていただきたい記事はこちら

◆INFORMA:医学生の約9割が持っている『イヤーノート』の「青字」で国家試験出題傾向を把握
◆INFORMA:【イヤーノート】書籍に封入されている袋とじが超お得!


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