国試

[5〜6年生]【体験記】問題演習に重点を置くと吉!
じっくり派の私の国試対策

こんにちは.

4月に入り,新年度が始まりましたね.

今回はじっくりと時間をかける国試勉強法をご紹介いたします!

5年生,6年生にオススメしたい内容となっております.

ぜひ参考にしてください!


問題演習に重点を置くと吉!じっくり派の私の国試対策

N大学 M.Hさん


国試当日,私は心に全く余裕がなく,

問題を解き終えることにとにかく必死になってしまいました.

ですが,そのような状況でもどうにか国試を乗り越えられたのは

5年生からじっくりと国試対策に励んでいた積み重ねがあったからだと思います.

今回は私の経験をもとに,

『クエスチョン・バンク』(以下,QB)での問題演習をベースとした

じっくり派の勉強法をお伝えします.私の国試対策が参考になれば幸いです.

とにかく早めの時期から問題に触れる

国試対策で重要なのはとにかく早期から問題に触れることだと思います!

私は,5年生の初頭から講義動画の視聴をしており,

それとあわせて書籍版のQBで過去問(主にメジャー科目)に触れていました.

最初は,とにかく解説に書いてある内容を隅々まで確認し,

分からない点を『イヤーノート』や『病気がみえる』で調べて解決させるという作業で,

問題を解くというよりは”読む”という感じです.

それに加えて,問題を読んだ上で知らなかった内容や疑問点をQBに書き込みました.

自分のオリジナルの解説ができあがるので,学習の効率が上がりました.

私の場合は書籍のQBに直接書き込んでいましたが,

ノートを作ってみてもいいかもしれません.

また,QBの一周目問題だけをまず解くという人もいるかと思いますが,

私の経験上,最初は全体を見通すということが大切だと感じたため,

時間があれば一周目問題以外も含め全て見ることを推奨します.

過去問は宝の地図なので早めの時期から触れるのがおすすめです.

6年生からは問題演習を本格稼働!

5年生はこんな感じでゆったりとQB全問を読み込む(1周目)ことで過ごしましたが,

6年生に入ってからは読むのではなく実際に問題を解く作業(2周目)に入りました.

ここで初めて問題に〇×をつけ始めました.

その際できなかった(×をつけた)問題は3・4周目に回します.

3周目で特に大切にしていたのは,選択肢のひとつひとつを吟味することです.

正答肢を選べたからといって安心せず,他の選択肢も確認し,

誤答である理由を説明できなかった場合には,

その選択肢に×をつけ4周目以降で確認できるようにしました.

すべての選択肢は厚労省からのメッセージです.

この勉強法は時間がかかるけれど,過去問を完璧に理解するためには

効果的な勉強法だったと思います.

しかしながら,一度は正解できても,

時間を置くと正解できなくなってしまうことはよくあることです.

直前期に差し掛かると,

自分がそのような事態に陥っていないかを確認するためにもう一度全問解きなおし,

×が無くなるまで周回する作業をもう一度行いました.

そうやって何度も演習を繰り返していると,

問題の気持ちとでもいえばいいんでしょうか,

出題者の意図が少し分かるようになってきます.

例えば”地域包括支援センターを勧める”系の選択肢が出てくれば,

「最近の厚労省の推しかな?」とか

(もちろん内容をきちんと吟味しなければいけませんが(笑)).

国試のメッセージ性を読み取れるくらいの知識が身についたのを感じられるので,

それを自信にしつつ,

「解けない問題」や「抜けていた知識」をどんどん補っていきました.

「講義動画を見ている間に時間がなくなってしまった」という話もよく聞きますが,

大切なのは,何よりも問題演習です.

QBで何周も何周も問題演習を行ったことが大きな自信につながったと思います.

これから国試対策を始める皆さんは,問題演習を大切にすると良いと思います!

ぜひ意識して問題演習の時間を取るようにしてください!


いかがでしたでしたか?

私自身はいつもギリギリでカツカツな勉強でどうにか乗り切っていたので.

本記事のようにじっくりと勉強しておけばもっと余裕を持って臨めたかもな…

と,少しだけ後悔しています(笑)

新年度でなにかと忙しない時期かとは思いますが,

ぜひこちらの勉強法を国試対策の参考にしてみてください.

応援しています!

(編集部M.N)

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