新着記事

[4~6年生向け]国試体験記マーカーで“育てる” 『My イヤーノート』(J大学 Kさん)

編集Aです.こんにちは.
国試受験生が,実際の体験にもとづいて書いてくださった『国試体験記』
今日は,J大学 T.Kさんの『国試体験記』をご紹介します.

 

この体験記,実は
次回のメディックメディア発行情報誌『INFORMA』47号
(後日,全国各大学に配布予定)に掲載予定のものですが,
このブログを読んでくださっている方には特別に,先行紹介いたします!
ぜひ読んで,日頃の勉強法の参考にしてくださいね.

 

◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇

 

マーカーで“育てる” 『My イヤーノート』
(J大学 T.Kさん)

国家試験対策のために,問題集や参考書を何冊か購入しましたが,
その中で僕が最もよく使用したのは『イヤーノート』でした.

国家試験対策では,これと決めた参考書を
自分オリジナルの辞書に仕上げるのが効果的です.

そこで,『イヤーノート』をどのように自分色の参考書に育てていったか
を紹介します.

 

 

◆きっかけは学校で◆

イヤーノートは4年生の4月に,臨床講義に合わせて買いました.
イヤーノートが大改訂された時期であり,
学校の先輩方の勧めもあって買いました.

学校の講義は要点が分かりづらく,インプットができなかったため,
講義で説明している疾患をイヤーノートで理解して補完するようになりました.

幸い,学校での臓器別の定期試験も
イヤーノートの青字から出題されることが多く,
イヤーノートで最低限の知識を得て問題演習するだけで
定期試験でも学年トップ10に入れました.

4年生の終わりからは,臨床実習に合わせて
『クエスチョン・バンク』(以下QB)で問題を解きながら
『My イヤーノート』作りをしていきました.

 

 

◆ペンを色分けしよう!◆

まずはQBを解いて,
解説文中にあるイヤーノートの参照ページをチェックします.
イヤーノート上で,過去の国試で出題された青字に注目して,
自分で規則性を持ってラインマーカーを引き,
次回見た時に分かりやすくなるよう工夫するのがコツです.
僕の場合は

●自分がQB で間違えた所→黄色マーカー
●疫学や症状で知らなかった所→オレンジマーカー
●検査で知らなかった所→緑マーカー
●治療で知らなかった所→青マーカー
●禁忌や副作用→赤マーカー

を使いました.
さらに,イヤーノートの空き枠に,

●模試やQBで出た情報→赤ペン
●卒試で出た情報→青ペン
●『Dr.K』のゴロ→緑ペン

で色分けして書き込みました.
フリクションのマーカーペンが修正できるのでオススメです.

 

 

◆マッチングや卒試でも活躍!◆

こうして作った自分だけのイヤーノートは,
問題を解きたくない時などに眺めるのもよいし,
卒業試験期間中や国試期間中,国試の休み時間中に
チェックするノートとしても大活躍しました.

マッチング対策でも,このイヤーノートを活用しました.
イヤーノートは主要な疾患が一冊にまとまっているので,
調べるのにも新しい問題に対して対策を立てるのにも大変役に立ちました.

卒業試験では,国試にはあまり出題されていない疾患を調べるのに使いました
(例えばMenkes 病なら『イヤーノート2014』D-160ページ).

国試期間中に予備校から送られてくるメールでは,
2日目や3日目になると
「原発性アルドステロン症,気管支喘息,有機リン中毒…をチェック!」
といったように,
まだ出題されていない疾患を羅列するだけのメールが大雑把に送られてくるので,
以前自分がまとめたイヤーノートを直前に見返すことがかなり有効でした.

 

 

◆画像対策は『イヤーノート・アトラス』で!◆

5年生から始まったポリクリでは,QB を解くのに並行して
『イヤーノート・アトラス』(イヤーノートの付録.以下「アトラス」)
も使用しました.

新しい科を回る前にその科のQBを解いて,イヤーノートでチェックし,
該当するページをアトラスでもチェックする,という流れで使いました.
疾患に関連する重要な画像を一通り見ることができるのでオススメです.

卒業試験でも画像の問題がたくさん出題されるので,
出題される科に合わせて該当する画像を目に焼き付けました

以上のように,臨床講義,QB,卒業試験対策を通して,
アトラスを3周以上は眺めたと思います.

107回の国試でも,画像が選択肢になっている問題がありました.
例えば,B2は
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の適応となる画像所見はどれかという問題でしたが,
アトラスで早期がんと進行がんを分けて記載されていたことを思い出し,
難なく解答できました.

予備校のネット講座を受けていた人は,
画像を見る機会が少なかったと言っていたので,
イヤーノートアトラスを見ておいて良かったと思います.

 

 

◆最後に◆

このように,QBを解く際に参照したり,授業で学んだ知識を書き込んだり,
知らなかった箇所に印や付箋をつけるなどして,
イヤーノートを自分色の参考書にしていきました.
自分に足りない情報をどんどん書き込んで,情報を集約することで
復習が効率的になります.

国試が終わった今,改めて自分のイヤーノートを見ると,
よく使い込んだなと実感できます.
ぜひ皆さんも,一つの参考書に絞って,自分色に染めてください.

(J大学 T.K)

同シリーズの書籍・関連書籍

カテゴリー