診察ができる vol.1 身体診察
青字は国試でも重要な知識|本当にコスパのいい医学部CBT対策・勉強法とは? その3【2019年度版】
こんにちは,編集部R.Aです.本日は,
「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策とは?」
の「その3」をお届けします.
バックナンバーなどは コチラ をご参照下さい.
◆◆CBT後にすぐ始まる国試対策.CBT時代から意識しておく!
これまで,マッチング試験や国試といった6年生の話を強調してきました.
2年先の話に実感をもてない方もいらっしゃると思いますが,
- (1)臨床実習が早期化している(4年生から実習をスタートする大学が増えている)
- (2)臨床実習にあわせて国試問題集を解くスタイルが広まった
といった理由から,国試対策の早期化が起きているのです.
(ちなみに,(1)の理由で「CBTにかける時間」も短くなっています.)
事実,113回(2019年2月の)医師国家試験受験生のうち,
73%の学生が5年生終了までに国試対策の問題集を購入,
そのうち,半数以上の学生が5年生の6月までに購入しているのです.
※113回受験生 3,766人のアンケート結果をもとにしています.
ちなみに回答者の85%程度が『クエスチョン・バンク』(以下,『QB』)を購入しています.
そのため,CBTの時から国試を意識しておくと後が楽なのです.
今回と次回で「QBオンラインCBT」の特長,
国試対策に役立つ工夫をご紹介します.
◆◆『イヤーノート』で青字の知識は「QBオンラインCBT」でも青字!
『イヤーノート』という書籍をご存知でしょうか?
医学生のシェア約90%を誇る,医師国試のバイブル的存在です.
この『イヤーノート』,過去の国試に出た知識が青字になっています.
このため,6年生になると「その薬,『イヤーノート』で青字だよ」
というような会話を耳にするようになります.
それくらい,『イヤーノート』で青字の知識は,国試に出た知識,
今後も出るかもしれない知識として意識されるようになるのです.
ここで,本題の「QBオンラインCBT」の話です.
「QBオンラインCBT」では問題の解説などの文中で,
『イヤーノート』で青字になっている知識を,同様に青字にしているのです.
(『イヤーノート』(↑)の青字は「QBオンラインCBT」(↓)でも青字です)
無駄なく簡潔にポイントをついた解説が売りの「QBオンラインCBT」.
別に,CBTに出なくて国試で出るような,
細かい知識を増やしているわけではありません.
普通の黒字の記載も青字の記載もCBT対策上はみな重要です.
その中で青字というのは,「国試にも実際に出た!」ということを意味するわけです.
つまり「QBオンラインCBT」の青字は,
CBTで出題されうるのはもちろん,国試でも出題されたため,
最も試験で出題されやすい重要な知識,ということを示しているのです.
だから,CBT以降もずっと役に立つ知識として,
強く意識して青字を見ておいてもらいたいのです.
強く意識することで記憶に残りやすくなるからです.
そして,その記憶は思いのほか早く役立つことが多い.
「QBオンラインCBT」の青字を意識しておくと,国試版『QB』を解く時に,
「あ,知ってる」という感じで解ける確率が上がるわけです.
その分印象に残る.記憶が定着しやすくなるのです.
『QB』はボリュームがかなりありますから,解けないとつらい.
でも解けるようになると,がぜん面白くなってきます.
「QBオンラインCBT」の青字は,国試版『QB』を解きやすく,
面白くしてくれるちょっとした工夫なのです.
ちなみに,マイナーや公衆衛生科目のイヤーノートと言える
『レビューブック 』シリーズの下線(国試に出た知識)も「QBオンラインCBT」では青字になっています.
内科・外科以外で国試に出た知識も意識できるというわけですね.
*****
次回も引き続き,「QBオンラインCBT」の特長をご紹介します!
(編集部R.A)
本連載やCBT関連の記事は[コチラ]