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イヤーノート2026 内科・外科編
こんにちは,編集M.Dです.
突然ですが,みなさんは日々の臨床実習をどのような意識で行っていますか?
また,ひたひたと迫りくる国家試験,対策は始められていますか?
実習に時間をとられてなかなか勉強できない…と
焦り始めている方もいるかもしれません.
そんなみなさんにぜひ読んでいただきたいのが今回の体験記です!
今回は『イヤーノート』(以下『YN』)を活用して
見事国家試験に合格された先輩の体験記を2本立てでお送りします!
この『YN』,113回国試受験生の約90%が使ってくれていました.
(弊社国試後アンケートより)
国試対策本というイメージが強いかもしれませんが,
実は実習から活躍してくれるんです.
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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(T大学 D.Sさん)
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僕が初めに国家試験というものを意識したのは,5年生になりたての時です.
実習で,当時の6年生や研修医の先生に『YN』を勧められたことがきっかけです.
当時は深く考えないまま,購入してみました.
正直,最初は『YN』の大きさや重さに戸惑い,
こんな量を覚えきれるだろうか,この本を使い込めるのかと,
半信半疑でした.
そんな気持ちで,まずは内科系の実習で使ってみたのですが,
疑問点をイヤーノートで手軽に解決できる場面が多く,
重宝して驚いた記憶があります.
特に便利だなと思ったところは,1冊にすべてがまとまっているので,
メインの科と違う科や,複数の科にまたがる疾患や病態
(例えばGoodpasture症候群,アスペルギルス感染症など)
についても調べやすかったところです.
自分が苦手な部分などは,空きスペースに書込みをしていき,
知識をこの一冊に集約させていきました.
6年生になってから,国試の勉強を本格的に始めました.
主に予備校のネット講座を利用して勉強を進めたのですが,
どうしてもわからない分野は,『YN』で調べながら講座を見ると
知識を整理しやすくなりました.
また,自分が間違えた過去問について調べると,
『YN』で,その部分が青字になっていました.
それまで気づかなかったのですが,
『YN』では,国試で出題されたところを青字で示すような工夫がされていたのです.
それからは,まずは青字になっている部分を重点的に覚えるようにし,
余裕があったら黒字の部分も見て,周辺知識を覚えるようにしました.
卒試は科目別の試験でした.
試験の前日に,試験科目に該当する『YN』ページをひととおり,
総まとめのように見ておきました.
そうすることで確認の時間を効率化でき,自信を持って試験に臨むことができました.
また,実習の時から行っていた書込みが役立ちました.
自分で書いた字を読み返すと,初めて学習した時の記憶が蘇ってくるのです.
忘れかけていた知識を定着させることができ,特によかったです.
実際の卒試では,前日に『YN』で見た範囲から何問か出題されたので,
この勉強法をしていてよかったと,心から思いました.
卒業試験は大学ごと,先生ごとに対策方法が違うと思いますが,
『YN』を活用できるかどうか,一考の価値ありです!
ほとんどの人が『YN』を使って勉強していたこともあり,
学習効果がいいのかなと感じながら,『YN』を信じて,2年間使ってきました.
国試の原則は“みんなと同じことをやる”ということです.
大勢の人が使っているものを使うと安心感も得られ,
その勉強法でいいのだという自信がつき,勉強に専念できると思います.
安心材料にもなる『YN』,そばに置いてみてはいかがでしょうか!?
(T大学 D.Sさん)
5年生で実習が始まったばかりのころ,周囲の人の流れのままに『YN』を購入しました.
当時はあまり深く考えずに購入したので,「高い買い物をしたなあ」としか思っていませんでした.
実際,実習で持ち運ぶには重く,それ以前に『病気がみえる』シリーズを購入していたため,
主に『病気がみえる』を持ち歩き,
『YN』は救急など一部の科を回ったときに使用していました.
また,一部の友人は『YN』のアプリを使用し,
わからないことをすぐに検索して調べながら実習をしていて,
アプリを購入しなかったことを少し後悔していました.
6年生の夏は卒試対策がメインでした.
私の大学では,半数近くが卒業試験に落ちます.
そのため,卒業試験対策は必須で,6年生の夏は卒試の過去問を解かなければなりませんでした.
卒試は国試と同じ形式ですが分野はバラバラ,さらに国試よりもやや踏み込んだ内容の出題もあります.
そこで本格的に『YN』を使い始めました.
卒試では,一つの科に準じた問題だけでなく,
分野横断的な知識を要する問題が出ると聞いていました.(*)
*編集注:これは最近の国試でもいえる傾向です!
例えばこの問題!ぱっと解けますか?
婦人科の問題ですが,薬剤の知識も必要ですよね.
答えはコチラから(QBオンラインを登録している方なら閲覧可能です)
—(編集注ココまで)—
『YN』ではひとつの疾患を分野横断的な視点から勉強することができました.
卒試を解いて気になるところは毎回調べ,足りないと思ったところは書き込みをして,
磐石な知識を得て卒試を突破することができました.
卒試が終わったあとは,3年分の回数別を解き始めました.
その際にも『YN』を活用しました.
『QB』や『回数別』などの問題集には『YN』の参照ページが掲載されており調べやすかったです.
国試では,間違い選択肢から改題して出題されることがよくあるので,
正解選択肢だけでなく,全ての選択肢を吟味し調べる癖をつけていました.
『回数別』は2,3回解いたのですが,
何度も間違えたところやよく出題されているなと思ったところには付箋をつけ,
いつでも確認できるようにしました.
気づいたら自分の『YN』は書き込みや付箋だらけになっていました.
『YN』を信じ,国試までやり抜いたおかげで,最終的に国試に合格できました.
一番大事なのは,信じたものを一つやりこんで自信をつけることです.
私の場合は『YN』をやりきり,自信を持って国試に臨めました.
みなさんも最後まで自分を信じて頑張ってください.
(S大学 T.Oさん)
——–
D.Sさん,T.Oさん,ありがとうございました.
ちなみに,T.Oさんが触れていたように,『YN』にはmediLink版『イヤーノートアプリ』もあります!
検索がぱぱっとできたり,『QB』と併用がしやすかったりと,オススメですよ.
重さが気になる…という方も,ぜひアプリをチェックしてみてくださいね!
(編集M.D)