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[5,6年生向け]医師国家試験【体験記】効率的に「mediLink版イヤーノート」で国試対策を!

 

 

こんにちは,編集部のM.Sです.

 

 

第113回医師国家試験に見事合格した先輩から

「mediLink版イヤーノート」(以下,「YNアプリ」)の活用術

について教えていただきました.

普段イヤーノートをアプリで使ってくださっている方も,そうでない方も,

ぜひ読んでください!

 

 

 

第113回 医師国家試験【体験記】

効率的に「mediLink版イヤーノート」で国試対策を!

(北海道大学 H.Wさん)

 

 

 

● ネット講座での勉強のお供に「YNアプリ」

 

今まで私はINFORMAで『イヤーノート』(以下,『YN』)の活用法が紹介されている多くの記事を

参考にしてきました.

それらを踏まえた上で,私がどのように「YNアプリ」を活用したかをシェアしたいと思います.

 

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【参考】

・『イヤーノート(YN)』とは?

イヤーノート(YN)とは?

 

直前期の使い方~青字と黒字を使いこなす~

医学生のための使い方 4.国試直前期の使い方〜青字と黒字を使いこなす〜

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● 理解のお供に「YNアプリ」

 

昨今,多くの方がQ-Assistや予備校の国試対策ネット講義をベースに

国試勉強を進めていることと思います.

御多分に洩れず,私もその一人です.

私が利用していた予備校では,講義資料をPDFで配布していました.

一見,予備校の講義ノートは情報量という点では少なく見えるかもしれません.

 

 

しかし,講義ノートは予備校講師が自身の経験を元に,受講生が国試合格に必要な知識や考え方を

習得できるように作られた資料です.

私は,そのノートをマスターすることに腐心しました.マスターする上で,

活用したのが「YNアプリ」です.

講義中に紹介されている疾患の病態が分からなかったとき,ふと浮かんだ疑問を解消したいと思ったときに,「YNアプリ」で調べました.

 

 

● 検索性の高さが強み

 

先程も述べました通り,「なんだか○○という疾患の治療法がわからないなぁ…」

そういう疑問が浮かんだときに活用してきたのが「YNアプリ」です.

疾患名や症候など様々なアプローチで調べ物をするのですが,

「YNアプリ」の強みはその検索性の高さです.

検索ワードを含んだページがすぐ表示されます.

 

 

また,イチオシの機能として「mediLink」内のコンテンツを

横断的に検索する「串刺し」検索があります.時として,

『YN』の記載のみでは自分の理解レベルに不十分と感じることがあっても,

『病気がみえる』や『薬がみえる』で求めていた記載が見つかることもあります.

 

 

 

 

また,『YN』や『病気がみえる』で見つけたお気に入りの図表は,スクリーンショットで保存し,

講義ノート(PDF)にはりつけて,何度も目に触れるようにして記憶の定着を図りました.

 

 

 

 

 

 

● 『YN』は国試でできている~青字を吟味すべし~

 

『YN』の青字やその周辺の黒字をどのようにチェックするかは,他の記事に譲るとして,

「YNアプリ」ならではの活用法を紹介します.

 

『YN』では国試既出事項が青字として表示されますが,「YNアプリ」も同様です.

「YNアプリ」では,青字をタップすると国試番号がポップアップで表示されるのみならず,

その番号から「QB online」(別途シリアルナンバー登録が必要)に飛んで

当該国試問題を確認することが可能です.

 

これは2つの点で極めて有用です.

まず,その青字の「鮮度」が分かります.

同じ青字でも,10年くらい前に1回だけ問われた内容と過去5年以内に3回問われた内容では,

どちらが国試的に“アツい”内容かは自明でしょう.

2つめに,青字内容が実際の国試問題でどのように問われたかをシームレスに確認することができます.周辺の黒字にも目を通すようにして,単に青字だけを追う1対1対応型のキーワード学習にはならないように努めました.

 

 

● 『YN』は次の国試でできている?!

 

国試受験生の中で半ば常識となっている事項として,

「過去3回分の過去問対策はガチれ」というのがあるでしょう.

 

 

113回受験生である私は112A57(正答率 48.3%)の分析をしているなかで,「ビグアナイド薬の副作用―乳酸アシドーシス」について調べていました.

すると,そこには「専」マークがついていました(編集注:「専」は認定内科医・総合内科専門医試験に関わる内容).「もしや,専門医試験で出題された内容は次の国試で出やすいのではないだろうか…」そういう疑念が生まれました.

 

 

そして「ビグアナイド薬(YN 2020 D-189)」の補足事項を読むと,「ビグアナイド薬の内服下でヨード造影剤を使用すると乳酸アシドーシスを来しやすい」という事実が載っています.

 

これらを踏まえた上で受験した113回.

ズバリ,113D21(正答率 73.1%)にてこの事実が出題されました.専門医試験に出題されているほど臨床的意義があるのであれば,次回以降の国試で出題されてもおかしくないと思う経験でした.

 

 

● さいごに

 

『YN』を使う上で,青字とその周辺の黒字」を抑えることは,過去問・予想対策の2つの観点から大事です.さらには,余力があれば最近のトピックを知る意味で「専」マークを確認するのも一つの手かもしれません.

 

 

良い面ばかり強調してきましたが,「mediLink」にもデメリットはあります.

「指がページを覚えている」,「手垢や付箋で本を俺色に染めて汚して使う」,「あのページの右上の網掛け部分に書いていた(フォトメモリー)」など,本で勉強することの良さを味わうことができません.

何事も一長一短ですし,十人十色です.INFORMAに紹介された様々な使用例の中から,ぜひご自身の参考になるものを見つけてください.

 

 

◆◆◆

 

いかがだったでしょうか.

みなさんもこの体験記を活かして,自分の勉強法に組み込んでみてはどうでしょうか.

H.Wさん,貴重なお話ありがとうございました!

 

(編集部M.S)