イヤーノート2025 内科・外科編
[新刊]『イヤーノート2024』改訂のポイントは?
こんにちは.編集部A.Kです.
前回の記事では,『イヤーノート』の改訂ポイントの概要,そして書籍購入者2大特典についてご紹介しました.
(まだ読んでいない方,あまりにもお得すぎる情報なので,是非こちらをご確認お願いします)
本日は『イヤーノート2024』の改訂内容について詳細をお伝えします.購入をご検討いただく際の参考になれば幸いです.
◆改訂ポイント一覧◆
(1)116回までの医師国家試験出題情報を全ページに反映
※ 114〜116回出題箇所は青下線にて明示
(2)新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映
(3)内科専門医試験2022年度実施分反映
(4)付録コンテンツ「内科専門医試験 Quick Check」内科専門医試験2022年度分も反映して改訂!
(5)付録コンテンツ「イヤーノートTOPICS」トップオーサーに主要疾患をリライトしていただき改訂!
(1)116回までの医師国家試験出題情報を全ページに反映
116回(2022年2月実施)までの医師国家試験の出題内容(内科・外科)を網羅しています.国家試験で出題された内容は青字にしており,直近3回分の国家試験(114〜116回)の箇所はさらに青字+青下線にしています.そのため,それぞれの疾患ページを開いても一目で「どこがよく国試で問われているのか」がわかります!
毎年の国家試験の徹底分析とそれに伴った誌面への反映のほかに,教育・臨床現場の先生方のバックアップによる,周辺情報や「今の医学生さんや研修医に知っておいてもらいたいこと」を毎年厳選した上で改訂していただいています.
これらの改訂こそが「『イヤーノート』は国家試験でできている」と言われる理由の一つです.そのため,数ある参考書や教科書の中でも,国家試験情報が徹底的に反映されているのは『イヤーノート』だけといえます.
(2)新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映
最新のガイドラインや治療薬情報に沿って改訂しているのも重要ポイントです.
各疾患について,各学会や厚生労働省などから発行されている最新の疾患情報・ガイドラインなどをもとに,診断基準や治療法・治療薬を更新しています.
今回の改訂でも多くの疾患・テーマについてアップデートを行いました.
例えば...
D章(代謝・内分泌・乳腺)では
・「Basedow病」「甲状腺関連薬」の項目を,臨床的重要度,国家試験における頻出度を鑑みて構成変更いたしました.
・『糖尿病治療ガイド2022-2023』『糖尿病療養指導ガイドブック2022』に基づき,新規治療薬「イメグリミン」についての記載など,情報を大幅にアップデートしました.
・『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版』『小児/成人家族性高コレステロール血症診療ガイドライン2022』の改訂に基づき,診断基準などの掲載情報をアップデートしました.
・『肥満症診療ガイドライン2022』の改訂に基づき,情報を大幅にアップデートしました.
I章(呼吸器)では
・国家試験での正答率がいつも低く用語の整理が難しい「人工呼吸管理」の分野について,実臨床で必要な事項を盛り込み全面刷新.医学生さん・研修医の「習っていないから分からない」の声を解消します.
・「肺腫瘍」「縦隔疾患」「呼吸器疾患の手術」「特発性間質性肺炎」の範囲を呼吸器領域のトップランナーの先生方のご指導のもと大幅リライト!実臨床に即した内容にアップデートを行いました.
・『過敏性肺炎診療指針2022』『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕』『特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き2022(改訂 第4版)』『ARDS診療ガイドライン2021』など最新のガイドラインに準拠して最新情報にアップデートしました.
ここでは2章のみご紹介しましたが,その他の章でも多くの改訂ポイントがございます.全章の改訂内容については,HPにて詳細ご紹介しております!
是非こちらからご確認ください.
(3)内科専門医試験2022年度実施分も反映
2021年,2022年に実施された2回分の内科専門医試験の出題情報を,受験生にヒアリングし,そのヒアリングを元に『イヤーノート』にも反映しております.
医師国家試験対策で使い慣れた『イヤーノート』で,第3回内科専門医 資格認定試験の対策はいかがでしょうか.
(4)付録コンテンツ「内科系専門医試験Quick Check」改訂
本コンテンツは,内科系専門医資格認定試験・総合内科専門医資格認定試験対策のための一問一答集です.
内科専門医資格認定試験・総合内科専門医資格認定試験で問われた知識(一般問題、臨床問題の中の「診断さえつけば知識だけで解ける問題」)を一問一答にして収録!2022年実施の内科専門医試験の出題情報も徹底的に反映してアップデートを行なっております.
(5)付録コンテンツ「イヤーノートTOPICS」のアップデート
内科外科主要疾患の近年と今後の動向を簡潔に整理.診断基準やガイドラインの改訂,新薬や新しい検査・治療法の承認,疾患概念や分類の変化など,研修医~非専門医でも知っておくべき重要な動向が一覧できます.
「原発性肺癌」「COVID−19」「脂質異常症」「GIST」「胃癌」等,多くのテーマをトップランナーの先生にリライトしていただいております.
サンプル画面の一部をご紹介いたします.
※実際の画面とは異なりますので,ご注意ください.
◆本書の購入はメディックメディアWEB SHOPからでも購入いただけます.
◆mediLink版イヤーノートアプリ2024(通常版・アップグレード版)の発売は4月を予定しております.詳細はmediLink公式HPをご確認ください.
◆発売日はお住まいの地域によって異なることがございます.書店店頭にてご確認ください.