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【6年生向け】【国試体験記】スロースターターさんの駆け込み国試対策

こんにちは.編集部Hです.

6年生のみなさんはマッチングも終わり,一息ついているところではないでしょうか.

本日ご紹介するのは,10月過ぎてようやく国試対策に本腰が入った!というスロースターターの先輩の国試体験記です.

まわりに比べて国試対策が進んでおらず不安…という方,勉強スケジュールや効率の良い復習の仕方など,ぜひ参考にしてみてください!


10月過ぎてようやく本腰!

スロースターターが使うイヤーノートの青字機能

昭和大学 Aさん


国試対策スケジュール
Aさんの国試対策スケジュール

●6年春

4月に大学で模試を受けるため,実習の合間をぬって5年の3月からメジャー科目の動画を見始めました

この時期に,早い人では「Q-Assist」(以下「QA」)メジャーの動画視聴を1周しており,出遅れているのは分かっていたのですが,勉強に身が入らず1ヵ月1科目とスローペースで6年の11月にようやくメジャー科1周を完了させました.

●マッチング前

スローペースのまま,前述のとおり夏になってもメジャー科の視聴(もちろん問題演習も・・・)は終わりませんでしたが,6月からマッチングの履歴書対策や面接,大学病院の筆記試験対策が本格化し,科目別の勉強を中断して回数別単位での問題演習にシフトしました.

筆記試験は国試形式の出題のため,回数別は効果的でした.

しかし,せっかく夏勉強したのに,科目別の勉強の土台がなかったため,長期記憶に定着せず,振り返ってみると,勿体ないことをしたなと後悔しました.

夏までに,メジャーと産婦,できれば小児まで動画と問題演習をある程度を終わらせておくことをおすすめします.

●スイッチが入った卒業試験

その後,マッチング明けに少し遊び,秋になってもメジャーは終わらず,そのまま10月の卒試に突入しました.

昭和大学の卒業試験は卒1,卒2と2回あり,合わせて般臨75%,必修80%以上取れば合格でした.

私は,10月の卒1の点数が般臨70%,必修69%とどちらも届かず,ここに来てやっと勉強へのスイッチが入りました

卒2までの1ヵ月間は5時間睡眠で他は学校で勉強する日々でした.

10時間強/日で小児,産婦,残りのメジャーとマイナーの動画と一周目問題をやらなくてはいけなかったのに加えて,公衆衛生の冊子を10ページ/日,『クエスチョン・バンク』(以下,『QB』)必修を50問/日と直近3年分の回数別に取り組み,ひたすら量をやっていました.

1周目問題や回数別を解く時は,横にGoodnotesで「QA」のレジュメを開いておいて,理解が足りていない分野の解説を貼り付けたり,苦手な画像問題は『病気がみえる』の写真も遡って貼り付けいました.

短時間で書けて,復習もできるノートを意識して,小見出しや☆印を付けて着目ポイントを見やすく工夫していました.

Q-Assist
Q-Assist

また,画像は同じものが国試で使われることがあるとVoiceにも書いてありますし,実体験としてたくさん見慣れることが克服への近道だったと思います.

クエスチョン・バンク QB

クエスチョン・バンク QB

私は11月にやっと一通り終わり,卒2では般臨85%,必修90%以上取れました.

●直前期の勉強

ここからは,これまでやってきた勉強の定着を図り,私の苦手な暗記を短時間で詰めなくてはなりませんでした.

卒試中,周りの人と答え合わせをしていて自分の知識のムラを感じていたので,優先順位の高いメジャーを固めるべく,11月後半から12月頭まで1日1科目ペースでメジャー科目の1周目問題を進めました.

冬模試の後は,春,夏模試の復習を週1で組み込みつつ,マイナーの1周目問題を進めました.12月後半から1周目問題の3周目を同じペースで進め,直前講習の動画も同時並行していました.

●みんなが解ける問題と自分の抜けを短時間でチェック

模試や直前講座などで初めて触れた疾患,気になったことは1周目問題を解きながら作った分野別ノートに書き込んでいました. 

その際,疾患の全体像や暗記箇所を短時間で把握するために,私が活用していたのは,イヤーノートアプリ版の青字です.

国試既出が青字になっているので,過去問検索する手間なく,何がポイントなのか,暗記に漏れがないかチェックできます.みんなが解ける問題を落としたくない直前期の勉強として私は活用していました. 

具体例をあげると,模試で出たRefeeding症候群について初見だったため(『QB』で一周目問題以外も解いていたら触れる機会があったはずのテーマなのですが…笑),イヤーノートで調べてみました.

すると,青字が出てくるので,いつ出題されてて,何がポイントなのか一目で分かります.

問題演習をこなしきれていない自分にとっては,問題を見なくてもどこが問われうるのか,またいつ出ているのかがわかるので,時間のない冬に確認する方法としては有用だと感じました.

イヤーノート YN
クエスチョン・バンク

調べたことは,そのイヤーノートのページをGoodnotesにスクショで貼り付けて,私は青字をそのまま穴埋め問題として書き込みました.

穴埋め箇所は必須ポイントとみなして,自分のノートの中で繰り返しザッと確認するように努めました.

このように,イヤーノートを参照すると,要点を掴んだ急ピッチスタイルの勉強ができます.

この方法を使いながら,国試直前の2週間は,直近5年分の回数別と模試の復習,毎日公衆衛生に触れ,ぎりぎりまで知識をインプットし続け,本番を迎えました.

イヤーノート活用法

●国試当日

試験中は,過去問や模試で見たことある問題とそれ以外の初見でみんな悩むであろう問題を判断しながら緩急付けて問題を解き進められるまで実力がついていました.

これも,みんなが解ける問題,つまり過去問を落とさないように意識して勉強してきたからだと思います.

晴れて春からは医者として働き始めます.


スロースタートながらも直前の効率良いインプットによって力をつけ,見事合格を勝ち取った先輩の体験記,いかがでしたでしょうか.

先輩が青字機能を活用したイヤーノートアプリ版はmediLinkサイトから購入可能です!

この記事を読んだみなさんの国試対策がうまくいくことを編集部一同応援しております!

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