イヤーノート2025 内科・外科編
『イヤーノート』は国試でできている
『イヤーノート』は国試で問われた内科・外科の知識を網羅
医学生のバイブルとも言える定番書籍『イヤーノート』ですが,その中身は実に国試に即したものなんです!
毎年国試を反映した知識を蓄積して改訂が繰り返され,過去の国試で問われた内科・外科の知識のほぼすべてが,イヤーノートに網羅されています.
また,イヤーノートといえば分厚く膨大な知識が詰め込まれている印象を受けるかもしれませんが,実際に「国試でこの知識が問われた!」というポイントは青字や青下線で示しており,国試で狙われる知識が効率的に把握できるようになっています.
青字は過去の国試で問われた内容,青下線は最近の国試(『イヤーノート 内科・外科編 2025』では115回~117回)で問われた内容を表しています.
※イヤーノートは3月発行のため,2月に実施された最新国試(『イヤーノート 内科・外科編 2025』時点では118回)は反映されていません.
『イヤーノート 内科・外科編』は「QB Online」の過去問とも連携!
実は,イヤーノートはそれ単体で国試で問われたポイントが分かるだけでなく,「QB Online」とも連携しています.
mediLinkアプリ版のイヤーノートをお使いであれば,青字や青下線をタップしていただくことで,実際にその知識が問われた過去問を「QB Online」で演習できるようになっているんです!
また,逆に「QB Online」の解説にあるイヤーノートの参照リンクをタップしていただくことで,イヤーノートの該当箇所を参照でき,詳しく体系的な知識を確認できるようにもなっています.
この参照リンク,実はイヤーノートだけではなく,『病気がみえる』や『レビューブック』,付録の「イヤーノート ATLAS」にも詳しい情報が参照できるよう,「QB Online」からのリンクが設けられています.
では,この参照リンクは教材ごとにどれぐらいの数が設けられているのでしょうか?
今回は,116~118回までの国試で消化管の問題に絞り,解説から各教材に飛べる参照リンクの数を徹底調査してみました!
果たしてその結果は……
1位:『イヤーノート 内科・外科編』 215箇所(本誌 170箇所・ATLAS 45箇所)
2位:『病気がみえる vol.1 消化器』 156箇所
3位:『病気がみえる vol.5 血液』 6箇所
116~118回で消化管の問題は全51問なので,1問につき平均で4箇所以上イヤーノートを参照可能なリンクがあるということになります!
また,消化管だけに限らず116~118回の全問題を計上すると,イヤーノートへは実に2,151箇所(本誌 1,922箇所・ATLAS 229箇所)ものリンクが貼られていることが分かりました!
イヤーノートがいかに国試の勉強に対応した作りになっているかが伺えますね.
このように,イヤーノートは毎年の国試の出題内容を反映し,皆様が国試の対策を行う上での利便性を追求した作りとなっています.
お手持ちのイヤーノートの使い方がイマイチ分からない,という方は,まずは過去問演習で詰まった部分の参考に!というところから,イヤーノートを使い倒してあげてください!
イヤーノートのオーソドックスな使い方については,国試に合格された先輩の体験談も是非とも参考にどうぞ!