
第118回医師国家試験問題解説
皆さんこんにちは,編集部のNです! 梅雨入りを迎え,紫陽花が美しい6月となりましたが,医学部6年生の皆さんにとっては,いよいよ医師国家試験に向けた本格的な勉強期間の始まりですね.
mediLinkアプリを使って過去問演習に取り組んでいる方も多いでしょう.そんな中,知っているかどうかで差がつくのが「イヤーノートの青字」です.実はこの青字,過去の国試で問われた内容を示しており,効率的に重要事項をおさえるための強力な味方になるんです.
今回は,実際に青字を活用していた先輩の勉強法を紹介します!
帝京大学 Y.Nさん
こんにちは! 今回は,私が国試対策として行なっていたイヤーノートアプリの青字を使った過去問演習についてお教えします.
医師国家試験対策として大切なのは過去問演習です.どうして大切なのかといえば,国試の多くの問題は過去問で対応できるものばかりだから.
ですが,何年前の国試の類似問題が出るかは予想できないため,たとえ数年分の国試の答えを丸暗記したとしても合格点を取るのは難しいです.そこで私は過去問演習に加え,疾患の重要事項を効率よく覚えるために,イヤーノートアプリの青字を利用していました.
皆さんは,イヤーノートアプリで青字で表示される内容が何を示しているかご存知でしょうか.
この青字は,これまでの医師国家試験で問われたことのある事項.そのため,青字になっている部分を優先的に覚えることが過去問を完璧にする近道になるんです.
また,アプリならではの機能として,青字をクリックすると過去に出題された国試の番号が表示され,QBオンラインでその問題の演習をすることもできます.この機能は過去にどのように出題されたのか見ておきたい時に便利です!
それでは,私がどのようにイヤーノートアプリの青字を利用していたかお伝えします!
私は,5年生の8月の進級試験に向けて,国家試験の過去問を解き始めました.なんとなく問題演習をしただけでは知識が身についていないように感じたため,一通り解き終えたあと,今度は各問題について,じっくりみていくことにしました.具体的には,その問題で問われていた疾患をイヤーノートで検索し,青字部分について確認していったんです.
たとえば,原発性硬化性胆管炎の問題である118D9を解いたあとに,イヤーノートアプリをみてみると,
原発性硬化性胆管炎では
・症状:消長する黄疸
・検査:ERCP
・合併症:潰瘍性大腸炎
が青字になっていました.
つまり,この部分が過去に出題されたということ.青字だけに注目してみてみれば,ひとめで重要事項がわかります.ここで勉強した内容について,覚えていなかった事項についてはGoodnotesに積極的にメモするようにしていました.
また,原発性硬化性胆管炎の合併症で青字になっていた潰瘍性大腸炎をタップしてみると,過去に4回も出題されていることがわかります.しっかり覚えておかなくてはと思わされ,とても印象に残りやすかったです.
余裕がある時には,正答以外の選択肢についてもイヤーノートアプリで検索して1つの問題でいくつもの重要事項をまとめて学習していきました.一問でもじっくりみてみるとたくさんの学びがあるものです.他の選択肢と関連づけて覚えることができるので,ただやみくもにたくさんの問題を解くよりも情報が整理され記憶に残りやすかったです.
もしかしたら,イヤーノートアプリの青字が過去の国試で問われたものだと知らなかった方も多いのではないでしょうか.イヤーノートアプリの使い方が分からない,過去問で効率的に学習をしたいという方はぜひ青字を活用してみてくださいね!
いかがでしたか?
アプリの機能を活用して国試勉強を効率的に進めてみてください!
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(編集部N)