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こんにちは.編集部Hです.
新学年になり,実習・マッチング・卒試…と目の前のイベントが増えるほど,
「国試の勉強,何をどのタイミングでやればいいの?」と迷いやすくなる頃ではないでしょうか.
本日は,119回医師国試で悔しい思いをし,120回で見事合格を果たした先輩に,
総まとめ講座の「視聴スケジュール」と「アウトプット術」を語ってもらいました!
現役時代の反省を踏まえ,「もし自分が今の4〜6年生だったらどう使うか」というリアルなアドバイスも必見です.実習やマッチングで忙しい医学生の皆さん,ぜひ参考にしてくださいね.
S大学 MYさん
浪人時代にいろいろな教材に触れる中で,「一番お世話になった」「演習に直結した」と強く感じたのが総まとめ講座でした.その強みを一言で言うなら,「要約付きの目次」です.
①簡潔さ:国試に必要な思考の軸(疾患を疑うきっかけ→検査→治療)が短時間で掴める.
②視認性:パッと見るだけで全体像を俯瞰でき,問題演習で「点と点が線でつながる」感覚を得られる.
③タイパ:各科目2~3時間で全範囲をさらえる.
特にタイパの良さは圧倒的です.例えば消化器の通年講座は約16時間ですが,総まとめ講座ならたった1時間40分.通最も長い産婦人科も,24時間→約6時間に短縮できます.「出るところだけに絞る」というよりも,「短い時間で全体に触れる」構成になっているので,知識の偏りも防げます.
学生生活を振り返ると,5・6年生はポリクリやクリクラの影響で拘束時間が長く,バイトや部活なども重なって,なかなか集中して机に向かう時間が取れません.私自身,通年講座を腰を据えて見直すのが難しく,1科目に時間をかけて次へ進むと前の科目を忘れてしまう……ということが頻繁にありました.
総まとめ講座なら,そんな状況でも短時間で思考の軸を取り戻せますし,問題演習でも実臨床でも一番大切な考え方がすべて載っていると感じました.
正直に言うと,6年生の頃の私は「Q-Assistプラスは国試直前期に買えばいい」と思っていました.結局,卒試が終わった12月から見始めた結果,時間がなく1回視聴するだけで精一杯.「通年講座と同じことを言っているな」と流してしまい,総まとめ講座の良さを生かしきれなかったことが不合格の一因だったと痛感しています.
疾患・検査・治療を空で言えるまで覚え込んで,初めて合格に近づけました.
当時の自分には「もっと前から受講して,一分一秒でも早く疾患の全体像に触れておけ!」と伝えたいです.
CBT後に一度頑張って覚えた知識が,4〜6年生で通年講座を進める間にどんどん抜け落ちていく感覚は,かなり辛いものがあります.
●4〜5年生(CBT後・実習期)
CBT後の燃え尽き期であれば,まず1回聞き流すだけでOKです.通年講座が重く感じるときこそ,総まとめ講座を先に”幹”として入れておくと,実習で出会った疾患の位置づけがわかり,効率よく学べます.
●6年生
前半はマッチング,病院見学,採用面接練習にOSCE,後半は卒業試験に追われ,マッチング結果に踊らされて,とにかく忙しいです.
だからこそ,「短時間で俯瞰できて演習に直結する」総まとめ講座はとても重宝します.1回見て終わりではなく,薄くても継続して触れることが国試合格への近道です.
目標は,「疾患のフォルダ分け」を明確にし,「テキストの表をすべて頭に入れた状態で国試本番に挑む」ことです.
そうすることで,問題を読んだときに早ければ1行,遅くても数行読めばどの疾患か想定できるようになりました.問題によってはその時点で回答が可能になり,あるときは画像すら見ずに正解を選べていたこともありました.
結果として,疲れずに問題を解けるようになり,模試の1周目を解き終わるのが早くなって,マークミスがないかなど見直しにエネルギーを回せたり時間も作りやすくなりました.
私が浪人時代,夏以降に実践した勉強法はこちら.
1回目は,完璧に覚えようとせず,「そういう整理をするんだな」と全体像を把握するだけで充分です.先生が強調したところや思い出せない部分を軽く確認し,あとはQBで問題演習することでアウトプットしていました.
「1回で仕上げない」という前提で進めることがポイントです.初学の要素が多い人ほど,いきなり完成を狙うとしんどくなります.何度も触れていると「ページの真ん中あたりにこれ書いてあったな」という感覚が自然と育ってくるので,焦らず繰り返すことが大切です.
インプットだけでは知識は流れてすぐに忘れていきます.隙間時間に視聴しつつ,以下の方法でアウトプットしました.
●セルフテスト:「食道の疾患は何がある?」「疑うきっかけ→検査→治療は?と,何も見ずに声に出す.スムーズに言えない部分こそ自分の穴です.
●友達とクイズを出し合う(1日1時間まで):疾患を出し合い「どんな患者像?」「検査の優先順位は?」と出題し合うことで,記憶を定着させていました.
●ChatGPT×Ankiで作る「自分専用一問一答」:相手がいない日は,ChatGPTを活用して,講義内容を一問一答形式(CSV)に変換し,Ankiアプリで回していました.忘却曲線を完璧に管理しようとするよりも,「知識に触れない日をゼロにする」ことが大切です.
▼実際に使っていたプロンプト例
~~ここにレジュメのPDFやスクショを添付〜〜
この講義内容をもとに,疾患ごとに確認問題を作成してください.
【形式】
・疾患名を問題文の冒頭タグに入れる
例:【◯◯疾患】疑うポイントは?
・問題文には答えとなる内容を絶対に含めない
・「疑うポイントは?」「検査所見は?」「治療は?」のように聞く形式にする
・Markdown表で出力(| 問題 | 解答と解説 |)
・2列目はセル内改行で区切る
・「解答:」「解説:」という文字は入れない
・講義内容は省略せずすべて含める
・国試対策レベルで重要ポイント中心に整理する
(出力された後に追加で指示)
今作成したものをCSV形式でダウンロードできるようにしてください.表形式で,1列目に問題文,2列目に「解答と解説」を含めてください.解答と解説はセル内で改行して分けてください.「解答:」「解説:」は不要です.単語カードをシャッフルしたいので,問題文に「どの文脈の質問か」がわかるように補足してください.(例:【出血性ショック】このショックは何性ショック?)
回数別の問題を解く際は,「なぜその選択肢が間違っているのか」を総まとめ講座の知識(疑うきっかけ→検査→治療)を使って言語化するようにしていました.

例えば119D54のHirschsprung病の問題は,簡単そうに見えて実は正答率79.7%です.一見難しくても,「aなら視診で発見できるはずだから除外」「dは出生体重から除外」と消去法で絞れます.切りきれない選択肢はサッと総まとめ講座で確認し,どんどん書き足してください.
面倒に感じた方もいるかもしれませんが,通年講座を毎回確認するよりも時短で終わります.大切なのは「いつも同じ正しい思考プロセスで問題を解くこと」です.こうすることで,初見の問題への対応力が育ちました.
ここまで来ると,苦手な場所がはっきり見えてきます.言えない部分をマークし,模試で出た論点や「補足が欲しい」と感じた内容を書き足して,だんだんと自分専用のノートとして育てていきました.
スクロールの手間すら省きたい場合は,複数ページにまたがるレジュメをA3サイズに「4 in 1」の形で印刷したり,Goodnotesに取り込み直したりするのがおすすめです.探している箇所へのアクセスが速くなるほど復習が楽になります.

PDFの状態に書き出し→4枚刷り印刷の状態にした後,その状態でもう一度PDFとして共有ボタンで取り込めます.
直前期は,「総まとめ講座のテキストに書いてあることを聞かれたら答えられなきゃまずい」という気持ちで回していました.赤字を塗りつぶしたり,アプリで隠したりして徹底的に確認しました.

白紙にするのが面倒な場合は「イルカの暗記シート」と言うアプリで赤字を消していました.
また,過去問や問題演習で「答えを覚えてしまう現象」が起きやすくなるのもこの時期です.私は1問ごとに「疑うきっかけ→検査→治療」を口で言えるか確認してから次に進む癖をつけていました.
最近の国試は,過去問そのままでなく「違う角度からの出題」が増えています.だからこそ,答えの丸暗記ではなく,「疑うきっかけ→検査→治療」の周辺知識をセットで理解することが合否を分ける鍵だと感じました.
総まとめ講座は,視聴した瞬間に完璧になる教材ではありません.問題を解いたときに「あ,あの表の話だ」と繋がって初めて威力が出ます.
通年講座が終わらない,実習で精一杯…という方こそ,「とりあえず1回触れる」ことから始めてみてください.早い時期から取り組めば,後々の伸びが変わってくるはずです!「総まとめ講座」を活用して,自分だけの最強のお守りを育てていってください!
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