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人気記事:[4〜6年生向け] 第114回 医師国家試験【体験記】小児科はCBTから国試まで『レビューブック 小児科』で完結!

この秋,『レビューブック小児科』『病気がみえる小児科』の小児科書籍が発売となりました.発売記念として,過去人気だった小児科の医師国家試験対策の記事をご紹介させていただきます!

また,こちらのページでは,『レビューブック』「Q-Assist」『病気がみえる』などの使い分けをご紹介しています.どの小児科のコンテンツを使えばいいかわからない…そんな方は,まずこちらをみていただけるとイメージしやすくなるかと思います.

『レビューブック』で医師国家試験対策の追い込みを.『病気がみえる』で基礎をしっかりと.

時期ごとに最適なコンテンツを選んで学習しましょう.


小児科はCBTから国試まで『レビューブック 小児科』で完結!
日本医科大学 K.Sさん


◆『レビューブック 小児科』を購入したきっかけ

「今買えば国試まで使える!」

CBT対策で,『レビューブック 内科・外科』を購入して勉強していたところ,非常に使いやすかったので,4年生のCBT前に『レビューブック 小児科』(以下『RB小児』)を購入しました.医学書コーナーに行って色々探してみても国家試験の小児科対策の書籍は少なく,評判も良い本だったのであまり迷いませんでした.また,当時6年生の先輩も『RB小児』で勉強しているのを知っていたので,「今買えば,国試まで使える!」と思い購入しました.

◆大学の講義では

「授業内容をチェックしてテストで高得点を」

大学の小児科の講義はかなり詳しい内容でした.授業プリントを1から勉強しましたが,それぞれの授業の関連性が分からず,枝葉の知識の重ね合わせで根本が分からなくなっていきました.

そこで,授業で出てきた内容を,『RB小児』にピンクのマーカーやピンクのペンで書き込んでいくことにしました.それにより,試験前はチェックした部分を確認することで,効率の良い試験勉強ができました.

◆CBTでは

「問題を覚えるだけの勉強法から卒業しよう」

CBT対策では『クエスチョンバンク CBT』(以下『QB CBT』)を進めていました.問題ごとに出てきた内容を『RB小児』でチェックして,知識の集約本として使っていました.そうすることで,小児科全体のどの部分をやっているかが分かったので,関連した知識や『QB CBT』に載っていなかった基本事項もおさえることができました.

編集注:最新版の『RB小児 2022-2023』では『QB CBT』の内容に波線が引いてあります!

私は,問題と解説を丸ごと覚える勉強法は苦手だったので,『RB小児』に助けられました.『QB 国試』の丸暗記は国試では通用しないので,4年生から勉強法を改められてよかったと思っています.

▼『QB CBT』で問われた内容の波線

◆臨床実習では

「いつでもポケットに」

クリニカルクラークシップでは白衣のポケットに入れて持ち歩きました.厚さもちょうどよくコンパクトだったので,楽に持ち歩くことができました.各章の頭に疾患の目次があったので,講義の時すぐに開くことができました.

◆『QB 国試』を解きながら

「『QB 国試』の小児科は500問以上ある…」

国試対策では,inputだけでなくoutputも大事なので,4年生と5年生で『QB 国試』を1周ずつ解きました.『QB 国試』は2冊に分かれていて,500問以上と分量がとても多く,終わらせるのも大変でした.「『QB 国試』で出てきた知識は医学生全員が知っている知識である」と思い,知らないことは『RB小児』に書き込み,全て吸収するつもりで勉強しました.

小児科は疾患数が多く,自分がどこをやっているのかを見失いがちなので,何度も『RB小児』を確認することで自分がどこを勉強しているかの立ち位置を把握することができました.

◆国試直前期

「知識のムラをなくすためにアプリを使って」

模試やビデオ講座で出てきた知らないことは,いつも通り『RB小児』に書き込んでいきました.直前期は忘れていたけど大事なことを中心に緑ペンで強調しました.模試をメインで解いていると知識に偏りが生じがちですが,「この疾患には詳しいけど,この疾患は全然知らない」というのは点数が安定しない要因の一つです.

そこで,私は基本知識をムラなく習得するために,「RBアプリ」のWord隠し機能(暗記ボタン)を使いました.普段使っている書籍内容と同じものを見ることができ,国試で出たところが穴埋めになっていてタッチすると見られるようになるので小児科全体の知識の確認に便利でした.

▼「RBアプリ」のWord隠し機能

編集注:書籍の後ろ,青い袋とじの中にあるクーポンを使うと,アプリ版を約4割引で購入できます!

◆国試本番

「自分の『RB小児』は努力の結晶」

実際の国試会場には『RB小児』だけを持っていきました.今まで勉強した軌跡は『RB小児』1冊に集約されていたので,自分にとって1番のお守りでした.国試の休み時間では知識の確認でアプリでの検索を使用しました.アプリでは『レビューブック』のみならず,『イヤーノート』,『病気がみえる』と全ての知識を見ることができたので,スピード面でも情報量面でも最強でした.

★CBTから国試まで

「『RB小児』で国試は完璧です」

◆まとめ

知識のinputでは紙版の『RB小児』を多用し,outputでは『QB』と「RBアプリ」を使いました.CBT,大学の試験,実習,国試,全ての小児科対策は『RB小児』で完結します.色々なものに手を出すのは点数が下がるリスクファクターです.『RB小児』を完璧にして,コスパよく高得点を目指しましょう!


いかがでしたか?

CBTから国試まで,『レビューブック 小児科』をうまく活用していくことで効率的な学習につながりそうですね.

みなさんも真似してみてください!

▼「Q-Assist」や『病気がみえる』など,他のコンテンツとの使い分け方が気になる方はこちら

▼ K.Sさんも使っていた『レビューブック内科・外科』などがある「レビューブックシリーズ」についてはこちら

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