レビューブック 産婦人科 2022-2023
[5〜6年生]医師国家試験【体験記】「Q-Assist」テキストと 『レビューブック産婦人科』で産婦人科を極める!
こんにちは.いよいよ国試まで半年を切ってきましたね.
5年生のみなさん,産婦人科の勉強,始めましたか?
6年生のみなさん,産婦人科の勉強,終わりましたか?
勉強を今から始める方も,「今のやりかたで大丈夫かな……」と不安な人もいると思います.
先輩のいろいろな勉強法から,自分に合うところを盗んじゃいましょう!
今回は,「Q-Assist」のテキストと『レビューブック産婦人科』を使って,
バッチリ産婦人科を対策した先輩の体験記をご紹介します.
ぜひ,参考にしてみてください.
「Q-Assist」のテキストに知識を集約!
『レビューブック産婦人科』を活用した産婦人科対策
(聖マリアンナ医科大学 T.Mさん)
国試学習の全体像
私の国試学習は,
とにかく講義動画「Q-Assist」のテキストを
何周もすることが基本でした.
特に,産婦人科については,
「Q-Assist産婦人科」のテキストをベースに,
「QBオンライン」と『レビューブック産婦人科』で知識を強化して
学習を行いました.
皆さんの学習の参考になれば幸いです.
「Q-Assist」のよいところ
「Q-Assist」のよいところは,講義動画が細かく区切られているため
実習の隙間時間に,気軽に学習することができる点と,
疑問を持った疾患についてのみ,簡単に内容を見直すことができる点です.
また,テキストには見やすい図やイラストが記載されています.
「Q-Assist産婦人科」でもそれは同様でした.
たとえば,私にとって参考になったのは、
性分化異常についての講義です.
「性腺・性器の発生と分化」について,
国家試験であまり出題されていないような基礎的な点から教えていただけたおかげで理解が深まり,
結果的に,暗記量を激減させて整理することができました.
特に,アンドロゲン不応症は明確に理解できました.
模試で,深い理解があれば正解できる性分化異常症の問題が出題されたことがありました.
その問題は正答率が悪かったのですが,正解できた友人と
「Q-Assistの性分化異常を見ていたら簡単なのにね」という話になりました.
また,サブプリントも理解のために有効です.
サブプリントとは,「Q-Assist」による講義の内容をまとめた,
知識の総まとめができるものになります.
文章の穴埋め形式のテキストになっているので,
赤シートで隠して理解を深めたり,
穴埋め問題を作ってテストしたりすることが可能です.
コンパクトで,ページ数は少ないですが,
文章で書かれているため,理解をより深めることができました.
先生が口頭でのみ話していることも記載されていたため,
メモし損ねていた事柄も確認することができ,非常によかったです.
たとえば,第115回国試に出題された
「ショックインデックスからの妊婦さんの出血量の予想」の問題を解くために
必要な知識も記載されていました.
コンパクトなテキストにもかかわらず,知識量は十分でした.
知識の集約を「Q-Assist」テキストへ
私は,まず「Q-Assist」を見ました.
見終えた後,『クエスチョン・バンク』の「1周目問題」の全てに目を通していきました.
正解した問題に関しては深くは掘り下げず,なるべくサクッと次の問題に移りましたが,
誤った問題については,しっかりと知識を身につけたいと思い,
知らなかった情報をその都度「Q-Assist」テキストへ書き込んでいきました.
その際,知識の補強に役立ったのが,
『レビューブック産婦人科』です.
「Q-Assist」のテキストに記載がない事柄について,何か調べたいときには,
『レビューブック産婦人科』を活用することがオススメです.
キーワードは赤字になっており,
国家試験で過去に出題があった内容は,下線とともに国試番号が記載されているため,
何を覚えるべきか分かりやすくてよかったです.
最後は,国試に必要な知識はすべて
「Q-Assist」のテキストに全て記載されているようにしました.
まとめ
「Q-Assist」のテキストをベースにして,
『レビューブック産婦人科』,さらには『クエスチョン・バンク』を使い
これらを組み合わせて学習する方法は,
産婦人科対策としてとてもオススメです.
みなさんの参考になればと思います.
いかがでしたでしょうか.
最終的には,自らの勉強で積み上げた知識の体系を
効果的に集約する場所を作ることが大事だということが伝わってきました.
知識の集積場として,
「Q-Assist」のテキストや,また『レビューブック産婦人科』を
ぜひ利用してみてくださいね.
『レビューブック産婦人科』は,9月8日(水)に
最新改訂版が発売されています!
この機会にぜひ,手にとってみてください.
みんなで力を合わせて,国試を乗り越えましょう!
(編集者 Y.K)