国試

[5〜6年生向け]医師国家試験【体験記】「QA」✕『レビューブック産婦』で産婦人科対策!

医学生のみなさん,こんにちは.
産婦人科の対策は進んでいるでしょうか?

毎年30問以上,国試に出題される産婦人科
しっかりと対策を行ってから本番に臨みたいものです.

とは言っても,いろいろな対策ツールがあって迷いますよね.
どれがいいのか分からないし,片っぱしから試す時間もないし……

今回は,「Q-Assist」と『レビューブック産婦人科』(以下『RB産婦』)の組み合わせで
産婦人科対策を行った医学生さんの体験記をご紹介します!
ぜひ参考にしてみてくださいね.


「Q-Assist」と『RB産婦』を活用した産婦人科対策
東京医科歯科大学 Y.Fさん


苦手だった産婦人科は5年の夏頃から対策しました

私は勉強が得意な方ではありませんでした.
特に産婦人科は,以前から苦手な科目だったため,5年生の夏ごろから勉強をしていました.

私の勉強の仕方は,『RB産婦』を中心とし,
「Q-Assist」を聞きながら,『RB産婦』の該当箇所を眺めるというものです.
そして,学んだ情報を『RB産婦』に集約するようにしました.

『RB産婦』は実習に持っていくのにちょうどよかったです

『RB産婦』の最大の強みは,小さくて持ち運びやすく,臨床実習に持っていけるところだと考えます.

白衣のポケットに入れておくことで分からなければすぐ見返し,
クルズス等でも取り出して,何度も反芻することで覚えるよう努力しました.
また,どのページも国試に必要な知識が簡潔に短くまとまっているので,
短時間で一分野を復習できる点も魅力です.

特に分かりやすかったのは,分娩の流れが見開きでまとまっているページ(p. 252-253)です.
分娩の全体像が一目で分かるようになっていたので,大事な第1期と第2期の境目やその時の胎児の回旋状況などがパッと見ただけで理解でき,
実習中にふと忘れてしまった時でも,すぐ見返すことができました.

『レビューブック 産婦人科』紙面イメージ
『レビューブック産婦人科』分娩の流れ

「Q-Assist」は知識の整理に役立ちました

「Q-Assist」は,とっちらかった頭の中を整理するために頻繁に利用しました.

特にためになった動画は,「PQ 産婦人科」の中の「婦人科腫瘍・類腫瘍病変」です.
今までは,卵巣癌や子宮頸癌について個々に深く学ぶことはありましたが,病期分類や治療法を国試で使えるように暗記するにはまとまりがありませんでした.
動画を通じて,それらのつながりを理解し,確実に自分のものにすることができました.

動画を見ながら,強調された箇所については
『RB産婦』の該当箇所を見やすく赤で囲ったり,そこに記載されていない内容はその都度余白に書き足す,という作業をしていきました.

余白が足りなければ小さなメモ用紙に書き込み,ホッチキスで上に留めたりもして,
『RB産婦』に産婦人科のすべての知識がまとまるようにしました.

何度も繰り返すことが大切

このように,私は産婦人科の勉強を(個人的には)早い時期に始めましたが,これを放置してしまうと,やはり直前で忘れてしまうものです.
それを避けるために,国試前の冬期講習の動画で特に重要なポイントをおさえつつ,今までの内容を書き込んだ『RB産婦』を読み,復習しました.

それでも,産婦人科への苦手意識が払拭できなかったので,国試1か月前の最後の追い込みでもう一度「Q-Assist」の産婦人科の動画を倍速で一通り見直して勉強しました.
その際は,苦手意識のあった分野を『RB産婦』で確認しつつ,メインテキストも併用して,分からないところを潰していきました.
直前の模試でも,産婦人科の問題は特に力を入れて復習しました.

まとめ

以上が私の産婦人科の勉強法です.
内科・外科と違って勉強しにくい部分もあるかと思いますが,今まで勉強した知識を整理したり,覚えていない箇所を復習する目的で「Q-Assist」と『RB産婦』を併用するのも一つの手かと思います.
国試まで頑張ってください!応援しています.

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