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レビューブック 内科・外科 2022-2023
小児科における反射や発達の分野については,苦手意識がある方が多いのではないでしょうか.
反射は種類が豊富な上に,出現消失のタイミングもそれぞれ違い,
発達は,粗大運動や微細運動,言葉など,
それぞれ年齢ごとに詳細に覚えなければいけない.
私自身も,反射や発達は結局最後までずっと苦手意識がありました.
本記事では
そんな小児科における反射や発達についての少し意外な対策法をご紹介します!
QBを解いたり,講義動画を見たりすること,
参考書を読むことももちろん大切ですが,
「イメージづくり」をすることも,
理解を深めるためには重要です.
定期試験や国試の対策に役立つかと思いますので,
ぜひ参考にしてください!
小児科の反射や発達のところでつまずく人は多いはずです.
私自身,苦手意識を持ってしまい,小児科の対策に非常に苦労しました.
今回は,私が反射や発達のイメージを掴むのに役立った4つの対策をご紹介します.
自身の幼少期の写真が手元にあれば,見てみましょう.
自分事として捉えられ,発達の段階についてイメージを掴みやすいと思います.
私の場合,幼少期の写真を探したところ,
四角形を書けずに泣いている4歳ごろの写真を見つけました.
発達の評価的には4歳ごろに四角形を書けるようになるという項目があるため,
一瞬不安になりました(笑)
幼い親戚などがいる人は,生の声を聞くといいです.
しかし,周りにそのような人がいない状況の方が多いと思います.
そこで親に,出産の思い出,何歳でどんなことができたかなどを,
勉強の息抜きにでも聞いてみましょう.
もちろん個人差がありますが,
ある程度ストーリーがあった方が覚えやすいと思います.
自分は生まれた時どうだったのか,どうやって発育してきたのか….
だいたい面白いエピソードが聞けるので印象に残ります.
特に苦手な部分について質問してみるといいでしょう.
子育ての本を読むことは非常にオススメです.
わかりやすい言葉で書いてあって読むのに心理的ハードルが低いので,
母親のものが家に残っていたり,親戚でそういうものを持っている人がいれば,
ざっくりでも目を通すといいと思います.
反射がそれぞれいつ出てきて,いつ消えるのか.
また,どういった動きをしているのか,などについて混乱してしまい,
失点する方は少なくないと思います.
そんな時は,YouTubeにアップされている子供の実際の反射の動画を見ることをオススメします.
実際の反射がそれぞれどういった動きなのかを知ることができて,紙面で学ぶより定着するスピードが上がります.
国試対策は,イメージしたもの勝ち.
特に,小児の発達や反射に関してはイメージしにくいため,
苦手に思う人が多いのではないかと思います.
反射や発達の過程は人によって差があるため,
一対一で結び付けて覚えるのではなく,
どの発達は早かった,普通だったなど,
①〜④を参考に実例を見たり聞いたりしながら学ぶと覚えやすいと思います.
自分なりに工夫して対策に励んでみてください!
いかがでしたか?
意外な対策法でしたが,
反射や発達については,実例を見たり聞いたりしながら覚えるといいようです.
小児科を勉強する際には,ぜひ参考にしてください.
その上で,知識の確認に『レビューブック 小児科』もぜひぜひご活用ください!
応援しています!
(編集部M.N)