国試

[6年生向け]医師国家試験【体験記】TO NEXTがすごい!!

秋が来たと思ったら暑い日が続いたり台風がきたりと,服装に困る日々が続いていますが,皆様体調はいかがでしょうか.

さて突然ですが,『クエスチョンバンク』(以下『QB』)や「QBオンライン」にあるTO NEXTはご存知でしょうか.TO NEXTとはズバリ,『QB』や「QBオンライン」の掲載問題に時折登場する,国試の過去問分析から導かれたメディックメディアオリジナルの出題予想です!

TO NEXTの存在は知っているけれど,あまり気にしたことがないという方や,イマイチ活用できていないという方も多いのではないでしょうか.

また,出題予想だけどこかにまとまってないの?という方もいらっしゃるかもしれません(実はあります!ぜひ最後まで読んでみてください).

そこで今回は,このTO NEXTをフル活用し見事合格を勝ち取られた方の体験記をお送りします.


TO NEXTがすごい!!

T大学 K.Oさん


『QB』は試験対策で5年時より使用していましたが,TO NEXTは比較的難易度が高く,当時はその存在に気付きながらも一切触れずに読み飛ばしていました.

6年になり,本格的に「QBオンライン」での学習をするようになりました.すると,国試を回数別に遡るほどに,TO NEXTで予想されていたトピックや内容がそれ以降の国試で実際に出題され,新受験生の必須知識へと落とし込まれていくという流れに気づきました.的中している問題は過去のINFORMA記事にも取り上げられていますが,これらは今や受験生の必須知識になっていると感じます.

実際に111I42の「治療により生じる白血病」や,111H30の「医療事故調査制度」,113C1の「UHCとSDGs」,113C30の「好酸球性〜炎」,114B26の「アドレナリンの投与量」,114D51の「JAK阻害薬」などは他社の模試でも出題されました.大事なポイントやトピックは各社とも共通であり,TO NEXTを勉強する価値は非常に大きいと思うようになりました.

私が受験した第115回医師国家試験においては,白内障の進行による緑内障の問題(115C39)が出題されました.このテーマは113F55のTO NEXTで扱われており,さらにメディックメディア模試でも出題されたため,個人的に大変印象深い問題です.

■ 白内障の進行による緑内障の発症(113F55 TO NEXTより)

細隙灯顕微鏡検査の所見から閉塞隅角緑内障を診断して治療を選択する問題は,109C19に続いての出題となった.なお,白内障の進行により水晶体が膨張することで虹彩が前方に押し出され,狭隅角を生じて閉塞隅角緑内障となる場合があり,この際は白内障の治療として水晶体摘出術と眼内レンズ挿入術を行うことが緑内障の治療ともなる(眼内にスペースができ,瞳孔ブロックのリスクが低下する).今後,白内障と緑内障が合併した症例で,水晶体摘出術を治療として選択する問題が出題される可能性があり,白内障と緑内障の細隙灯顕微鏡所見と合わせておさえておきたい.

● 実際の国試で出題された問題(115C39)

65歳の男性. 日前からの眼痛を主訴に来院した.20 歳ころに右眼を強く打撲したが,その後問題なく生活していた.半年前から右眼の視力低下を自覚し、 1カ月前からほとんど見えなくなったが,仕事の都合で医療機関を受診できなかった.全身所見に異常を認めない.視力は右眼前手動弁,左1.0.眼圧は右53 mmHg,左15 mmHg.右眼の眼底は透見不能である.右眼の前眼部写真を別に示す.

行うべき治療はどれか.

a 抗菌薬投与

b 強膜内陥術

c 水晶体摘出術

d 眼球マッサージ

e 全層角膜移植術

TO NEXTは単純にトピックを紹介するにとどまらず,予想される出題形式や一緒に関連付けて記憶すべき事項についても言及している点がとても使いやすかったです.

私は,国家試験の直前期に,「QBオンライン」で国試未出題の内容を扱った114回国試のTO NEXTをGoodNotesにまとめた,オリジナルのTO NEXT集を作成し新傾向の問題に備えていました.

「QBオンライン」からコピーアンドペーストで作成したオリジナルのTO NEXT集の1ページ

TO NEXTだけをまとめられないかと思い作ったこのオリジナルTO NEXT集でしたが,まとめ終わったあとに,「QBオンライン」の「出題予想」のバナーの存在に気づきました.この「出題予想」はまさに,TO NEXTだけをまとめたものになっているので,これからまとめたいと思っている方はこちらを利用する方がよいかもしれません.

mediLink版のアプリでは一番下までスクロール,ブラウザでは右端に「出題予想」バナーがあります!

TO NEXTは扱われる内容は少々発展的な内容のもが多いように感じますが,新傾向の問題やトピックに関する知識を増やすことができる点でとてもいいと感じました.直前期で少し余裕のある方は,「QBオンライン」の「出題予想」バナーをクリックして過去のTO NEXTを振り返り,未出題のものは深く読み込んでおくといいかもしれません.


いかがでしたか?

確かに,国試合格の王道は過去問を完璧にすることです.勉強においては過去問の演習が最優先ですし,それだけで合格することも十分可能でしょう.

しかし,もし余力があれば,ぜひTO NEXTもフル活用していただきたいと思います.未知の問題に対して対策を練ることはそれだけで安心感を得られますし,もし本番で見事出題された場合には,確実に1点(ないし3点)を得点できるメリットは計り知れないものがあります.

この体験記を参考に,ぜひTO NEXTの自分なりの活用法を見つけて,国試合格にぐっと近づいてください!

(編集部K.I)

新着記事カテゴリー


 すべて

 国試

 CBT・OSCE

 動画・アプリ

 マッチング

 実習

 コラム

 その他