レビューブック 必修・禁忌(第5版)
【ニガテ克服】『レビューブック』と『病気がみえる』を上手に併用!効率的に成績を伸ばそう【勉強法紹介】
こんにちは,編集部H・Aです.
日々の勉強をしていて,みなさんはこんなことで悩んだりしたこと,ありませんか…?
勉強のモチベーションの妨げになるものとして,「時間を浪費してしまったときの焦り」と「いまの勉強法で合格できるのかな…という不安感」の2つは大きな要素なのではないかと思います.
「闇雲に勉強を始めたけど,成績が上がる自信がなかなかつかない……」と落ち込んでしまう,こんな場面があるのではないでしょうか.
こんなモヤモヤを抱えてるみなさんに今回ご紹介したいのが,『レビューブック』と『病気がみえる』の上手な使い分けの方法.
もちろん,「『レビューブック』?なにそれ」という方もいらっしゃるかと思いますので,それぞれの書籍がどんな書籍かもご説明いたします.
また,「『病気がみえる』があれば十分じゃないの?」と思っている方にも,きっと役立つ内容となっております.
今回ご紹介する内容は,YouTubeでもさっくりと説明しています
『レビューブック』シリーズは,2022年9月に2冊が改訂!
●『CBT・医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2022-2023』は9月9日(金)発売予定!
●『CBT・医師国家試験のためのレビューブック マイナー 2022-2023』は9月16日(金)発売予定!
●『CBT・医師国家試験のためのレビューブック 公衆衛生 2022-2023』は10月頃発売予定!
2022年10月には『病気がみえる』シリーズ新刊「小児科」が新発売!
●『病気がみえる vol.15 小児科』は10月4日(火)発売予定!
- ▼01.『レビューブック』ってどんな書籍?
- ● 特徴① 「試験に出るポイント=得点源」がわかる
- ● 特徴② その重要事項について出題された国試番号がわかる
- ▼02.『病気がみえる』ってどんな書籍?
- ● 特徴① 総論から各論まで掲載
- ● 特徴② 豊富なカラーイラストと写真を掲載
- ▼ 03.『レビューブック』と『病気がみえる』の使い分け
- ● 使い分けのコツ① まずは『病気がみえる』で知識の土台をつくる
- ● 使い分けのコツ② テストに特化した直前期の対策には『レビューブック』
- ● 使い分けのコツ③ 学習の壁の種類に応じて,参照する書籍を使い分ける.
- ▼ 04.『レビューブック』と『病気がみえる』の併用はとっても簡単
- ● 実際に両書籍を併用している先輩の体験記
01.『レビューブック』ってどんな書籍?
『レビューブック』はCBT・国試・学内テストおよび臨床実習サポートに特化した試験対策用参考書
『レビューブック』シリーズは『CBTから国試まで.重要知識の要点を凝縮』をコンセプトとしてつくられた参考書.疾患ごとの要点を短文形式で掲載しています.
『内科・外科』,『マイナー』,『産婦人科』,『小児科』,『公衆衛生』,『必修・禁忌』の全6冊がラインナップされています.
▼ レビューブック内科・外科の紙面の一例
▶『レビューブック』の特徴①
どこが「試験に出るポイント=得点源」なのかがひと目で分かる紙面
試験に出る要点を見逃すことがありません.疾患の核となる「絶対に覚えなきゃいけないこと」と周辺知識を,メリハリをつけながらインプットしましょう.
▶『レビューブック』の特徴②
ある重要事項が過去にどの問題で出題されたのかもわかる
アプリ版(電子版)では,国試番号の部分をタップすると「QBオンライン」の演習画面に遷移する仕様になっています.
本書を使用することで疾患について系統立てて理解をしながら,「INTRO(概要)」から「検査」⇒「診断」⇒「治療」の流れにそった問題演習ができるので,単に「QB」を解くよりも深く理解をすることができます.
02.『病気がみえる』ってどんな書籍?
『病気がみえる』は医療人として必要な知識の全部を「みて、理解する!」医学書
『病気がみえる』シリーズは,各科の主要疾患と,それに関わる解剖・生理をイラスト・写真・図表・グラフなど多彩なビジュアル資料でわかりやすく,記憶に残るように解説したシリーズです。
消化器から皮膚科まで,合計14巻が発売されています(2022年9月現在).
2022年10月4日には,vol.15 となる『病気がみえる 小児科』が発行予定です.
▼ 病気がみえるの紙面の一例
▶『病気がみえる』の特徴①
疾患だけではなく、解剖・生理も詳細に掲載
各疾患の記載はもちろん,解剖・生理といった正常動態を基礎から解説しています.基礎的な生体への知識が,疾患の理解をサポートします.
また,『intro』→『MINIMUM ESSENCE』では疾患の概要を解説.その後に,疾患についてのより詳細な説明を各カコミ内で臨床の流れに沿って並べています.
解剖・生理の全体像を捉えながら,疾患の検査や診断,治療を系統立てて理解しましょう.
▶『病気がみえる』の特徴②
ビジュアル資料でイメージをつかんで学ぶ
画像所見はもちろん,解剖などについても文章のみの知識では臨床的観点から理解できているか,不安になるものです.
『病気がみえる』では豊富なイラスト・画像に加え,紙面と連動した動画やCG,心音などのデジタルコンテンツが利用できる巻もあります.知識をより具体的なイメージに落とし込んでいきましょう.
03.『レビューブック』と『病気がみえる』の使い分け
では,実際に勉強をする際にはどのように使い分けをすれば良いのでしょうか?
▶ 使い分けのコツ①
まずは『病気がみえる』で知識の土台をつくる
その疾患・分野については初めて学ぶ時期には,『病気がみえる』を使用しましょう.豊富な図解や,総論→各論の流れから疾患の全体像を把握し,知識の土台をつくります.
▶ 使い分けのコツ②
テストに特化した直前期の対策には『レビューブック』
ひととおり知識のインプットを終えたら,今度は試験に特化した復習が必要となってきます.試験前の時期には,『レビューブック』で重要事項を効率よく覚えるのがおすすめ.
また,『レビューブック』では重要事項が赤シート(電子版であれば「隠す」ボタン)で消える仕様となっているので,穴埋めドリルのような使い方で直前期の総復習・アウトプット練習にも役立ちます.
▶ 使い分けのコツ③
学習の壁の種類に応じて,参照する書籍を使い分ける
CBTや国試の対策をする中では様々な”理解不足の壁”にぶつかることと思います.
知らないことがでてくるのは仕方がないこと.この”理解不足の壁”にぶつかったときにいかにうまく対処できるかが,成績を伸ばすポイントといえます.
例えば,「理解が浅い」「基礎的な理解が不足していてレビューブックの記載が分かりづらい」と感じたら『病気がみえる』を参照しましょう.知識の不足を補います.
一方で,例えば「この問題の要点はなにか」「優先的に覚えるべき事項は何か(=この問題における補足的,発展的事項はどこなのか)」を知りたいときには『レビューブック』を参照しましょう.限られた時間の中で理解を深めるには,ときにはメリハリをつけた勉強が大切になります.
★「病気がみえる』も「国試対策本」として使用できます!自信の勉強スタイルにあった書籍を選びましょう.
04.『レビューブック』と『病気がみえる』の併用はとっても簡単
『レビューブック』には,『病気がみえる』への参照リンクを掲載しています.より詳細な内容を知りたい場合には,手軽に『病気がみえる』を確認することができるのです.
電子版「レビューブック」であれば,リンクをワンタップすれば電子版「病気がみえる」の該当ページに遷移します.mediLinkアプリの本棚に揃えて入れておけば,いつでも手軽に両書籍を参照できるので安心です.
みなさんも,少しでもラクに,豊かに,正確な学習ができるよう,是非この2シリーズを使用してみてください.
▶ 実際に2シリーズを併用している学生さんの体験記はこちら