レビューブック 必修・禁忌(第5版)
[6年生向け]短期集中!秋から始める対策『レビューブック』で合格を掴め!【体験談あり】
こんにちは,編集部Nです.
9月に入りましたが,医師国試の受験生のみなさん,いかがお過ごしでしょうか.
マッチングや卒業試験に追われ,なかなか国試対策の時間を取れていないという受験生の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事では,そんな方にこそ手に取って欲しい『レビューブック』を,実際に使っていた先輩の声とともにご紹介します!
これから本格的に国試対策をするぞ!という6年生の方は必読です!
そもそも『レビューブック』とは??
『レビューブック』(以下『RB』)はそのコンパクトさが魅力の一つ.
「疾患ごとに要点をまとめた短文集」として,INTRO(概要)→症状→検査→診断→治療と,各疾患の記載を”幹から枝葉へ”のコンセプトのもと,情報を階層化しているため,系統立てて疾患の特徴をつかめます.
そのため,短時間にその疾患の情報全体を一覧することが可能です.
直前期にこそ手に取って欲しい『RB』の3つの魅力
★掲載しているのは,国試合格に必要な最低限の知識
国試の臨床・一般問題の合格基準は例年65〜70%前後.80%,あるいはさらに上の100%に到達するには膨大な勉強量が必要とされますが,この65〜70%というレベルを目指すのであればそれ程時間はかかりません.
そして,この65〜70%が確実に得点できるように情報が凝縮されているのが『RB』なのです!
そのため,『RB』を読み込めば,国試合格に必要な「最低限」の得点確保が可能.
直前期に最短経路で国試の得点率を上げたい,という方にピッタリな書籍といえるでしょう.
★過去の国試で問われた知識がひと目で分かる!
『RB』では,国試の65〜70%が確実に得点できるように情報を凝縮しているとご紹介しましたが,国試で問われた箇所には下線を付与しています.下線は国試出題箇所です.
国試番号も記載していますので,「QBオンライン」で問題を演習することも可能です.『RB』アプリなら,medilinkアプリ上で医師国家試験過去問題集『クエスチョン・バンク(QB)』を連携させることで,国家試験を解きながら、いつでも『RB』の関連箇所にジャンプ可能.効率の良いスマートな国試対策が実現します.
※「QBオンライン」の解説閲覧には,別途,書籍付属のシリアルナンバーの登録が必要です.
また,国試必修項目には「必」マーク.国試頻出項目には「★」マークを付与しているので,国試で狙われている知識,その範囲がひと目でわかるようになっています.
★直前期に見直せる心強い味方
『RB』では,近年の国試でキーワードとなっている語句を赤字で記載しています.赤シートを使用すれば,穴埋めドリル感覚で勉強をすすめることも可能.
わざわざ自分で暗記帳を作らずとも,キーワードを答える演習ツールとして利用できるので,直前期の総復習にも役立ちます.
アプリ版でも赤シート機能を標準搭載しており,アプリ右下の「赤シート」ボタンを押すと,重要語句が隠れた見た目になるので,アプリ派の方も変わらず演習ができます!
『RB』の説明は以上となります.
ここからは実際に『RB』を国試勉強に役立てた先輩の体験記をご紹介いたします.
ぜひ参考にしてみてください!
『RB』で国試合格を掴んだ医学生さんの声
慶應義塾大学 M.Sさん
◆6年生の10月まで手つかずの国試対策…
私が国試の勉強に手を付けたのは6年生の10月でした.
「国試はほとんど誰でも受かる」という人の言葉を真に受け,進路で迷っていたこともあって,国試対策が後回しになってしまっていたためです.
10月に勉強を開始してからもしばらくは実習などで1日1時間くらいしか国試勉強ができず,ようやく国試に集中できるようになったのは11月中旬頃で,この時期からは1日10時間ほど問題演習をするようになりました.
問題演習を進めるうちに,問題に関連する重要事項を確認できる,辞書代わりの書籍が欲しいと思うようになり,コンパクトで使いやすそうな『RB内科・外科』を11月下旬に購入しました.実際に使用してみると,『RB』は直前期からの詰め込みで国試を合格したい私にとって,ぴったりな書籍でした.
◆まずは『RB』で要点を押さえる→次に演習
大学の講義から時間が経っていたので,まずは『RB』の赤字とその周辺,灰色の網掛けが敷かれているまとめに目を通し,要点を把握してから過去問演習を行いました.
午前中に『RB』に書き込みをしながら1章を2,3時間かけて読み,その日の午後から翌日にかけて同分野の問題演習,というようなペース.
初めて見る疾患名や用語が少なくなったことで,難しい過去問も抵抗感なく取り組めたと感じています.
◆知識をひとところに集約する
時間が限られていたため,色々なコンテンツに手を出し過ぎず,『RB』に絞って勉強を進めることを意識し,過去問に関連して覚えておきたいと思った知識は全て『RB』の余白や付箋に書き込んで集約していました.
また,神経伝導路のまとめや全身状態のスコアリングといった重要な事項は,『RB』の同じページの図表を繰り返し見ることで,紙面のイメージとリンクさせながら,徐々に記憶を定着させていきました.
◆書き込みでより見やすく,自分用に最適化
書き込みがしやすい書籍の特徴を活かして,自分が使いやすいように『RB』をアレンジしていました.
例えば,『RB』本文中の主語の部分をペンで四角に囲み目立たせたり,治療の説明を一言で要約して書き込んだりし,もともと要点が短文形式で簡潔にまとまっている『RB』をさらにコンパクトに,見やすいものにすることを心がけました.
また,問題演習をしながら参照した箇所には鉛筆で印をつけたり,繰り返し見たいページには付箋を貼ったり折り目をつけたりして,見直した時に国試で問われる重要事項が目立つようにしました.
◆シリーズ全巻そろえて,直前期に最適なスタイルで勉強できた
実は,初めて買った内科・外科の巻が使いやすかったため,『RB』シリーズは他の巻(編集注:内科・外科,マイナー,小児科,産婦人科,公衆衛生,必修・禁忌の全6冊)も全て揃えて使っていました.
特に,『RB小児科』は小児科として勉強すべき項目に「小」アイコンがついていたり,『RB必修・禁忌』には試験当日に見返せる禁忌のまとめがついていたりと,各科目にあわせた仕様になっていて,どれも直前期の学習に活用しやすかったです.
◆さいごに: 3ヵ月あればまだ間に合う!諦めないで
もちろん計画的に勉強するのが一番ですが,友人たちの助けもあり,諦めずに過去問演習と『RB』での知識確認,直前講座に集中して取り組んだことで,実質3ヵ月の準備期間でもどうにか合格することができました.
諦めないことが大切だと痛感しました.
『RB』シリーズを使った国試対策法,いかがでしたでしょうか.
『RB』というとCBT対策本というイメージがあるかもしれませんが,今から詰め込みで国試対策をする!という方にもオススメの1冊になっています!是非参考にしてみてください!
本記事で紹介しきれなかった『RB』シリーズのさらなる魅力は以下の記事よりご覧いただけます.
また,「『RB』を使った先輩の体験記をもっと読みたい!」という方はコチラから読めます.
気になる方はぜひご覧ください.
秋に入り,じわじわと国試が近づいてくるのを感じますが,焦らず対策を進めていきましょう!
書籍版『レビューブック 内科・外科』のご購入はこちらから!
mediLinkアプリ版「レビューブック 内科・外科」のご購入はmediLinkサイトをご覧ください。