国試

[最新版]「クエスチョン・バンク医師国家試験問題解説2026-2027」発売!

こんにちは.編集部Hです.

2025年3月5日に,「クエスチョン・バンク(以下,「QB」)」の最新版が発売となりました!医学生の9割以上(※弊社調べ)が使用しているQB.この記事では,みんなが知っている機能から,実はあまり知られていない便利機能まで,QBを徹底解剖します!

そもそも「QB」ってなに?

QBとは,医師国家試験の過去問を演習できるサービスです(オンライン版のみ).国試過去問の収録問題数は16,000問以上.80回以降は全問題を収録しており,分野別・回数別での演習も可能です.

「イヤーノート」や「病気がみえる」などの参照ページを掲載しており,スムーズに知識の確認ができます.

便利機能のご紹介

共用試験CBTを受験する際に「QB 共用試験CBT」を使用してくださっている方も多いかと思いますので,QBの紹介はここまでにして,ここからは知っておくと国試勉強がラクになる便利機能をご紹介いたします!

1周目問題

1周目問題とは,国試の全体像をつかむために必要な問題を,近年5回分を中心としてピックアップしたものです.

推奨する演習量は,全科目を合わせると約6,000問.いきなりこれを解くのは大変なので,まずは1周目問題を確認しておくのがオススメです.

◎○△×を使って効率よく復習

QBオンラインは,問題を解くと自動で○×が記録されますが,確実に正解でき,もう見なくてもよい問題には◎,正解した問題でも自信がなかったものには△を付けることができます.

正解した場合は[○],不正解の場合は[×]に自動的になります.確実に正解できる問題を[◎]に変更すると,その問題は問題リストに表示されなくなります.また,正解した問題でも自信のないものを[△]に変更しておくと,2周目で[△]と[×]に絞って復習することができます.

確実に正解できる問題には[◎]をつけて非表示にし,復習を繰り返すことで[△]と[×]を減らしていく,そして,試験直前に見直したい問題にだけ[△]を残しておく,という使い方がオススメです.

学内の他の人と演習数を比較できる

マイページでは,自分と学内の人の演習数を比較できます.

このプロットを使えば,周りの人たちが少しずつ問題を解いている様子がリアルにわかります.

検索機能を使いこなす

QBオンラインでは「全文検索」と「疾患検索」の2つの方法で問題を検索することができます.

全文検索では,問題文と選択肢解説までの解説に検索キーワードが含まれる問題を検索します.間違い選択肢に登場したキーワードも検索対象となります.また,問題番号による検索も可能です.

疾患検索では間違い選択肢に含まれるキーワードは除外し,「その疾患がテーマとして問われた問題」に絞って検索することができます.

より条件を指定して検索をかけたいときには「詳細条件」を設定することで,章,回数,必修,画像など,条件をかけ合わせて問題を絞り込むことができます.

mediLinkアプリでイヤーノートと連携

「mediLink」アプリをダウンロードして,QBで使っているアカウントでログインすると,アプリ上でQBを使用することができます.

「イヤーノート」や「病気がみえる」の電子版を購入していれば,QBオンラインの解説についている参照ページをタップするだけで,「イヤーノート」や「病気がみえる」のページに直接移動することができます.

 タブレット端末だと更に便利で,QBオンラインの問題を参照しながら,参照ページのアイコンをタップすることで,「イヤーノート」や「病気がみえる」の内容を同時に確認することができます(下記動画参照,拡大しての再生がおすすめです).

シャッフル機能で疾患を“目隠し”

分野別コースでは,問題を解きながら疾患の全体像をつかめるように,疾患ごとにまとまって問題が並んでいます.そのため,「問題の並びで疾患名がわかってしまう」という弱点があります.

しかし!演習開始時に「シャッフルする」を選ぶと,問題の並びがシャッフルされるので,疾患を“目隠し”した状態で問題を解くことができるのです.

実際の国試では,ガイドラインの順番にそって出題されるのではなく,各分野からランダムに出題されます.

QBで日頃から問題をシャッフルして解くことで,国試に向けた実践的な力を身につけることができるのです.

ミニテストでランダム演習

ちょっとした空き時間ができたけど,がっつり1分野に取り組むような余裕がないときは,分野を越えてランダムに問題を選んでくれる「ミニテスト」がおすすめです.

「5問」「10問」「20問」「50問」「80問」が選べて,初期設定は「△×未演習のみ」「最新10回」からセレクトされるようになっています.さらに「詳細条件変更」のボタンから「最近演習した問題を除外」を設定することで問題の答えを忘れた頃に復習することが可能です.

問題セット

QBでは,自分でオリジナルの「問題セット」を作成・編集できます。また,メディックメディアが作成している「公式問題セット」を自分のQBに取り込むこともできます.

無料お試し版

どんな機能があるか取りあえず試したい,という方には,mediLinkサイトでアカウントを作成するだけで,国試QBのA章(消化管)の問題・解説を閲覧することができます.

さまざまな機能をもったQBオンライン.まずはお試し版から使ってみてください.

新着記事カテゴリー


 すべて

 国試

 CBT・OSCE

 動画・アプリ

 実習・マッチング

 研修医・医師

 コラム

 その他