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国試

医師国家試験対策その5:必修対策

 

●ざっくり言うと…

 

・医師国試における必修は,特殊な存在.


・必修に「特化した」対策」は絶対に必要!


・『QB必修』と『RB必修・禁忌』の二刀流がオススメ.

 


 

 

 

必修を恐れる3つの原因…

 

みなさんの先輩達の中に,成績優秀な先輩や真面目な先輩で,

不合格となってしまった方はいませんでしたか?

 

そう,「なんであの先輩が落ちるの!?」

といったことがありうるのが医師国家試験.

 

その原因の多くを占めるのが,実は『必修問題』です.

『必修落ち』となってしまう大きな理由は3つあります.

 

 1.8割の絶対基準

⇛難易度に関わらず,8割を下回れば不合格に…

 

 他の項目がいくら出来たとしても,必修が8割を下回れば不合格となります.この基準が,試験本番で想像以上のプレッシャーとなります.

100点満点の必修問題で80点を超えるためには,20点しか落とせない…

つまり,一般問題(1問1点)が仮にパーフェクトだったとしても,

臨床問題(1問3点)は,6問までしか落とせないことになります.

この配点も,受験生にとっては,プレッシャーになることでしょう.

 

 2.独特の出題傾向

⇒素直に考えれば解ける問題を深読みしてしまうなど

 

 必修で問われやすいのは,疾患の各論的知識よりも

「まず行うべき」「現時点で」「次に必要な」検査や治療などです.出題パターンに慣れておかないと,本番で,選択肢が絞れず迷うことになります.

 

 3.普段あまり勉強しないテーマの出題

⇒医療面接,手技,プライマリケアを問う問題など

 

医師国試では,「医療面接」「保健医療論」「医学英語」など受験生にはなじみの薄いテーマからも出題されます.また,「診察・手技」「プライマリケア」「カルテの書き方」など,実臨床に近いテーマからも出題されるため,実習から遠ざかっている受験生には非常に対策しにくいといえます.必修に出題されるテーマを万遍なくおさえておかないと,「知らなくて解けない」「忘れていて解けない」ということが大いにありうるのです.

 

 

そもそも必修問題では,簡単な問題が出題されるのではなく,

“臨床的常識”が出題されます.

医師になってから必要な知識が求められるのです.

ゆえに,医師からすれば「常識」であっても,

医大生からすれば「難しく感じる」ということがありえるわけです.

 

では試しに,受験生で解答が割れた必修問題の1例をみてみましょう.

以下は111回国試で実際に出題された,「診察・手技」に関する必修問題の例です.

 

111F9
動脈血ガス分析の採血について正しいのはどれか.
a 動脈の走行は目視で確認する.
b 穿刺針の太さは18Gを選択する.
c 穿刺針と皮膚との角度は15〜20度を保つ.
d 採血シリンジはペンを握るように保持する.
e ピストンに十分な陰圧をかけながら採血する.

 

正解:d  (正答率: 66.0%)

 

この問題で問われているのはまさに臨床的常識ですが,

医学生の正答率はあまり高くありません.

こうした知識を求められるのが「必修問題」というわけです.

 

必修に特化した対策期間を設けよ!

 

上述の通り,他の教科とは違った特徴を持つ,必修問題.

必修を制するためには,必修に特化した対策が必要です.

対策のポイントとして,以下2点をおさえておくとよいでしょう.

 

  1.必修の出題範囲の把握

敵を知ることが,あらゆる試験対策の基本.

ガイドラインにはぜひ1度目を通しておきましょう.

QB必修の巻頭に掲載されている『必修ガイドライン・QB必修問題対照頁表』で,

どんな問題があるか,頻出項目は何かをざっと確認するのもよいでしょう.

 

 2.必修脳を鍛える

「必修に特化した書籍」を使い,「必修に特化した対策期間を設ける」ことが必修対策のセオリー.

 

というのも,一般・臨床の「マニアックな疾患」や「細かい知識」などと一緒に解いていると,

普通に考えれば正解できる問題をどうしても『深読み』してしまったり,

『臨床的常識』と『臨床的例外』が混同してしまったりするのです.

 

ゆえに,どこかで必修問題をまとめて解くという期間が必要となってきます.

ではどのタイミングで『QB必修』のような必修に特化した書籍を使えばよいか.

オススメは,【年内中に1周,直前にもう1周という勉強計画です.

 

「必修対策は国試直前だけでいい」という意見もあると思いますが,

一度使った問題集を復習するのと,使ったことのない問題集をするのでは,

精神的にも身体的にも負担が大きく異なってきます.

 

おまけに,この【年内に必修問題を1周】しておくことで,

全範囲の重要項目を勉強することができます.

つまり,必修対策をすることにより,国試の全体像を掴むことができる上に,

全範囲の総復習にもなるのです.

 

また必修対策をしてから必修対策以外をするときも,

「この疾患は必修でも出題される重要な疾患だ!」

「この解説は必修にも役立ちそうだ!」

と意識して勉強することができ,

これも結果として必修対策になってくれるというわけです.

 

さらに,必修問題で要求される知識レベルがわかっていれば,

『臨床的常識』と『臨床的例外』が混同することもなくなるわけです.

 

以上,QB必修を年内に1周し,直前にもう一度詰め込む!

ということが,万全の必修対策といえるでしょう.

 

 

オススメは『QB必修』『RB必修・禁忌』の併用!

必修対策に使いたいのが,「必修脳」を鍛えるために特化した問題集『QB必修』です.

RB必修・禁忌』の参照ページが付いているので関連項目の復習に便利.

セットで使えば効果的に必修対策ができます.

 

  ■『QB必修』で必修脳を鍛える!

 

QB必修』では,必修に特徴的な『ポイントをついた解説』や『豊富な図表』に加え,『必修対策のエッセンス』が散りばめられています.

ここでは,本書を,どのようにして必修対策に役立てることができるか,ご紹介します.

 

  ・QBオンラインで必修解説が読めるシリアルナンバーつき

QB必修』を購入すれば,オンラインで必修解説が読めるシリアルナンバーがついてきます.オンラインでは問題のランダム表示もできるため,1周目は書籍,2周目はオンラインで勉強すれば,自分の力がどれくらい身についたのか確認できます.

  ・臨床現場の常識を知ることができる

毎年出題されて受験生を悩ます臨床現場の常識.QB必修では,解説内に「基本事項」「補足事項」「コメント」などとして,執筆者である臨床医の先生たちからの,知っておきたい情報がたくさん掲載されています.

 

  ・過去問+予想問題で,必修ガイドラインを完全カバー

最新111回模試の必修問題全100問を含む,厳選された過去問が収録されています.これらの過去問を徹底的に解くことで必修独特の問題に対応する思考回路「必修脳」が身につきます.

 また,新ガイドラインにも対応したオリジナル予想問題を解くことで,過去問だけでは対応できない部分ももれなくカバーしています.

さらに,103回から毎年出題されている「医学英語」の予想問題も収録されています.1点が合否を分ける必修対策の強い味方となっています.

 

  ・巻頭カラー『医療機器セレクション』で画像問題対策

最近の国試では,医療器具を見て用途を答えさせる問題の出題が目立ちます.このような問題は実習で見逃した場合,ほぼ対策不可能でした.そこで,悩める受験生のために登場したのが,巻頭コンテンツ『医療機器セレクション』.多くの受験生から,これで画像問題も安心,と好評をいただいています.総計180点ものボリュームの『医療機器セレクション』があれば,画像問題対策はバッチリです.

QB必修の詳細はコチラ!

 

 ■『RB必修・禁忌』で知識を総整理

 

  直前対策〜当日まで使える

RB必修・禁忌』では,必修の国試出題基準(ガイドライン)全項目の基本事項をコンパクトにまとめています.カバンにも楽々おさまり,気になる項目をすぐに確認することができます.必修の時間帯直前の休み時間に目を通すだけでも,+1点,+3点が夢ではありません.

  ・第一選択に「1st」アイコン,禁忌に「Don’t」アイコンがついて一目瞭然

「最初にすべき」検査や,「第一選択」となる治療に関しては「1st」アイコンが,禁忌となる内容に関しては,「Don’t」アイコンが付いており,視覚的にも目立つようになっています.「現段階ですべきこと」「次にすべきこと」「してはいけないこと」をはっきり区別して覚えることができるので,必修対策としては最適です.

 

  ・必修で出題された内容がひと目でわかる.赤シートで重要語句を隠せる!

過去に出題された必修問題すべてを徹底的に分析し,実際に「国試で問われた内容」に関しては,下線と国試番号を付記しています.これにより,必修の傾向とポイントが一目瞭然となっています.また,重要語句が赤字になっており,付録の赤シートを用いればインプットとアウトプットが同時に出来ます.

 

・今まで「対策が難しかった」内容まで勉強できる

『QB必修』同様,医師国試必修ガイドラインに準拠しているため,一般・臨床対策ではほとんど触れることのない,「医療に必要な書類」「医療事故対策」などの内容も完全収録されています.さらに,疾患各論では勉強しにくい「主要症候」や「診察と手技」の章も充実させ,主訴から想起すべき疾患や検査,手技でおさえておきたいポイントをまとめています.

 

 

RB必修禁忌の詳細はコチラ

 

いかがでしたでしょうか.

 

QBを解いて,分からなかったことをRBで調べ,RBに書き込み知識を集約する

↓↑

RBで全体像を把握したのち,下線部の国試番号をもとに,実際の過去問をQBで解いてみる

 

という双方向のやりとりがスムーズに行えるのがQB/RB 2冊併用の強みです.

ぜひ試してみてくださいね.

 

さいごに

 はじめにも書きましたが,必修の恐ろしさのひとつが「独特のプレッシャー」.

実際,受験生のなかには「緊張で正答率95%の問題を間違えた」「焦りで,普段ならしないようなミスを連発した」という人がたくさんいます.

「必修は簡単だから…」と思っていると,足元をすくわれかねません.

万全の対策を行い,「自分は必修対策をきちんとしたから大丈夫」という自信をつけて,国試に挑むことが大切です!

 

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