イヤーノート2026 内科・外科編
こんにちは,編集部のUです!
肌寒い日が続き,いよいよ冬の足音がしてきましたね.
冬といえばいよいよ国家試験が近づいてきました!
今日は,『クエスチョン・バンク医師国試』の演習を中心に,直前期を乗り切った先輩の体験談をご紹介します.
ぜひ参考にしてみてくださいね.
K大学 M・Wさん
直前期に何をどのくらい勉強すればよいのか,どういった方針で勉強を進めていけばよいのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか.そんな方々のために私の直前期の勉強法について共有したいと思います.
それぞれの性格や知識の吸収能力に合わせたペース配分の指標となれば嬉しいです!
そもそも私はコツコツQBを解いていタイプで,4年の10月頃から解き始めました.臨床実習は,回っている科の分野別1周目問題を解き,6年からは,間違えた問題の復習も進めていきました.
また,私の大学の卒試は大学オリジナル問題が出題されるタイプだったのですが,卒試の過去問をひたすら解き続けるのが苦手だったこと,国試に繋がる勉強から離れたくなかったことから,卒試勉強の期間もQBは解き続けていました.
こういった形で,post-CC OSCEが終わり直前期に入る頃には回数別5年分は既に1周解き終わっている状態でした.
私が国試に向けて本格的に勉強を始めたのは11月末頃からです.この時期から追い込みを始めるのは早くも遅くもなく普通くらいだと思います.
1ヵ月間勉強以外のことを全くしない怒涛の追い込みができる人以外は,11月中に約2ヶ月分の勉強計画を立てておき,12月から実行できるように準備をしておくのが吉だと思います.
私はまとめノートを作ると,上手に作ろうとしすぎて時間がかかってしまう人間だったので,まとめノートは一切作らずにひたすらQBの演習をし,分からない部分はイヤーノートや病気がみえるで復習するタイプでした.
私と同じような勉強法で,余裕を持って合格するためには回数別10年分が演習数の目安ラインだと思います.私は分野別全問題+回数別10年分+αの演習をして本番に望み,必修9割以上,一般臨床8割後半の成績を取ることができました.
QBの演習量を適度に保ちつつも直前講習・まとめノートなどで全体の復習をする.
ひたすらQBの演習をしながら間違えた問題の復習を繰り返す.演習に飽きたら苦手分野や最新トレンドをまとめた動画(CCC講座など)を見返す.
全ての科目を改めて勉強し直すのは,間に合わないのでやめた方が良いと思いますが,それでも一通り復習しないと不安に感じる人も多いと思います.
そんな人におすすめしたいのがQ-assistの総まとめ講座です.
各科目の国試に出やすい部分,多くの人が正解する部分を落とさないようになるので,さっと復習するにはちょうどよい分量でした.
Tipsオススメの動画視聴法1度通して動画を視聴した後,ラジオ感覚で音声だけ聴く
周りでやっている人はあまりいなかったのですが,講師の先生の解説を耳で聞いただけでもわかる部分→理解できている,頭に入ってこない部分→理解できていない,と自分の復習すべきポイントが見つけられるのでオススメです!

基本的には,自分が必要だと思う講座のみ買えばよいと思いますが,私は見ていない動画から出題されたらどうしようと不安になるタイプだったので,一式購入しました.
直前期は自分の気持ちとの戦いなので,悩んだり不安になる時間はなるべく減したほうが良いと思います.悩む人は,「買ったからには全部やる」という気持ちで思い切って購入してみてはどうでしょうか.
複数の予備校のものをすべて買うのは,見切れなかったり復習できなかったりするので,自分が信頼する予備校1つに絞って購入するべきだと思います.
こちらも基本的には自大学で指定されているもので十分だと思いますが,個人的なオススメは,自分のタイミングで受験できる模試を2週間~1週間前に解くことです.
国試1週間前はみんな勉強に飽きてきてしまう頃ですが,この時期に最後の模試を持ってくることで,この時期にこれだけ取れているなら大丈夫と思える安心材料にできたり,ちょっとギリギリだからあと1週間全力で頑張ろうとやる気に火をつけられたりします.
賛否両論あると思いますがオススメです.
直前期に一番大事なのは,ストレスを溜めないこと,心を安定させることです!
心が不安定なときは集中が続かず,いつもは間違えない問題を間違えたりするものです.私は1日中勉強するのを2ヵ月近く毎日続けることはストレスでしかなかったため,友人と食事に行く,バイトに行く,クリスマスやお正月は全力で楽しむなど適度にリフレッシュしていました.
ただ,勉強をしていないと不安なのも確かなので,1日の最低限のノルマを毎日QB100問と決めて,遊ぶ日でもそれは守るようにし,勉強が0の日がないようにしていました!
ここまで私の勉強法を具体的な数字とともに紹介してきましたが,これはあくまで私の1例です.私よりももっと勉強できる人もいれば,できない人もいると思います.勉強法は人それぞれ違うので,QBの演習量が全てではありません.
まわりと足並みを揃えつつも,自分が達成できる目標を設定し,それを達成し続けていれば確実に成績UPに繋がります.
受験生のみなさんが自分にあった勉強法を見つけて無事に合格できることを祈っています.
いかがでしたか?
気分転換も挟みつつ,自分に合った直前期対策を探してみてください!
(編集部U)