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【総合内科専門医試験体験記 vol.3】QBオンラインの検索機能をフル活用した合格攻略法 

皆さま,こんにちは.メディックメディア編集部です.

総合内科専門医試験は,既に53回実施されていますが,日々の生活と試験勉強を両立するためにどのような対策をすべきか迷う方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は,臨床や教育業務で多忙な日々を過ごしながらも,第53回総合内科専門医試験に合格された先生に,試験対策や勉強法についてお話を伺いました.

総合内科専門医試験に向けて対策を考え始めないと…と思っていらっしゃる先生は,是非参考にしていただければと思います. 

今回お話を伺った先生のご経歴

  • 学生時代:基礎系科目(生理学・生化学など)が得意で,「病気がみえる」全巻や「イヤーノート」,「レビューブック」を愛用していた.
  • 初期研修:大学病院と市中病院で研修を行った.
  • ご専門:内分泌代謝科
  • 保有資格:認定内科医,糖尿病専門医,内分泌代謝科専門医,動脈硬化専門医
  • 総合内科専門医試験受験のきっかけ:医局の先輩方が皆取得されていたことと,認定内科医からの「措置的受験」の期限が迫っていたため

試験までの道のり

①試験勉強について

まずは,半年前から情報収集し,教材の準備を始めました.具体的には,インターネットの掲示板やnoteの合格体験記,出版社のウェブサイトなどを参考に,合格者がどのような教材を使っているかを調べました.調べた結果,特に評判の良かった「QBオンライン内科専門医試験」と「日本内科学会:生涯教育のためのセルフトレーニング問題と解説」を使用することに決めました.

本格的な勉強を開始したのは試験の約3ヵ月前です.「QBオンライン内科専門医試験」の「1周目問題」の全433問を解き始めました.勉強時間は1日1時間あるかないかくらいでした.当直の空き時間などを利用してまとめて問題を解くことも多かったです.当初は2ヵ月で1周する計画でしたが,日々の業務の忙しさもあり,結果的に3ヵ月ほどかかりました.

基本的には夜間に問題集を解いて,そこで間違えた問題や分からなかった知識を単語帳アプリに打ち込んでおきました.そして,翌日の勤務中(外来の合間やちょっとしたスキマ時間)にそのアプリを見返して復習する,というサイクルを繰り返していました.また,単語帳アプリに入りきらない内容は自作の「まとめノート」に書いて見直すようにしていました.この自作の「まとめノート」は,試験前日や当日の朝にも大活躍しました.本格的な勉強を始めた3ヵ月前から作成したもので,具体的な作成方法は以下の通りです.

  • ●ノートにはA4サイズのルーズリーフを使用しました.A4は資料が貼りやすく,ルーズリーフなら後から順番を並び替えて整理できるため,非常に作業がしやすかったです.また,一からノートを作る時間はなかったため,講義動画のスクリーンショットやイヤーノートの要点,ネットで見つけたまとめ資料などを印刷して貼り付け,そこに補足知識やポイントを手書きで書き込みました.
  • ●問題を解いていて,知らない知識や忘れていたことがあれば付箋に書き出し,一旦自作ノートに貼り,まとまった勉強時間がとれた時に領域ごと並べ替えたりしていました.その際,なかなか覚えられない付箋はノートの表紙に貼り直し,試験直前まで何度も見直すようにしていました.

②直前期の勉強法

最後の2週間は,まとまった時間を確保し,追い込みをかけました.まずは他社コンテンツの講義動画を2倍速で一通り視聴.その後,苦手な分野を「QBオンライン内科専門医試験」の検索機能を活用し,テーマごとに集中的に問題を演習しました.特に苦手だった心電図や画像の問題についても,検索機能を活用した反復演習で克服できました.

QBオンライン内科専門医試験の検索機能

③試験本番

前日入りして会場近くのホテルに宿泊しました.前日の夜や当日の朝も,自作の「まとめノート」をひたすら見返して過ごしました.試験当日は,会場に到着すると,別の病院で働く大学時代の同期や知り合いの先生方が多く,さながら同窓会のような和やかな雰囲気があり,必要以上に緊張せず試験に臨むことができました.

試験の対策法

実際に使用した教材やコンテンツのまとめ

試験の感想

本番の試験問題は,「QBオンライン内科専門医試験」に比べてやや素直で,診断さえつけば解けるレベルであり,比較的解きやすかった印象です.「QBオンライン内科専門医試験」には,診断の先にある治療法や治療方針まで解答させる問題が多数収録されています.事前にQBを徹底的に演習しておくことで,本番の試験(特に膠原病分野など)で余裕を持って臨めるようになります.

試験を振り返って

日常的に診ないマイナーな感染症や救急などの専門外の分野も,「出題範囲」と明記されているものについては,決して侮らずに「ちらっとでもテキストに目を通しておくべきだった」というのが大きな反省点です.ここを完全に手つかずにすると手痛い失点に繋がります.また,問題集が数多くあり,どれに取り組むべきか迷うと思いますが,あれこれ手を広げると十分に取り組めなかった教材が気になってしまい不安が残るため,教材は絞って計画的に学習を進めることが大切だと感じました.

また,周囲の受験者の話を聞くと,「『内科専門医』と名前がついているQBオンラインは,『総合内科専門医試験には使えない』と思い込んでいた」という先生が意外にも多くいらっしゃいました.そのため,わざわざネットオークションで過去の古い総合内科用QBを数万円の高値で落札して勉強していたケースもあったようです.実際には現在の『QBオンライン内科専門医試験』は総合内科専門医試験の対策としても非常に有効な教材ですので,これから受験される先生方はぜひ迷わず活用されることをおすすめします.

最後に,30代後半以降の世代にとっては,やはり「電子だけでなく紙のテキストをめくることで進捗や安心感が得られる」という面もあるため,自分の得意な学習スタイル(紙かアプリか)に合わせたスケジュールを,計画的に立てていくことが合格への近道だと思います.

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