
レビューブック 産婦人科 2020-2021
●ざっくりいうと…
・産婦人科は毎年国試で約30問出題がある重要分野
・講義動画×問題演習が王道の対策法
・知識の補強に『レビューブック産婦人科』や『病気がみえる』シリーズも!
「産婦人科の範囲が苦手…」という人は少なくないでしょう.
ですが,産婦人科は国試において重要な科目のひとつです.
毎年国試では,産科婦人科の問題が30問以上出題されます.
114回では産科は21問、婦人科は13問,
合わせて34問の出題がありました(小社基準によるカウント).
循環器(26問),感染症(26問),呼吸器(21問),神経(22問)
などの範囲と比べても出題数が多いことは明らか….
これだけの出題数がある分野ですから,
きちんと対策のための時間を割くようにしましょう.
国試に合格された方々にお話を聞くと,
過去問演習と講義動画を組み合わせる,というのが多数派のようです.
メディックメディアでは産婦人科の対策についても他の分野と同様に
『クエスチョン・バンク』での過去問演習と
「Q-Assist産婦人科」を組み合わせて対策を行うことをオススメします.
学校の講義の副読本として,
『病気がみえる vol.9 産科・乳腺外科』
『病気がみえる vol.10 婦人科』を活用.
イメージがわきにくかった部分もイラストを元に理解を深めましょう.
CBT対策として多くの医学生が活用している「QBオンラインCBT」.
これに『レビューブック産婦人科』をあわせて活用しましょう.
『レビューブック産婦人科』は国試を短文形式でまとめた参考書.
CBTの出題範囲には「C」マークや波線がついているので,
4年生は該当箇所を重点的に読めばOK.
問題演習で学んだこと,
『病気がみえる』シリーズで学んだことなどを『レビューブック産婦人科』にまとめ,
知識を集約していきましょう.
まとめた内容は国試対策でも役立ってきます.
産婦人科の勉強は,
実際に実習で経験する方が,問題集を解くよりも圧倒的に効率的です.
メジャーの内科など,実際に見ていなくても解けてしまう科もありますが,
産婦人科では,検診の器具や使い方,エコーでの胎児評価,腫瘍の画像や治療方針など,
一度自分の目で見て先生に解説してもらえば,
簡単に理解できてしまう内容も多くあります.
そのため,まだ選択実習を決める前の方は,
産婦人科を選択することがオススメ!
そして,
実習に合わせて,講義動画の視聴・問題演習も行いましょう.
産婦人科は今までのプール問題をベースにした問題も多いので,
問題を覚えてしまうくらい何度も解くようにしましょう.
見たことがあるという記憶も本番では強みになります.
解答の暗記によって過去問ベースのひねった問題にも応用が効くようになります.
いつでも見たい時に見直せるように
学んだことは『レビューブック産婦人科』に集約.
苦手な分野は『病気がみえる』シリーズも見直して,
知識を定着させていきます!
このように学習を進めていけば,しっかりと知識が身につき,
産婦人科を得点源にすることができるでしょう.
産婦人科の対策がギリギリになってしまった…という人も
基本的にはQ-Assist×QBの組み合わせがオススメです.
ですが,すべての動画を視聴する時間がとれない場合もあるかと思います.
そんな時は,苦手な分野だけをピックアップして
Q-Assistで苦手分野の講義のみを視聴しましょう.
Q-Assistは項目ごとに分かれていて,
一動画が10分前後と短いので
苦手な項目だけ見たいときに見るのに最適です.
苦手な部分のみを視聴すれば時間の無駄がありません!
苦手分野の知識を整理したら,
QBでの過去問題の演習で知識をさらに定着させていきます.
Q-AssistとQBを組み合わせていけば,
時間は少なくとも産婦人科をマスターすることは可能です!
産婦人科は,過去問演習をしっかりこなせば,
暗記で通用する部分も比較的多いため,
着実に得点できるようになる分野です.
どんなに苦手でも粘り強く勉強していくと
自然と点数が取れてくるはず!
講義動画と問題演習を組み合わせて,
ぜひ産婦人科を得点源にしてください.